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年々盛り上がりが増す日本のハロウィンイベント
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日本でもすっかり定着した「ハロウィン」。最近では10月下旬になると、日本各地でハロウィンをテーマにしたイベントが開催されています。特に東京・渋谷の仮装パレードには例年人が集まって相当なお祭りムードに。参加したことはなくても、報道などで見たことがある人も多いのでは?
本当は仮装がメインではなかった!?ハロウィン文化
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「ハロウィン」の起源は、古代ケルト人の儀式にまで遡るほど歴史が深いそうです。11月1日を新年としていた古代ケルト人にとって大晦日にあたる10月31日は、亡くなった人の魂が家族に会いに来ると考えられていたそう。日本のお盆みたいですね。その時に一緒についてくると信じられていた悪霊が、農作物や子どもに悪さをするので、仮装して悪霊を驚かせて追い払っていたと伝えられています。
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その後キリスト教の行事として伝わり、英語圏の国々を中心に10月31日に子どもたちが仮装して近所の家をまわり、お菓子をもらうというイベント的な要素が広がっていきました。
日本でのハロウィン・トレンド
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日本では、キディランド原宿店が1970年にハロウィンの関連グッズを販売し始めたという記録が残っているそうで、1983年にはプロモーションの一環として原宿表参道でパレードが開催されました。以降、テーマパークでのハロウィンイベントやお菓子メーカーのハロウィンパッケージなどが販売され始め、定着していった日本の「ハロウィン」。コスプレ文化の色濃い日本では、仮装の部分が特にフィーチャーされ、日本独自の要素が取り入れられて広まってきているようです。
今年のハロウィンはどう過ごす?
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仮装パレードをメインに浸透してきた日本でのハロウィンですが、過ごし方も変化が出てきているようですよ。インターネットショッピングサイト「楽天市場」が実施した「2019年ハロウィンに関する意識調査」によると、今年のハロウィンは自宅や友人宅などの「イエナカ」で過ごすと回答した人が67.5%となったそうです。
年代別に見ると、大学生の38.1%とオトナの38.2%が「外に出てのハロウィンのイメージが良くない」と回答。「ママ」層や「オトナ」層では約半数が「家の中で過ごした方が自分の好きなようにハロウィンを楽しめる」と回答しています。
調査期間: 2019年8月7日(水)
調査方法: インターネット調査
調査対象: 今年のハロウィンに参加予定がある、18~49歳の男女 計600名
割付
1. 大学生(18歳~23歳)男女200名
2. ママ(30代~40代のママ)女性200名
3. オトナ(30代~40代の独身男女)男女200名
※性別および年代均等割り付け調査機関: 楽天インサイト
調査主体: 楽天市場
詳細: https://event.rakuten.co.jp/halloween/special/scene/
※ 上記サイトでは、家の中でも外でもハロウィンを楽しめるようなコスチュームをはじめ、ハロウィン気分を盛り上げるデコレーショングッズやスイーツなどの、さまざまなハロウィン関連商品の特集をしています。
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仮装パレードが特にフィーチャーされる日本でのハロウィン、今年も各地でイベントが予定されているようですが、楽しみ方は人それぞれ。美味しいものを食べながら、家族や気の合う仲間と家で自分流のハロウィンを過ごすのも一つのアイディアかもしれませんね。
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