NYCは周りが海で囲まれているので、シーフードが美味しいことをご存知でしょうか?
潮風に吹かれながら、島の突端でシーフードを戴くのは、夏のバケーションの醍醐味ですね。
マンハッタンのミッドタウンから北上、地下鉄とバスで1時間ほどの距離にある”City Island ”は小さな島。マンハッタンの喧噪を忘れさせる、ゆったりした空気が流れます。
島内に数あるシーフード・レストランの中で、本当は内緒にしておきたいお気に入りを特別にご紹介しましょう。カジュアルにシーフードをいただける、ウォーターフロントのレストラン”Tony’s Pier”。
カジュアルなシーフード・レストラン
正直、近隣のレストランは値段が張る(アメリカではシーフードは割高)のですが、こちらは格安。ファーストフードより、安いかもしれません。カウンターで注文して、自分で席に運ぶセルフサービスです。
フライ関係、生もの(Raw Bar)、ドリンクなどセクションごとに、コーナーが分かれています。スタッフはフレンドリーですよ。
バドワイザーの缶ビールが、3ドルという安さ。この店のシグナチャー・ドリンクは、「ピナコラーダ」。
新鮮な牡蠣、ハマグリが1個1ドル!
Raw Barで、牡蠣(Oyster)とハマグリ(Clam)を注文しましょう。
1ダース(12個)で、ハマグリが12ドル、牡蠣が13ドル。懐に優しく、ありがたいです。
オーダーの都度、殻を開けてくれますよ。
フレッシュなハマグリ 12個 12ドル。プリプリ、肉厚。
牡蠣は6個で7ドル。海の香りの、ジューシーなエキスが口に広がります。
NYイチ美味しいクラムチャウダー
一番のおススメは、クラムチャウダー 大カップで4ドル。
さらりとしたテクスチャーに、ハマグリとジャガイモがたっぷり入った具沢山のチャウダーは、NYで一番美味しいと思っている逸品。
クリスピーな海老フライ
海老のフライ(Fried Shrimp 9個)15ドル。スパイシーな、サクッとした衣はクセになりそうな美味しさ。海老フライの下には、フレンチフライがこれでもか! と山盛り。
ミニサラダ、フライの下に隠れているミニ・コールスローも、手抜きなく美味。アメリカ人は、ほとんどの人がフライをオーダーしていますね。
ピナコラーダも外せない
シグナチャー・ドリンク、「フローズン・ピナコラーダ」6ドル。美味しいですが、アルコール度はかなり高め。飲めない口には、ノンアルコールのピナコラーダ 4ドルをどうぞ。
家族や友人と連れだって来ている人が多かったですが、ひとりでふらりと来ている人も。
室内、オープンエアとも席数も多く、広々。
2012年のハリケーン・サンディで浸水により損害を受けクローズ、2014年に再オープンしました。大好きなあの店がなくなってしまうのではと、心配したものです。
最後は、City Islandへの行き方をご紹介。
City Islandへの行き方
地下鉄6Line終点 Pelham Bay Park下車。
Bx29City Island 行きで、終点下車。バスストップから徒歩1分。
潮風に吹かれながら
気軽に美味しいシーフードを食べたくなったら、出掛けたい小さな島です。
[All photo by Hideyuki Tatebayashi]
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