【アメリカ留学・長期移住に役立つ実用情報】ニューヨークで携帯電話を使いたいときどうする?

Posted by: 青山 沙羅

掲載日: Aug 28th, 2018

アメリカはWiFi大国で、ほぼどこでも無料WiFiあり。地下鉄やバスの路線や運行状況を確認したり、ニューヨークの不案内な場所にも携帯が導いてくれますよ。でも、アメリカで電話を契約するには?プロバイダーはどんなところがあるの?あなたの携帯をそのまま使うには?

【アメリカ留学・長期移住に役立つ実用情報】ニューヨークで携帯電話はどうする?

新しいアメリカでの生活。生活環境が変わる中で、必要なものといえば携帯電話。アメリカはWiFi大国で、ほぼどこでも無料でWiFiが使用出来ます。地下鉄やバスの路線や運行状況を確認したり、ニューヨークの不案内な場所にも携帯が導いてくれますよ。

でも、アメリカで電話を使用するにはどうしたら良いのでしょうか?アメリカで電話を契約するって?プロバイダーはどんなところがあるの?あなたの携帯をそのまま使うには?

アメリカの携帯電話の契約とは

アメリカには多くのプロバイダーがありますが、有名どころとしては、AT&T(エーティーアンドティー), T-Mobile(ティーモバイル), Verizon(ベライゾン), Sprint(スプリント)が主な4社です。契約するには、ソーシャルセキュリティーナンバー(社会保障番号)が必要になり、保持していない場合は保障金(200ドル〜)をデポジット(入金)しなければなりません。

契約の種類

1.2年間契約で月払い(後払い)。途中解約したい場合は違約金として各会社が定める金額(200-300ドル目安)を支払う必要があります。
2.No contract(ノーコントラクト)。契約期間の縛りがなく前払いの月契約。いつでも解約可能。
3.Prepaid(プリペイド)。事前に金額をデポジットしておき、使用した分が差し引かれる。契約期間の縛りがなく、残高がなくなったら補充。

日本語で申し込める携帯電話プラン

英語はイマイチ。日本語で申し込めたら助かる!というあなたには、日本語で申し込める日系の携帯電話会社があります。ニューヨークでは、下記の2社の利用が多いようです。

最安値 月額9.99ドル~ ハナセル【日系】

【アメリカ留学・長期移住に役立つ実用情報】ニューヨークで携帯電話はどうする?
(C)HanaCell 
日系の携帯電話会社で最も安いのが、ハナセル。なんと長期滞在プランの場合、月々9.99ドルからです。

ほかにも、アメリカへの短期旅行者者向けのeSIMや、日本への一時帰国者向けのSIMもあるようです。

コストを抑えたい人向き

長期滞在プランの9.99ドルプランではインターネット利用は不可能ですが、WiFiスポットなら使用可能。とにかくコストを抑えたい人には良いのでは。インターネット付きのプランもあり、テザリング利用も可能です。プランについて詳しくはこちらをご覧下さい。

使用可能な携帯機種をリストしてあり親切

使用可能な機種をリストアップしてあり、親切で分かりやすいです。

●対応可能なiPhone
●対応可能なiPhone以外
●対応可能なiPad、タブレット

全体的に好感を持てるウェブサイトになっています。

ハナセルの申し込み方法

ハナセルの申し込み方法

オンライン https://www.hanacell.com

*店舗なし

店頭で日本語対応 30ドル〜 H2O by KDDI Mobile【日系】

【アメリカ留学・長期移住に役立つ実用情報】ニューヨークで携帯電話はどうする?
(C)www.j-plaza.jp 

インターネットもついて30ドルなのが、H2O by KDDI Mobile

ブックオフの1階奥にあり、日本人スタッフが常駐

ミッドタウンにあるブックオフの1階奥に店舗があるので、その場で日本語で申し込めます。プランについて詳しくはこちらをご覧下さい。

周波数の合う携帯電話でないと切り替えられない

筆者が店舗を訪れると、女性スタッフが「手持ちの携帯電話の場合、周波数の合う携帯電話でないと切り替えられない、申し込み後持参の携帯電話が使用不可能でも返金しない」とのこと。例えば、iphoneならどのバージョンが可能ですか?と聞いてみても、周波数を調べろの一点張り。もう少し分かりやすく柔軟な接客を期待したいもの。

利用可能な機種

・UMTS, HSPA, HSPA+対応(周波数850/1900)、LTE対応(周波数バンド2,4,5,17) のSIMロックフリーのスマートフォン、または携帯電話。
・LTEデータ対応周波数は以下のとおり。
1900MHz(Band2), AWS(Band4), 850MHz(Band5), 700bMHz(Band17)

【ご注意】 ・お客さまご自身でご準備いただいたスマートフォンまたは携帯電話の対応周波数詳細は、メーカーにご確認をお願いいたします。
また、ご準備いただいた機種の動作保証は行っておりません。

