サイクリストの聖地、しまなみ海道
全国のサイクリストたちが、ここに集まってくるという聖地、しまなみ海道。絶景を見ながらサイクリングできるという最高に気持ちの良い場所なんです。サイクリストでなくても、一度は行ってみたくなるのではないでしょうか。
全長4kmのしまなみ海道を渡り、大島に入ると亀老山展望公園があります。展望台からはしまなみ海道が一望できるという、絶好の展望スポット。こちらはトリップアドバイザーの「旅好きが選ぶ!日本の展望スポット ランキング 2017」2位に選ばれています。
亀老山展望公園には、建築家の隈研吾氏が手がけた展望台があります。こちらの展望台は、山のふもとから見た時に、展望台が見えない造り。山頂に埋め込むかたちの設計になっているんだとか。
この日は少し曇り空だったのが残念ですが、この展望台から、橋の向こう側に沈む夕日を見ることができます。夕日が沈むタイミングで訪れてみるのも良さそうですね。また、夜はライトアップされた橋を見ることもできますよ。
亀老山展望公園へのアクセスは、レンタカーか自転車で。山の上にあるので、自転車で登るのはなかなか大変です。eバイクという電動自転車であれば、比較的楽に登れるということですが、普段自転車に乗りなれていない方にはハードルが高そうです。レンタカーで行かれることをおすすめします。せっかくしまなみ海道に来たのであれば、展望台からのパノラマビューを楽しみたいですよね。
https://www.iyokannet.jp/spot/191
〒794-2114 愛媛県今治市吉海町名
TEL:0897-84-2111
営業時間:24時間入園自由
休日:年中無休
料金:入園無料
所要観光時間:40分
駐車場:有(普通車18台・大型6台)・無料
自転車タクシーで今治の町を散策
本格的なサイクリングには自信がないけど、サイクリングの爽快感を味わってみたい!という方には、自転車タクシーがおすすめ。東南アジアではシクロと言う乗り物が一般に利用されていますが、それと同じようなイメージで今治の町をめぐることができます。自転車タクシーは「シクロの家」で予約!カラフルな看板が目印です。
自転車タクシーは、今治の魅力が満喫できる3コースから選べます。
●今治城周遊コース 所要時間30分/料金1,000円(1名あたり)
●今治建築巡りコース 所要時間30分/料金1,000円(1名あたり)
●しまなみ海道体験コース 所要時間2時間/料金2,000円(1名あたり)
※事前予約が必要です。
※自転車タクシーの店員は2名まで。おひとりさまの利用も可能。
※しまなみ海道体験コースはしまなみ海道は渡りません。
シクロの家では、自転車タクシーを楽しむだけではなく、旅の起点として今から旅に出る人、旅から帰ってきた人が集まる場として、情報交換ができるのも大きな魅力。15時~22時の間はカフェとして利用もできるので、昼間はコーヒー、夜はビールを飲みながら旅の情報収集をしてみては。
ゲストハウスとして格安で宿泊もできますよ。ドミトリーは1名2,900円で女性専用ルームもあります。個室であれば、2名用のお部屋が1部屋6,800円で利用可能。
〒794-0028 愛媛県今治市北宝来町1丁目1-12
TEL:0898-35-4496(7:00~12:00・15:00~23:00)
HP :http://www.cyclonoie.com/
地元の台所、お土産探しにも!JAおちいまばり「さいさいきて屋」
直売所、カフェ、食堂がそろう「さいさいきて屋」。全国のJAで3番目の売上というから驚きです。直売所は季節を問わず新鮮なお肉や野菜がずらり。肉、魚介、野菜類など、地元今治産にこだわっています。瀬戸内の温暖な気候のおかげもあり、直売所では一年を通して野菜が充実しているのだそう。
パッと目を惹く商品のPOPは、木原店長自らが作っているのだとか。木原店長、特に書道を習っていたわけでもないそうですが、この味のある文字にセンスを感じます。
直売所では何が売れているのか?との質問に、意外だったのが「切り花」。仏壇やお墓に飾る「シキビ」がよく売れているそうです。あとは柑橘類。訪れたこの日も、甘平、はるみ、せとかといった柑橘系くだものが並んでいましたよ。地元の方曰く、普通に買うと高い甘平も、さいさいきて屋の直売所ではお安く買えるのでありがたいのだそう。
