ゴアガジャ=「象の洞窟」
デンパサール国際空港から車で約1時間程度、ウブド王宮からは車で15分程度と観光の中心地から比較的近い場所にあるゴアガジャ遺跡。
ゴアガジャは「ゴア=象」、「ガジャ=洞窟」という意味で、第一発見者のオランダ人が巨大な象に見えたためこのように呼ばれることになったそうです。今回は未だ謎が多いこの遺跡に行ってみましょう!
サロンの貸し出しもあり手ぶらでOK!
入り口の前にはお土産物屋が並び、昔ながらのバリ島風木彫りや布、I♡BALIと書かれたトートバックなど典型的なバリ島お土産を取り扱っています。値段はすべて交渉のため、うまくすれば街中よりも安く買うことができるかもしれません。
入場料はRp.15,000(120円程度)。ゴアガジャは遺跡ではありますが、同時にヒンドゥー教の神聖な場所でもあるため、短パンやスカートの場合は、ゴアガジャの敷地内に入る前にサロンを巻く必要があります(無料レンタルあり)。
ゴアガジャは実は未だに謎だらけ!?
この遺跡が発見されたのは1923年と言われていますが、実はなぜこの場所にこの建造物が作られたのかさえ分かっていないとのこと。また、メインとなる洞窟の入り口も象ではなく、守護神の頭や魔女の顔であるという説もあり、未だに謎だらけの場所となっています。確かにギョロっとした大きな目があるので、象には見えないような気も・・・。
いざ口の部分から洞窟に入ってみると、中はかなり暗く、蒸していながらも少しひんやりとする空気が。壁には僧侶が座って瞑想していたと言われる穴がいくつも開いており、とても不思議な空間となっています。現在、洞窟の中にはシバ・ヴィシュヌ・ブラフマーというヒンドゥー教の三大神のモチーフとシバの息子であるガネーシャの像が祀られており、パワースポットとしても有名になっています。
洞窟の前には大きな沐浴場があり、こちらは1950年代の発掘のため保存状態が非常によく、美しいヒンドゥー教の女神をみることができます。全体をゆっくり見ても30分程度で見て回ることができるので、1日で多くのスポットを見たい時にも良さそうですね!
バリ島でパワースポットに行くならこの歴史的遺跡は欠かせない!
今回は未だ謎多き遺跡、ゴアガジャをご紹介しました。個人的には洞窟内の空気がとても不思議で、ここだけでしか感じることのできないもののように思えました。前述の通り、ウブドの中心地から車で15分程度で訪れることができる遺跡なので、ウブド観光の際はみなさんもぜひ一度足を運んでみてください!
ちゃんなる(@CHANNARU44)
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