「日常の中の小さなファンタジー」がコンセプト「OTENKI PARLOR」
奈良県北葛城郡の写真館+カフェ「ナナツモリ」の2号店として「変なホテル」の1階にオープンした「OTENKI PARLOR(おてんきパーラー)」。
早朝からオープンしていて、モーニングにランチやスイーツなど、宿泊客以外でも気軽に利用できます。
店内は空色のタイル敷きで、壁沿いのソファー席と丸テーブル席にテラス席まであり広々。今日の気温が表示してあって、水たまりを描いたイスに半円の棚が雲のようで、お天気モチーフがあふれています。
モーニング(7時〜9時30分)は、クロックムッシュorフレンチトーストにスープやスクランブルエッグなどが付いたボリューミーな「お天気パーラーモーニング」。
ランチ(11時〜15時)には、ナナツモリでも人気の「チキン南蛮(写真)」をはじめ、チーズたっぷり「雪降るナポリタン」「寺田農園さんのバジルを使ったガパオライス」などがあります(1,050円〜・税抜)。
すべてに農家さん直送の大和野菜のサラダとスープが付いている満足セット。平日限定で、ドリンクセット(お食事+250円)やケーキセット(お食事+650円)にもできて、食後もほっこり。
パティシエの店長さんが生み出す写真映えするお天気スイーツを実食
どの席でも見かけたのは、固めのプリンにクリームをのせた「雲のプリン」。ほかにも「ヌガーグラッセ」「フレンチトースト」といったスイーツがあり、その中で「りんごのチーズケーキ」(500円・税抜)をいただきました。
ピンクのお皿の粉糖が雪を表しているように感じた「りんごのチーズケーキ」。
しっとりとしたチーズケーキは酸味控えめでクセなく食べやすく、はじっこに角切り林檎煮がゴロッと入っています。
ケーキ全体に林檎の味が染み込んでいるわけではないので、チーズも林檎も味わって2つのハーモニーを楽しめる一皿に。
期間限定ドリンクも要チェック!
ドリンクは、青森県産リンゴジュースとブルーシロップの青空ジュースに雲のようなアイスがのった「空のクリームソーダ」のほか、兵庫県西宮のコーヒー店「ゆげ焙煎所」のオリジナルブレンド、兵庫県芦屋のティーハウス「ムジカ」の紅茶、奈良県月ヶ瀬の「巽茶園」のほうじ茶ラテなどがあり、豆や茶葉の店舗にもこだわっいます。
こちらは冬季限定のデザートドリンク「ティラミスラテ(ホットのみ)」(600円・税抜)。
大きめカップの底には雲のようなホイップクリーム、上にはチョコソース、モカラテ、ミルクフォームが重なって、ココアパウダーが降り積もっています。コーヒーのほろ苦ドリンクは、だんだん甘いチョコソースと溶け合ってスイートビターになり、底のホイップが上昇気流のように浮いて、まろやかな甘みにしてくれました。
販売期間は2月頃までのようです。次の季節ドリンクにも期待してしまいますね。
お土産もあり!心晴れる奈良旅を
お食事以外に、「ナナツモリ」のレモンケーキや、柿とすもものグラノーラといった奈良土産も。
ちょっと天気が悪くてもそんなの忘れてしまう、パステルファンタジーな世界に浸れます。新しい古都奈良旅の拠点に立ち寄ってみてはいかがでしょう。
*2020年12月時点のメニューです。
住所:奈良県奈良市高天町46−1
電話:0742-23-0723
営業時間:月〜木7:00〜19:00、金〜日・祝7:00〜20:00
年中無休
交通:「近鉄奈良駅」6番出口より徒歩約1分
Instagram:@otenki_parlor
HP:https://otenki-parlor.com/
[All photos by kurisencho]