「恋人の聖地サテライト」に選定された、蔵王ロープウェイ<山形市蔵王温泉>
NPO法人地域活性化支援センターにより「恋人の聖地サテライト」に選定された「蔵王ロープウェイ」。山頂から山裾にかけて順に色づく紅葉は、黄色、橙、赤、煉瓦色と美しいグラデーションを描き、圧倒される美しさ。ロープウェイの上空で、紅葉の世界に浸れます。ロマンチックな空中散歩になりそうですね。
【紅葉時期】例年10月中旬
【住所】〒990-2301 山形県山形市蔵王温泉三度川229ー3
【運行時間】8:30〜17:00
【乗車料金】地蔵山頂駅行き 大人1,500円
樹氷高原駅行き 大人800円
【公式サイト】蔵王温泉観光協会 http://www.zao-spa.or.jp
蔵王ロープウェイ http://zaoropeway.co.jp/zao/autumn/
心の文字を象った池に映る赤い影、もみじ公園<山形市東原町>
「もみじ公園」は、元々は真言宗「宝幢寺(ほうどうじ)」の庭園。山形城主 松平忠弘が江戸の庭師と共に、山形城の本丸庭園の余石と吉野のもみじを用いて、自ら作庭したと伝えられています。「もみじ公園」の名が示すように、真っ赤にもみじが色づく、山形市内有数の紅葉の名所。池泉回遊式の日本庭園で、心の文字を象った心字池には、もみじが赤い影を落とし、訪れる人を魅了します。町中にありアクセスしやすく、入場無料なのも人気のポイント。
【紅葉時期】例年11月上旬~11月中旬
【住所】〒990-0034 山形県山形市東原町2丁目16−7
【入園料】入園無料
【紅葉ライトアップ】2019年10月1日(火)~11月30日(土) 夕刻~22:00(予定)
【公式サイト】山形市観光協会
http://www.kankou.yamagata.yamagata.jp/db/cgi-bin/search/search.cgi?panel=detail&d01=887
煩悩を浄化する石段がある、山寺<山形市大字山寺>
松尾芭蕉が句を詠んだ
岩肌の絶壁に建てられた天台宗「山寺(宝珠山立石寺)」は、860年に清和天皇の勅願により慈覚大師が建立。「閑(しずか)さや、岩にしみ入る蝉の声」は、夏に山寺(宝珠山立石寺)を訪れた松尾芭蕉の句で、実際に句碑があります。紅葉時には山寺全山がカエデに包まれ、古い山寺にカエデの赤が華やぎを添えます。
煩悩なしに見る、山頂からの眺め
山門から登って行く途中で「姥堂」があり、ここから下は地獄、ここから上が極楽という浄土口。一つ一つ登ることによって、欲望や汚れを浄化させて行く石段。登り切った時に、私たちの煩悩は消えているのでしょうか。
「宝珠山ライトアップ・光のロード」は、2019年10月27日(日)~11月10日(日)予定。暗闇に浮かぶお寺は、神秘的な雰囲気が漂います。
【紅葉時期】例年10月下旬〜11月上旬
【住所】〒999-3301 山形県山形市大字山寺4456−1
【拝観料金】大人 300円
【紅葉ライトアップ】2019年10月27日(日)~11月10日(日)
17:00~21:00 (予定)夜間入山禁止のため、寺内では見られません。
【公式サイト】山寺観光協会 https://www.yamaderakankou.com
秋を装った山々が連なる、山形県の紅葉の絶景。ぜひ見に訪れたいものです。
注意:記事掲載の情報は、2019年9月10日現在のものになりますので、実際の紅葉の状況やイベントなど詳細につきましては、各観光協会や施設に直接お問い合わせください。