運河と花に囲まれたオランダのアムステルダムは、世界一ミュージアムが多いと言われています。その規模はヨーロッパで一番ともされており、日中は見どころはたくさん。しかし忘れてはならないのが、夜のアムステルダムです。日中とはまた違った、夜景の美しいアムステルダムをお伝えしたいと思います。
水面に映るアステルダムの夜景
アムステルダムは世界遺産にも登録されています。夕暮れ時、水面に光を映した煌びやかな運河は、人々にロマンチックなムードを与えてくれる素敵な場所です。
優しくロマンチックに輝く「マヘレの跳ね橋」
アムステルダムにある橋の中で最も古くて有名な「マヘレの跳ね橋」。こじんまりとした橋ですが、アムステルダムでは唯一の木造跳ね橋。多くのツーリストが訪れる観光名所です。夜になるとおよそ1,800個のライトでライトアップされ、昼とは違う顔に。ギラギラと輝く派手さはありませんが、優しい光がロマンチックな空間を作り出しています。
アムステルダムの歴史の象徴「ムント塔」
もう一つ、アムステルダムの観光名所でもある、38個の鐘(カリオン)と多角形の形が特徴的な「ムント塔」。名前の由来は、1672年頃にフランスがアムステルダムを侵略した際に、この塔を貨幣鋳造所(Munt)として使われていたことからつけられたとか。現在ではアムステルダムの歴史的シンボルとして愛されています。そんな歴史深いムントの塔も、夜になると街のシンボルタワーとしてひときわ輝き、アムステルダムを美しく彩ってくれます。塔には登れませんが、その心地よい音色と歴史深い建造物は、存在感があります。
ロマンチックなアムステルダムの夜景。その美しさは意外にも知らない人が多く、現地で初めて見て感動する人もいるそうですよ。
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