【10位】兵庫県／赤穂温泉（昨年圏外↑）
第10位は、塩と忠臣蔵で知られる街、兵庫県赤穂（あこう）市にある「赤穂温泉」。瀬戸内海の絶景が満喫できるインフィニティ露天風呂が人気の宿もあります。
温泉宿が立ち並ぶ赤穂御崎は「日本の夕陽百選」に選ばれるほどの美しい夕日が自慢。また、海に昇る朝日も見逃せません。赤穂城跡や大石神社など、赤穂義士ゆかりのスポットも残っているので、忠臣蔵ファンには特におすすめですよ。
【9位】和歌山県／串本温泉（昨年10位↑）
第9位は、本州最南端の町、和歌山県串本町にある「串本温泉」。雄大な太平洋が目の前に広がる露天風呂や、景勝・橋杭岩（はしぐいいわ）を望む温泉など、絶景と温泉を同時に堪能できるのが魅力です。また、串本は世界で初めてマグロの完全養殖に成功した町で、宿で串本産のマグロを味わうのもおすすめ。
本州唯一の亜熱帯地域で、ヤシの木があったり、ブーゲンビリアが咲いていたりと南国の雰囲気が漂う同地は、世界最北端の大サンゴ群生域でもあり、ダイビングスポットとしても人気です。海中ではサンゴの周りをカラフルな魚が泳く、本州とは思えない光景を見ることができますよ。
【8位】京都府／夕日ヶ浦温泉（昨年7位↓）
第8位は、京都府の丹後半島にある「夕日ヶ浦温泉」。その名の通り、「日本の夕陽百選」にも選ばれるほどの美しい夕日を見ることができます。
約8kmに渡って続く白い砂浜が温泉街のすぐ目の前にあり、海まで徒歩0分という宿や、全室オーシャンビューの宿、日本海の絶景を見ながら温泉に入れる宿も多数。冬の松葉ガニやアワビなど日本海の味覚を堪能できるのも魅力です。
ビーチに設置されているブランコや「YUHIGAURA」のモニュメントなど、SNS映えする写真を撮れるスポットも注目を集めています。
【7位】滋賀県／おごと温泉（昨年8位↑）
第7位は、琵琶湖沿いにあり、琵琶湖の絶景を望む宿も多い「おごと（雄琴）温泉」。比叡山延暦寺を開いた最澄がおよそ1200年前に開湯したという歴史ある温泉地で、京都駅から電車で約20分、大阪駅からも1時間足らずというアクセスの良さもあり、関西の奥座敷として栄えてきました。
泉質はpH値9.0とアルカリ性が強く、肌を滑らかにしてくれるので、美肌効果を求める女性に特におすすめですよ。
【6位】兵庫県／南淡路温泉（昨年5位↓）
第6位は、鳴門海峡にほど近い淡路島の南部にある温泉地「南淡路温泉」。アトピーへの効能や美容効果が期待できる「うずしお温泉」や保温効果が高く冷え性などに効果的な「南淡温泉」など、6つの源泉があります。
また、鳴門の渦潮など見どころも満載。関西方面から大鳴門橋を渡った先の徳島県鳴門市にも観光スポットが多数あるので、1年中いつ訪れても、子どもから大人までたっぷり楽しめます。温暖な気候で、マリンスポーツやフィッシングスポットとしても人気です。
【5位】和歌山県／勝浦温泉（昨年6位↑）
第5位は、和歌山県の「勝浦温泉」。海沿いの温泉地でオーシャンビューの宿が多くあり、なかには太平洋に臨む天然洞窟風呂があるホテルや、勝浦湾に浮かぶ小島にあるホテルなどと特徴的な宿も。
また、勝浦漁港は延縄（はえなわ）漁法による生マグロの水揚げ高日本一で、マグロ料理もおすすめ。周辺には、世界遺産・熊野三山のひとつ「熊野那智大社」や、一段の落差としては日本一の高さを誇る「那智の滝」など、観光スポットも豊富です。
【4位】兵庫県／城崎温泉（昨年3位↓）
第4位は、柳並木と木造の宿が大谿（おおたに）川沿いに軒を連ね、浴衣での温泉街歩きが似合う「城崎（きのさき）温泉」。古くから文豪たちにも愛され、志賀直哉はここでの滞在経験をもとに小説『城の崎にて』を執筆しました。
日本海沿いなので新鮮な魚介が味わえ、冬は絶品のカニを目当てに訪れる人が後を絶ちません。そのほか、但馬（たじま）牛や出石（いずし）そばなどのグルメもおすすめです。
フランス・ミシュラン社が発行する旅行ガイド『ミシュラン・グリーンガイド・ジャポン』では二つ星を獲得し、海外からも注目を集めています。
【3位】兵庫県／洲本温泉（昨年4位↑）
第3位は、淡路島最大の温泉地「洲本温泉」。海沿いに宿が並んでいるので、日中は海景を、夜は対岸の大阪ベイエリアや関空の夜景を眺めながら温泉を楽しめます。
大阪駅からは直通バスで約2時間、神戸・三宮駅からもバスで約1時間20分というアクセスの良さと、周辺にはテーマパークや、動植物と触れ合える施設などの観光スポットが充実しているのも人気のポイントです。
ちなみに、関西では「ホテルニュ～ア～ワ～ジ～♪」のテレビCMでおなじみの「ホテルニューアワジ」もここ、洲本温泉にあります。
【2位】兵庫県／有馬温泉（昨年2位→）
第2位は、日本三名泉のひとつ「有馬温泉」。神戸市北部にあり、三宮駅から鉄道で30分ほどのところに一大温泉地が広がっています。大阪駅からも電車やバスで約60分とアクセスしやすいので、関西各地からの1泊2日旅行や日帰り温泉旅行にもぴったりです。
泉質は、鉄分と塩分を多く含むとろっとした茶褐色の「金泉」と、炭酸泉とラドン泉で無色透明の「銀泉」の、2種類のお湯が楽しめます。
レトロな風情ある温泉街には、神戸牛や炭酸せんべい、ジェラート、ベーカリーなどの名店がそろうので、食べ歩きや温泉街散策するのもおすすめです。
【1位】和歌山県／白浜温泉（昨年1位→）
第1位に輝いたのは、有馬、道後温泉と並んで日本三古湯のひとつに数えられる由緒ある温泉地「白浜温泉」です。海辺にあるため、オーシャンビューの旅館・ホテルが多数あり、波打ち際で温泉に入れる施設も。
また、海水浴やマリンスポーツを楽しんだり、海の幸を堪能したりと温泉以外の楽しみもたくさん。2020年11月に誕生した赤ちゃんパンダ・楓浜（ふうひん）ら、7頭のジャイアントパンダのファミリーが暮らす「アドベンチャーワールド」も見逃せません。
新大阪駅や天王寺駅から特急で2時間ちょっと、乗り換えなしでアクセスできる便利な立地も魅力のひとつ。子連れ旅行から、三世代旅行、カップルでの温泉旅行にもおすすめです。
※このランキングは、楽天トラベルでの2021年1月1日～2021年12月31日までの宿泊実績（人泊数）を集計したものです。
今回は、2021年の関西の人気温泉地ランキングTOP10を発表しました。由緒ある名湯や、絶景を望む温泉など、いずれも旅好きさんの利用率が高いRakuten Travel Guide（楽天トラベルガイド）からの情報なので、質の高い温泉旅行が楽しめるはず。関西旅行に行く際には、参考にしてみてくださいね。
ランキング出典元：Rakuten Travel Guide（楽天トラベルガイド）
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