成田からの深夜便ならイスタンブールに早朝着
ターキッシュエアラインズ53便は、21:25に成田を出発して、朝の3:25にイスタンブールに到着します。到着した日を丸々一日使えるのは効率的です。フライトは12時間、時差は6時間です。
離陸後の食事
離陸後、飛行機が安定した高度に達した23:00ごろの遅めの晩ごはんのメニューがこちら。
• きゅうりとヨーグルトのサラダ
• スチームサーモンとスズキのタラゴンソース掛け 赤大根/インゲン/ポテトピューレ 又は、鶏むね肉のグリル、ペンネ トマトソース、ズッキーニのソテー
• カラメルプリン
前菜の鶏むね肉はしっとり、ダイスに切った茄子の付け合わせも合う冷製です。茄子はトルコ料理の前菜「メッゼ」の一つ。きゅうりとヨーグルトのサラダもトルコ料理。旅心が高まります。
メインは、鶏むね肉のグリルを選ぶとチキンが続くことになるので、サーモンとスズキを選びました。タラゴンが入ったあっさりとしたクリーム系のソースが魚の旨味を引き立てます。ポテトのピューレと一緒に食べてもいけます。付け合わせの野菜がしっかりあって嬉しく感じました。
デザートのカラメルプリンは、しっかりとした固めのプリンで満足感があります。
ビールはトルコのEFESも選べます。日本時間なら夜も更けた頃、しっかりと食事をとった後は眠るだけです。
到着前の食事
着陸前の食事です。和食か洋食を選択できますが、洋食のほうはオムレツなど一般的な洋食メニューなので、和食にしました。
• きんぴら
• 焼きカレイ、ゆかりご飯、銀飴ソース、厚焼き玉子、焼き豆腐、和風野菜
日本で調理された和食はやっぱり安定のおいしいさ。これから数日はなかなか本格的な和食は食べれないと思われるので、しっかり食べておきます。
往復便共に、エンターテイメントシステムでは生放送の番組も見ることができます。ちょうどこの食事の頃には、NHKの朝のニュースを見ることができました。
イスタンブール新空港から成田へも夜便で
イスタンブールから成田への帰国便、ターキッシュエアラインズ52便は、夜1:40出発。イスタンブール市内でゆっくりディナーを楽しんでからでも余裕です。成田到着は19:10ですかから、帰った日は家でゆっくりと眠ることができます。
昨年12月に開港したイスタンブール新空港は、今後も2030年まで工事が続けられて、完成すれば年間20億人が利用する世界最大規模のハブ空港になります。未完成とはいえご安心を。ヨーロッパへの乗り換え便で利用する方も多いと思いますが、現状でもかなりの充実度です。数多くのショップにレストラン、仮眠コーナー、スパもあります。
離陸後の食事
離陸してしばらく、トルコ時間で朝の3時ごろの食事です。日本なら朝の9:00くらい。イスタンブールでしっかり晩ごはんを食べてから時間が経っているのでおなかは空いているような、でも眠いような。それに日本時間で朝ごはんと思うにはメニューがしっかり目ということで、あまり考えないほうがよさそうです。
グリルチキンとマカロニチーズから選ぶならチキンかなということで選びました。
• トマト、キュウリ、レタスの サラダ
• 鶏むね肉のフレッシュハーブグリル、ラタトゥイユのソテー、ポテトムース
• バナナヌガー
ひよこ豆のペースト「フムス」はやっぱり中東のソウルフード。しっかりした量です。ただ、後でおなかにガスが溜まりやすいので要注意。サラダはいたって普通です。
ボリュームがあってもチキンは胸肉だし、野菜もたっぷり獲れてヘルシーな印象。一方バナナヌガーはしっかり甘く、カロリーのほうもしっかりありそうです。
やはり食べたら、すぐに眠りについてしまいました。
到着前の食事
眠ったり起きたり、映画を見てまた寝たり。そうこうしているうちに間もなく成田到着。日本時間なら夕方17:00過ぎの食事です。
トルコの肉料理か、茄子とペンネのトマトソースのチョイスですが、やっぱり最後にトルコ料理を食べることにしました。
• フレッシュなガーデンサラダ、オリーブオイルとレモンのドレッシング
• トルコの牛ひき肉のグリル、トスカーナの野菜、バターライス
• コーヒーのムース
爽やかなヨーグルトにサラダは、やっぱり体調を整えてくれるように感じます。メインの料理はトルコでは「キョフテ」と呼ばれるもので、国民的な伝統料理。焼き目もおいしそうについていました。
コーヒームースはエアリーですが、しっかりと甘くたっぷりの量。これで、早めに夕食を食べて、デザートも心ゆくまで楽しんだという感じです。これならこの日の夕食はもういらないかもしれません。
まとめ|全体的にレベルが高い!
メニューは、内容もクオリティーもなかなかでした。特に成田発便の和食、イスタンブール発便のトルコ料理はおいしさも満足度もかなり高いと思います。
ただ、前菜とメインの食材が同じだったり、デザートに甘いヌガーとムースといった煮たものが続いたりと、ちょっと残念な部分もあります。でも、エコノミークラスなら贅沢な望みといったレベルかもしれませんね。
[All photos by Atsushi Ishiguro]