大阪の交野市に日本最大級の吊り橋があります。その名も、星のブランコ。可愛らしくて、ロマンチックなネーミングです。交野市には七夕の伝説があり、星ふる里のシンボルという意味が込められているのだそうです。星のブランコをレポートします。
ほしだ園地にある星のブランコ
星のブランコは「ほしだ園地」という自然公園内にあります。そのためハイキングルートを歩きます。普段、ハイキングを全くしない筆者ではありますが、ほしだ園地のハイキングルートは、階段が多いにもかからず、程よい長さで気持ちよく歩くことができました。訪れた日は真夏日だったのですが、山の中は涼しく感じられたほどです。
星のブランコを渡ります
階段道を15分ほど歩くと、星のブランコに辿り着きました。思ったよりも、かなり大きい吊り橋です。サイトによると、「星のブランコは、標高180m、全長280m、最大地上高50mの木床版吊り橋で、人道吊り橋としては全国的にも最大級の規模」とのこと。
実際星のブランコを渡ってみると、足を進めるにつれて、吊り橋が揺れるのが感じられます。ゆーらゆら、まるでブランコのよう。また足元を見ると、かなりの高さに橋があるのがわかるのです。高所恐怖症の筆者は、橋を渡っている間、ハラハラ、ドキドキしっぱなしでした。
しかし、橋からは美しい山一面の景色を眺めることができます。一瞬橋の怖さを忘れるほどの、美しい風景。紅葉の時期は、木々が赤や黄色に色づき、なかなかの絶景を見ることができるのではないかと思います。
展望スポットに着きました
星のブランコを渡り、15分ほど歩くと、展望スポットがあります。ここからは、枚方の街を眺めることができます。しばし時間を忘れて景色を眺めてしまいました。
星のブランコという可愛いネーミングからは想像できない、スリルのある吊り橋。ハラハラ、ドキドキしながら、絶景を楽しんでみませんか。
[All photos by Nanako Kitagawa]
参考
[大阪府民の森]