参照 H2O by KDDI Mobile利用ガイド

テザリング不可能なため、テザリングの使用を希望する人には不向き。

H2O by KDDI Mobileの申し込み方法

H2O by KDDI Mobileの申し込み方法

1.Email
申し込み専用Email:info@j-plaza.jp
http://www.j-plaza.jp/アメリカの携帯電話SIM/apply.html

2.店頭
J-Plaza Bookoff店(h2o by KDDI Mobile 正規販売代理店)
1階最奥手右に専門カウンター
49 W 45th Street New York, NY
営業時間:月〜日 午前11時〜午後7時
電話番号:212-725-1730

英語が多少分かるなら、日本のプロバイダーにこだわる必要はない

【アメリカ留学・長期移住に役立つ実用情報】ニューヨークで携帯電話はどうする?

日本語での申し込みにこだわらないあなたは、米系の格安携帯電話も視野に入れてみましょう。有名どころではありませんが、各社お得なプランが出ています。各社が買いとっているAT&T(エーティーアンドティー), T-Mobile(ティーモバイル), Verizon(ベライゾン)などの回線を使用しているので、電話が繋がりにくいということはありません。

契約期間の縛りなし。1ヶ月ごとの契約

【アメリカ留学・長期移住に役立つ実用情報】ニューヨークで携帯電話はどうする?
(C) 2018 NoContractCellular.org

2年契約の縛りがない、前払いタイプ(No Contract)のプランを比較するサイトが分かりやすかったです。各社の最安値プラン、特徴、提供内容が記され、各プロバイダーの長所、短所も記されていました。

(C) Total Wireless

契約内容を見て、プロバイダーのレビューをざっと読んだ中で、筆者が選んだのはTotal Wirelessの通話とテキスト無制限、インターネット(5GB)で35ドルのプラン。プランについて詳しくはこちらをご覧ください。

クーポンコードで割引!

しかも親切なことに、レビューのページにはディスカウントのクーポンコードまで付いています。もし、クーポンコードの有効期限が過ぎていた場合には、プロバイダー名とdiscount couponでググると色々出てきます。筆者はOffers.com で入手し、40%オフでした(有効期限2018年7月まで)。割引率は時期によって異なります。

Total WirelessはiPhoneも最安値

【アメリカ留学・長期移住に役立つ実用情報】ニューヨークで携帯電話はどうする?
(C) Total Wireless

【アメリカ留学・長期移住に役立つ実用情報】ニューヨークで携帯電話はどうする?
(C) Total Wireless

Total Wirelessは、筆者が見た中でiPhoneも最安値。さらにクーポンを使い、筆者はアイフォン(新品)を40%オフで入手。安いプランでインターネット5GBはかなり太っ腹。筆者が選んだプロバイダーはメキシコ系のプロバイダーで、メキシコの人たちは音楽と動画(映画やスカイプ)を頻繁に利用するため、データ量が多いのだと思います。オンラインで申し込み、クレジットカード払い。携帯電話とプラン(契約番号のついたカード)は、3日以内に送料無料で届きました。現在は問題なく動作しています。米系プロバイダーからの電話番号の移行も当日内に出来ました。

あなたの納得のいくプランをどうぞ

【アメリカ留学・長期移住に役立つ実用情報】ニューヨークで携帯電話はどうする?

正直筆者は携帯電話に詳しくないので、技術的なことはご説明出来ませんが、ニューヨークの携帯事情を経験を元にお伝えしました。家電量販店のBest Buyや各プロバイダーの店舗にも足を運んだ結果、携帯電話の購入およびプランの申し込みはオンラインが最も安く感じました。日本の携帯電話をそのまま使用したい場合は、各社のサイトにてご確認ください。あなたの納得のいくプランが見つかると良いですね。

[Photos by shutterstock.com]

留学や移住に役立つ情報なら、過去記事『日本では簡単に手に入る、ニューヨークで恋しくなったもの10選【海外移住】』『海外移住してから気づいた日本のよいものベスト10〜NY在住者が実感!〜』も合わせてどうぞ!

PROFILE

青山 沙羅

sara-aoyama ライター

はじめて訪れた瞬間から、NYに一目惚れ。恋い焦がれた末、幾年月を経て、ついには上陸。旅の重要ポイントは、その土地の安くて美味しいものを食すこと。特技は、早寝早起き早メシ。人生のモットーは、『やられたら、やり返せ』。プロ・フォトグラファーの夫とNY在住。

はじめて訪れた瞬間から、NYに一目惚れ。恋い焦がれた末、幾年月を経て、ついには上陸。旅の重要ポイントは、その土地の安くて美味しいものを食すこと。特技は、早寝早起き早メシ。人生のモットーは、『やられたら、やり返せ』。プロ・フォトグラファーの夫とNY在住。

SHARE

  • Facebook