【2021年1月18日更新情報】
新型コロナウイルスの感染拡大状況に鑑み、各イベント、各催しにおいて延期や中止等が発生しています。
・非公開文化財特別公開 延期
・定期観光バス特別コース 延期
・京都千年の心得 一部中止
「京の名宝 美の遺産」がテーマ
桜や紅葉などの自然の魅力だけでなく、冬の時期に文化財や伝統文化・産業など京都の奥深い魅力を感じながら、ゆっくりと観光を楽しむことができるこのキャンペーン。55回目となる今回は、「京の名宝 美の遺産」をテーマに、国宝・重要文化財や、珠玉の文化財を、初公開3箇所を含む12箇所、期間限定で特別公開されます。また、新型コロナウイルス感染予防の観点から、インターネットでの「事前予約優先」での公開とするなど、市民生活と観光との調和を実現し、より質の高い京都観光を目指しています。(当日受付で、空きがあれば拝観できます)
■公開時間:10時~16時30分(16時受付終了)
■料金:1箇所 700円
※公開期間・時間・料金は公開箇所により異なります。詳しくは下記URLをご覧下さい。
■詳細URL:「京都観光Navi」https://ja.kyoto.travel/specialopening/winter/2020-2021/
■公開箇所:方広寺(京の冬の旅初公開)、智積院(密厳堂・三部権現社・求聞持堂は京の冬の旅初公開)、東福寺 三門、東福寺 龍吟庵、大徳寺 聚光院、大徳寺 瑞峯院、妙蓮寺、龍安寺 蔵六庵・「芭蕉図」(「芭蕉図」は京の冬の旅初公開)、仁和寺 金堂・五重塔、妙心寺 大雄院、東寺 五重塔、東寺 小子房
要チェックの初公開スポット3箇所
豊臣秀吉が、奈良・東大寺にならって大仏を祀るために創建されました。本堂にはかつての大仏の10分の1の大きさで江戸期に作られた盧舎那仏坐像などが残り、明治・大正期の日本画家 吉川霊華が描いた巨大な「神龍図」も特別展示されます。
特別公開期間:2021年1月9日(土)~3月18日(木)
真言宗智山派の総本山である智積院。長谷川等伯筆の「楓図」やその息子・久蔵の「桜図」など桃山文化を代表する豪華な障壁画(国宝)、中国の廬山をかたどった千利休好みと伝わる庭園(名勝)が美しい。
■特別公開期間
・密厳堂・三部権現社・求聞持堂の公開:2021年1月9日(土)~1月31日(日)
・宸殿の公開:2021年2月1日(月)~2月28日(日)
世界遺産・龍安寺は、白砂に15個の石を配した石庭(特別名勝・史跡)で世界的に有名な寺院です。特別公開の襖絵「芭蕉図」は、明治期まで方丈(重文)を飾っていたもので、2018年に、123年ぶりに帰還しました。
■特別公開期間:2021年1月9日(土)~3月18日(木)
京都を深く知ることができるキャンペーン
そのほか、今回のテーマに合わせ、国宝・重要文化財や京都の「食」「香り」を堪能することができる、この冬だけの「定期観光バス特別コース」や、千家十職「樂家(らくけ)」16代樂 吉左衞門氏による、お話を聞きながら千利休が愛した「樂焼」にふれることができる文化体験、染司「よしおか」6代 吉岡更紗氏と一緒に絹のストールを天然の染料で染めるワークショップなども実施。さらに、職人の指導のもと連綿と受け継がれてきた伝統的な文化や産業を身近に感じることができる「京の体験キャンペーン『京のたしなみ』」など、冬の京都を贅沢に楽しむキャンペーンが盛りだくさんとなっています。
■公開期間:2021年1月1日(金・祝)~3月21日(日)
■詳細URL:https://ja.kyoto.travel/specialopening/winter/2020-2021/
※2021年1月9日(土)に、本キャンペーンのオープニングセレモニー「第55回 「京の冬の旅」デスティネーションキャンペーンオープニングセレモニー」も実施予定です。
※本キャンペーンは、京都市観光協会の呼びかけにより京都で観光に携わる23の業界団体の皆様とともに推進している「より一層『安心・安全』な京都観光を実現するための新型コロナウイルス感染症対策宣言(「京都観光版ガイドライン」)」を遵守した上で実施致します。
※コロナウイルス感染拡大の状況、社会情勢等により「京の冬の旅 非公開文化財特別公開」が中止または内容変更となる場合があります。
アルコール消毒やマスクの着用、人と人の距離を充分に取るなどの協力をお願いし、感染症予防対策を遵守しながら特別公開等を実施します。
○Webによる事前予約制の導入
特別公開事業においても、事前予約システムを導入することで、指定された時間ごとに人数を制限して拝観者の受入れを行います。上限人数については、公開先の入口から出口までのおおよその距離に基づき、施設内や並び列における3つの“密”が生じないように設定しております。
なお、事前予約をされていない場合でも、当日受付で空きがあれば拝観いただけます。
○「マイくつ袋」持参のお願い
京都を含む国内の観光地においては、靴を脱いで入場する必要がある施設も少なくありません。京都市観光協会では環境負荷軽減と新型コロナウイルス感染予防の観点から、くつ袋としてビニール袋の配布を行わず、お客様にくつ袋を持参いただくよう推奨する取組を実施します。当日くつ袋をお持ちでない方には、靴箱を御利用いただきます。
〈参考〉ウィズコロナ社会の京都観光ガイド:https://ja.kyoto.travel/withcorona/