押さえるところはしっかり押さえ、妥協することなくクロアチアをお得に、楽しく旅する秘訣は? クロアチア旅行を計画する際に知っておきたい、お得にクロアチアを楽しむための6つのアドバイスをお伝えします。
旅行時期を検討する
クロアチア観光のベストシーズンは一般的に、アドリア海が一層美しく輝く5月~9月と言われています。ホテルなどの宿泊費はもちろん、各入場施設のエントランス料なども季節によって大きく変動するクロアチア。
特に7月、8月はハイシーズンのピークにあたり、宿泊費が大きく跳ね上がります。アドリア海沿いの町では冬の閑散期に比べると値段が大きく変わり、オフシーズン(11~4月頃)の2倍、高いところでは3倍近くするところも。
一方で6月と9月は7月や8月のピーク時と比べると少々割安に、4月、5月そして10月はそこそこお手頃な値段に落ち着きます。また、シーズン中はどこに行っても観光客でごった返しがちですが、旅行時期をずらすことにより、それを避けることもできます。
ホテル以外の宿泊場所を検討する
旅費の中で、航空券の次に大きな出費となる宿泊費。できるだけ抑えられるに越したことはないですが、せっかくの旅の思い出のためにも「安かろう悪かろう」という事態はできるだけ避けたいですよね。
そんな方におすすめなのが「APARTMAN(アパルトマン)」と呼ばれる宿泊施設。日本で言うウィークリーマンションのような宿泊施設で、クロアチアを含め、ヨーロッパではホテルと同じくらい一般的な宿泊施設です。専用のキッチンやバスルームが付いており、暮らすように滞在を楽しめるのも魅力的。キッチンが付いているため、市場で食材を買って自炊することもでき、食費の節約にもつながります。
1か所に長く滞在する
アパートメントホテルに限らずホテルでもある程度まとまった日数滞在すると、宿泊費を割り引いてもらえるケースがよくあります。
例えば、クロアチアで一番人気の都市であるドブロブニクですが、この町からは周辺の島々だけではなく、隣国モンテネグロのコトルやボスニア・ヘルツェゴヴィナのモスタルにも日帰り旅行が可能です。限られた日数で、クロアチアの隅々を訪ねまわる旅も魅力的ですが、クロアチアならではのゆったりとした時の流れや、町の雰囲気をじっくりと味わうためにも、時間が許す限りひとつの町で長く滞在してみませんか。
バスで移動する
クロアチアを個人で旅する際、都市間の移動は一般的にレンタカー、専用車、飛行機、長距離バスのいずれかを利用することなりますが、一番安くて便利なのが長距離バス。他の移動手段と比べると時間がかかるのがネックですが、公共機関の中では一番本数が多く便利です。
地元民お気に入りのレストランを探す
たくさんの観光客が訪れる都市、特にドブロブニクの旧市街に位置するレストランのほとんどは観光客向け。決して観光客向けのレストランが良くないというわけではなく、おいしい料理が食べられる素敵なレストランもたくさんありますが、やはり地元の人が足を運ぶレストランと比べると値段設定が高くなります。
「安くて、おなかいっぱいおいしいものが食べられるお店」を知っているのは、やっぱり地元民。ホテルのスタッフやアパートメントホテルのご主人にお気に入りのレストランを聞いてみて。きっと良いお店を教えてくれるはずです。
お土産探しはまず市場から
クロアチアのどこの町に行っても、必ずと言っていい程見かける青空市場。色とりどりの野菜やくだもの、様々な食品が並ぶ市場ではクロアチアの食文化を垣間見ることができ、ぶらぶらと散策するだけでも楽しいですよね。
ですが、食材以外にもお土産アイテムがたくさん揃う青空市場は、旅行者にもぜひ訪れてもらいたい場所なのです! クロアチア特産のオリーブオイルやドライいちじく、はちみつ製品などの食品をはじめ、可愛らしい生活雑貨、キーホルダーやラベンダーグッズなど、お土産にぴったりなものもたくさん売られています。特にキーホルダーやマグネットなど、お土産の定番アイテムは町のお土産屋さんと比べるとちょっぴり安く手に入ることも。特にばらまき用のお土産探しにおすすめです!
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