備長炭で焼かれた干物のおいしい香りが、箱根の街を包み込む!?【喜之助】

Posted by: わたなべ たい

掲載日: Nov 5th, 2020

首都圏からのアクセスもよく、人気の街・箱根。11月初旬からは紅葉も色づき始める絶好の観光シーズン!そんな箱根湯本に店を構えるのが、備長炭で焼いた干物で絶大なる人気を誇る「喜之助」。そのおいしい香りに誘われるように足を運んでみました。

喜之助

店頭で焼かれる干物の香りが誘惑する

喜之助外観

店頭にある焼き場からは、煙がもくもく!なんとも言えない干物の香ばしい香りが漂います。そのおいしい匂いに誘われて、つい足を止める人が続出!赤ちょうちんと酒林が揺れるお店に入れば、白壁に木肌を生かした、ほっこり落ち着ける空間が広がります。

喜之助焼き場

店の名物は何といっても備長炭で焼かれる干物!アジにエボダイ、サバ、カマス・・・どれにしようか迷います。

喜之助内観

完全無添加、1枚1枚手作業の手開きにこだわった干物

喜之助メニュー

定食にも惹かれますが、今回はいろいろな干物を楽しめる「もてなし干物盛り合わせ」(1,500円・税抜)をオーダー。焼き場では早速干物が備長炭で焼かれ、食欲を誘われる香りが!

喜之助炭火焼き

アジ・サバみりん・カマスの3種類の盛り合わせがテーブルに到着!その日によって種類は変わることもあるそうですが、この3種がスタンダード。

喜之助干物

どうです!この照りと艶。絶妙な焼き色と相まって見ているだけでおいしいのがわかるほど。塩みも絶妙!優しく炭の香りをまとった外は香ばしく、中はふんわり。凝縮された旨みとともにジューシーな脂があふれだします。

喜之助干物2

サバみりんは、秘伝のタレを使用したみりん干し。扱っている干物は相模湾で捕れた魚が中心で、すべて完全無添加。1枚1枚手作業の手開きにこだわっているのだとか。魚によって微妙に味付けを変えるなど、備長炭で焼いたときに一番おいしい状態で提供できるようにしているこだわりも。

喜之助炭火焼き2

いや~、余分な脂が炭に落ちて煙を上げるサンマもおいしそう!

喜之助さんま

「喜之助の生さんま」は800円(税抜)。お酒も進んでしまうこと間違いなしのおいしさです。

ブランド牛はお寿司で!鯛茶漬けでおなかも満足!

喜之助肉寿司

こちらは「肉寿司」2貫(500円・税抜)。赤身の美しさが際立つ神奈川県のブランド牛「相州牛」を使用。見た目より脂は軽めで控えめ、赤身の旨みをダイレクトに感じられる優しい舌触りが後を引きます。

喜之助鯛の胡麻茶漬け

喜之助鯛の胡麻茶漬け2

締めにぴったりなのは「鯛の胡麻茶漬け」(980円・税抜)。まずは鯛だけでいきたいところですが、ごはんの上に鯛をのせて、出汁をかけていただくのが流儀!これを楽しんだ後に、胡麻ダレを加えて頬張りましょう!1品で2つの味が楽しめますよ。

喜之助外観2

喜之助
住所:神奈川県足柄下郡箱根町湯本703-19
営業時間:11:30~14:30(L.O.14:00)、17:30~22:00(L.O.21:30)
定休日:月
アクセス:箱根登山鉄道鉄道「箱根湯本駅」より徒歩2分
URL:https://www.kinosuke.co.jp/

※2020年11月現在、新型コロナウイルス感染症対策のためサービス体制や料理提供方法などが通常と異なることがあります

[All Photos by (C)tawawa]

PROFILE

わたなべ たい

TAI WATANABE ライター・エディター・ディレクター

10代のころ、自転車でメキシコ・グアテマラを縦断し多くのことを学ぶ。それをきっかけに情報誌・旅行誌の取材を通じて、中南米・カリブ海を中心に世界各国で豊富な取材を経験。海外を見てきたからこそ日本は大好き! 紙とWEB、ふたつの媒体特性に精通した複眼的視点を持っている。
https://taijin.mystrikingly.com

10代のころ、自転車でメキシコ・グアテマラを縦断し多くのことを学ぶ。それをきっかけに情報誌・旅行誌の取材を通じて、中南米・カリブ海を中心に世界各国で豊富な取材を経験。海外を見てきたからこそ日本は大好き! 紙とWEB、ふたつの媒体特性に精通した複眼的視点を持っている。
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