2月の旧正月を祝う一環として、台湾の主要都市ではランタンフェスティバルを開催。台北・台中・台南を旅しながら、各地の見どころを現地からリポートします!第一弾は、最先端技術を駆使した「台北編」をお届け。歴史香る「北門」から、若者の街「西門町」まで・・・今宵、台北の街が光り輝く!
今年の目玉イベントは、最先端技術を駆使したショー
「パリに凱旋門があるなら、台北に北門あり」。この街の新たなランドマークとも呼ばれる北門こと「承恩門」は、今はなき「台北城」の門の1つ。中でも北門は、清の時代当時の姿を留める唯一の門として、史跡に登録されています。そんな貴重な歴史的建造物にプロジェクションマッピングを投影。「情緒あふれる古都」 x 「プロジェクションマッピング」のコラボレーションが見どころです。
華麗な映像に合わせて流れるのはジャズミュージック。大人の雰囲気に酔いしれる台北の夜、粋ですね。
7分間のショーの終わりにはエンドクレジットまで出るという・・・映画さながらの本格的な仕上がり。
続いてご紹介するのはロボットショー。静止していたロボットたち、曲が流れると同時に彼らの表情が変わり始めます。舞い踊るかのごとくリズムに合わせ光を放つその姿が、なんとも愛らしい。
台湾の渋谷こと「西門町」、若者で活気をみせるこのエリアもいつも以上に盛り上がっていましたよ。メインイベントは「きらきら光る豚ちゃんの仮装ショー」。550万画素のLEDスクリーンには、お洒落に装いを変えるブタちゃんの姿が映し出されます。世界的に有名なDJ「RayRay」さん作曲のテーマソングが、より一層クールに演出!
プチテーマパークと化す台北
ランタンフェスティバル中の期間限定で、観覧車とメリーゴーランドを特別運行。お子様連れのファミリーで賑わい見せています。
日本の今年の干支は「イノシシ」ですが、台湾では「ブタ」。それに因んで可愛いブタさんのオブジェが会場のあちらこちらに飾られています。キラキラ光るアーチには、”提灯” と “ピンクのブタ”が浮かんでいてとってもキュート!
世界とつながる台湾
世界中から注目を集めるこのフェスティバル。日本をはじめアメリカ・イギリス・タイ・韓国など・・・様々な国際チームが出展しています。(写真は上海ブース)
今年、「東京ディズニーランド」も初参加。パレードカーの前ではディズニーファンも大興奮!記念写真を撮る人々が長い行列を作ります。
台北ランタンフェスティバル 2019。テーマは「夢」と「心」
飾られる巨大ランタンはどれも芸術的な作品ばかり。これまでのランタンのイメージを覆すような、斬新なデザインに圧倒されてしまいます。「台北101」ビルを始めとし、この街を象徴する観光スポットも多数登場!今年のテーマである、「夢」と「心」がつまった素敵なイベントをご紹介しました。次回は、”おいしい台中編”をお届けします!
*今年の台北ランタンフェスティバルは、終了いたしました。
[All photos by Ai Kaneko]
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