「ブロワイエ・デュ・ポワトゥー」はフランスの郷土菓子。ポワトゥー・シャラント地方で作られる、バターたっぷりのリッチで巨大なクッキーです。
人が集まるときには欠かせないお菓子
ブロワイエとは「砕く」という意味。げんこつや木槌で真ん中から砕き、みんなで囲んでわけあっていただきます。現地では家族団らんやパーティーにかかせないもの。地域や家庭により、ナッツをまぶしたり、リキュールで香りづけしたり、アンジェリック(ハーブの1種)の砂糖漬けを練りこんだり、それぞれの特色が出ます。
老舗店「ゴリブール」のブロワイエ(直径24cm/12.5ユーロ)は、まるでピザのようですね。そしてブロワイエのおいしさの決め手となるのが、地元産のAOC発酵バター。日本でも有名な高級バター「エシレ」の故郷、エシレ村もこの地方にあるんですよ。
パーティーや帰省シーズンに!
丸の内ブリックスクエア内の「エシレ・メゾン デュ ブール」でもエシレバターを使ったブロワイエが手に入ります。
「ブロワイエ・デュ・ポワトゥー(800円 1,134円※2023年12月20日追記)」。直径15cmとブロワイエの中では少し小ぶりではありますが、初めて見る人はその大きさにびっくりすると思います。ざくっとした触感とバターの香りがこうばしく、さすがエシレという感じ。
年末の集まりごとや帰省のとき、そのいわれとともにみんなで楽しむには、ぴったりの手土産ですね。