【ご当地】高崎駅弁 だるまサン(3)弁当とは?
取材旅行の帰り、群馬県の高崎駅で気になるものを発見!
駅弁屋 上州2号店
だるまサン(3)弁当なる駅弁です。「復古だるま弁当(税込1650円)」「だるま弁当(税込1080円)」「ハローキティのだるま弁当(税込1080円)」の3種類。復古だるまは随分お値段がはるなあと思ったら、弁当箱を瀬戸物にした平成版の復古弁当なのだそうです。
ショーケースには他にも、「上州牛肉弁当」や「あったか焼き豚チャーシュー弁当」など、おいしそうな駅弁がずらり。
「峠の釜めし」もあります。
でもやっぱり気になるのは、真っ赤に輝く「だるま弁当」です。残り1個という売れ行きにもひかれます。
実はこのだるま弁当、販売開始はなんと昭和35年。高崎市郊外の少林山達磨寺で開催される「だるま市」にあやかって駅弁の容器に取り入れたのがこの「だるま弁当」だそうです。容器は瀬戸物からプラスチック製の赤い容器へと時代とともに変わっていきました。プラスチックだと持ち運びが軽くて便利で、衛生的ですよね。
駅弁屋 上州3号店
ちなみに、構内コンコースにある「駅弁屋 上州2号店」では残り1個だっただるま弁当ですが、改札内の「駅弁屋 上州3号店」ではまだまだ在庫がありました(筆者が購入したのは、週末の15:30頃です)。
可愛いだけじゃない!中身もおいしいんです
新幹線の座席に落ち着いたら、早速だるま弁当をいただいてみましょう。
ドキドキしながら開けてみると・・・
うーんおいしそう!茶飯の上に、色とりどりのお惣菜が並んでいます。自然の恵みを活かした、手作りの味だそうです。
まずはプルプルの赤こんにゃくを。こちらはあっさり目の味付け、黒こんにゃくはちょっと濃いめの甘辛味でした。
醤油味で炊いた茶飯もほどよい味付けで、箸がすすみます。コリコリとした山くらげや、やわらやかな山菜きのこ煮もおいしい。栗や花豆煮の甘さはいい箸休めになります。ほかにも、穂先竹の子煮、椎茸煮、コールドチキン、小ナス漬け、山ごぼうなどが楽しめますよ。
鶏八幡巻は上品な味で、このお弁当のハイライトともいうべき存在。小ぶりながらバランスよく、滋味深く、とっても満足度の高いだるま弁当なのでした。
あっという間に完食。ごちそうさまでした!容器は食後、貯金箱として利用できるそうですよ。
賞味期限 当日中(25℃以下で保存)
http://www.takaben.co.jp/shop/nre.html
駅弁屋 上州1号売店 JR高崎駅構内コンコース
営業時間 6:30~21:00(年中無休)
駅弁屋 上州2号売店 JR高崎駅改札内
営業時間 7:00~20:30(年中無休)
駅弁屋 上州3号売店 JR高崎駅新幹線改札内
営業時間 6:30~20:30(年中無休)
販売場所は高崎駅、横川SA(上信越自動車道・下り線)のほか、高崎弁当株式会社本社や東京駅、上野駅、大宮駅など。
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