食堂やカフェでは、朝に出た新鮮な野菜や果物を使って作られた食事を味わうことができます。農協職員の方が作っているのだそう。今治で作られた新鮮な食材を使っているので、身体にも良くて美味しい。安心して食べられて、身体にも優しいごはんが、地元の方たちにも好評なんだとか。
カフェでは、今治で作ったいちごがこのようにステキなケーキに大変身。次から次へとお客さんが訪れます。モーニングやケーキのセットメニューでティータイムも過ごせます。
〒794-0840 愛媛県今治市中寺279-1
TEL:0898-33-3131
営業時間 :9時~18時
休業日:1月1日~1月3日
HP:https://www.ja-ochiima.or.jp/saisai/sub/shop.html
タオルといえばやっぱり今治タオルでしょう
今やすっかり有名な今治タオル。佐藤可士和さんがブランディングを手がけて以降、今治タオルの認知度がアップしました。その今治タオルの本店が、今治市内にあります。2017年4月にリニューアルされたという店舗には、「今治タオルLAB」も。今治タオルLABでは、タオルへの興味や関心が深まる展示もあって楽しめます。
店内には、今治タオルの象徴となるブランドロゴの色合いからなる、「佐藤可士和デザインロゴアートタオル」も販売されています。
店内のディスプレイも、今治タオルのブランドロゴの色合いを意識したものになっています
3月9日(土)には、今治タオル本店に併設されたカフェ「imabari towel CAFÉ」がオープン。店内は白木を基調とした、シンプルであたたかみのあるデザインです。今治タオルのブランディングを手がけたクリエイティブ・ディレクターの佐藤可士和さん率いるSAMURAIが担当しました。コーヒー(セルフサービス)は1杯100円。お買い物途中にほっと一息つく場所として、ビジネスの打ち合せや休憩など、誰でも自由に利用できるスペースとして開放されています。
今治タオル本店前にあるパネル。今治市のブランドイメージを発信するロゴマークとキャッチコピーも、クリエイティブ・ディレクターの佐藤可士和さんが総合監修しました。今治市の至るところで、こちらのロゴマークを見ることができますよ。
https://www.imabaritowel.jp/lab
〒794-0033 愛媛県今治市東門町5丁目14番3号
TEL:0898-34-3486
営業時間:9:00 ~ 18:00
休業日:年末年始を除き、年中無休
元日本代表監督の岡田氏が代表。Jリーグ加入を目指すFC今治
今治にはサッカーチームもあります。元日本代表監督を務めた、岡田武史氏が代表を務めるFC今治です。FC今治は2017年にJFLに加入し、Jリーグ加入を目指しているチーム。2019年は3月24日に開幕戦を控え、勝ち点60を取って優勝したいと岡田会長は闘志に燃えています。今シーズンの成績が楽しみですね。
岡田会長と佐藤可士和氏
そんな岡田会長は、今治に来て早4年。今治の魅力について、「人間性を取り戻す」場所だとおっしゃっています。今治は海、島、沢、山と最高のフィールドがそろう町。都会に疲れていた人はもちろん、みんながここに来て、本来人間がもっている意識が蘇り、回復し、元気になって帰っていける場所だといいます。日常に少し疲れを感じてしまったら、自分を取り戻すために旅に出るというのもまたいいものですね。そんな旅先に、今治を選んでみてはいかがでしょうか。旅の終わりには、幸せと元気をもらえているかもしれません。
設立年月日 2012年2月1日
FC今治は、瀬戸内海沿岸に面する愛媛県北東部の今治市に所在しており、1976年に設立した「大西サッカークラブ」を前身とし、2012年に現在のクラブ名となる。2025年までにJ1で優勝争いを行うチームとなり、日本代表への選手の輩出や、人々に夢・勇気・希望・感動・笑顔をもたらす事を目標とし、2015年からの活動を「Re:START Change the world from Imabari」と銘打ち、更なる躍進を目指す。
HP:http://www.fcimabari.com/
今治といえばバリィさんもいますよ。
ますます盛り上がりを見せる今治、ぜひ訪れてみてください。
[All Photos by Chika]
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