キャンプやビーチなど、アウトドアで食事をする機会の増える夏。屋外で作るカレーや海の家で食べる焼きそばもいいけれど、夏のアウトドアといえば、やはりBBQではないでしょうか。
ジューシーなお肉にキンキンに冷えたビール、考えただけでもお腹が鳴りそう! とはいえ、お肉や焼き野菜ばかりでは飽きがくるため、口休めになる気の利いたおつまみがあるといいですよね。そこで、肉や野菜を焼いている間に作れる、爽やかな味わいのエスニックな焼きなすディップ「babaganoush(ババガヌッシュ)」の作り方をご紹介します。
なす…5本
ニンニク…1コ
※タヒニペースト…大さじ1〜2
オリーブオイル…大さじ1〜2
レモン…1/2コ
塩…適宜
※タヒニペーストは、中東料理に使われることの多い「白ゴマのペースト」です。スーパーで手に入る練りごま(白)で代用可能。
【作り方】
1.なすの表面をフォークで刺して、熱したバーベキューグリルにのせて、皮に焼き色がつくまで30〜40分ほど焼く。トングでつかむと崩れそうなぐらい、柔らかくなればOK。ニンニクも皮付きのままグリルで火が通るまで焼いておく。
2. なすを皿に移して10分ほど冷ましてから皮をむく。皮を取ったニンニク、タヒニペースト、オリーブオイル、レモンの絞り汁を加え、フォークでマッシュしながら混ぜ合わせる。塩で味付けして出来上がり。
白ゴマのペーストが入ることで、コクのある味わいに。コーンチップス(トルティーヤ・チップス)を用意して、ディップしながらいただきましょう!
動画サイト「YouTube」に詳しい作り方が投稿されています。英語ですがとてもわかりやすいので、作る前に一度見てみると、イメージが湧きやすいかもしれません。
今回ご紹介したババガヌッシュは「メゼ(Mezze)」と呼ばれる中東の前菜のひとつ。トルコやレバノン、エジプトなどの地域で幅広く食べられています。アメリカやイギリス、オーストラリアなど欧米諸国でも人気が高く、スーパーではパック入りのものが売られているほど! 通常はピタパンと一緒に食べますが、コーンチップスとの相性もバツグンです。
なすの香ばしい美味しさが後をひく「ババガヌッシュ」。BBQをしている間に、1品作れてしまうのがいいですよね。クミンやカイエンヌペッパーを混ぜたりと、アレンジが効くのもポイントです。BBQで何度か試して、お好みの味を見つけてみてくださいね。
[theguardian.com]
[All Photo by shutterstock.com]