静岡県用宗のビール醸造所直営ホテル開業プロジェクト
小規模なビール工房で職人が丹精を込めて造る「クラフトビール」。日本各地で地域の特性を活かしたクラフトビール醸造所(ブルワリー)が誕生し、ビールの種類が多様化してきていますよね。その土地ならではの地ビールを味わうのも旅の楽しみ、というビール好きの旅人もいらっしゃるのでは?
そんななか、静岡県の港町、用宗(もちむね)にある「West Coast Brewing(ウエスト コースト ブルーイング)」で、ビール醸造所の特色を活かした宿泊施設をオープンするプロジェクトが立ち上がりました。
アメリカのクラフトビール造りを目指す「WCBビール」
静岡市の西、駿河湾に面した用宗漁港にある「ウエスト コースト ブルーイング」。海と山に囲まれている恵まれた自然環境のなか、オーナーの故郷・アメリカのクラフトビールを目指し、2019年に醸造をスタートさせたのだといいます。
創業から2年半で、すでに100を超えるビールをリリースしてきたのだそう。ホップの香りを効かせたレシピが多く、ここでしか味わえないようなオリジナルのクラフトビールが造られています。
元フランス料理店を改装!全5室のミニマルなホテル
こだわりの詰まったブルワリーで次に展開されるのが、「ブルワリーに泊まれる」をコンセプトにした直営ホテル「The Villa & Barrel Lounge(ザ ヴィラ&バレル ラウンジ)」のオープン。醸造所の向かいにあるフランス料理店があった建物を引き継ぐ形で改装し、WCBの世界観が広がる内装にリフォーム。2022年7月1日にオープン予定です。
客室は全5室。ミニマルな客室数ながら、ホテルのロビーにはビールのタップルームが併設され、クラフトビールをより身近に感じられる滞在が叶いそうです。
客室で宿泊者限定のビールがタップで味わえる!
全客室にビールが出てくるタップが設置されるというのも、こちらの宿泊施設ならでは。宿泊者専用の限定ビールが飲み放題で味わえるのだとか。冷蔵庫にもWCBの缶ビールが用意されていたりと、ビール好きには見逃せないサービスが盛りだくさんです!
熟成ビールを体験できるラウンジ
さらにクラフトビール好きが注目したいのが、「バレル ラウンジ」。こちらのブルワリーでは、毎週リリースしているビールのほかに、木樽でビールを熟成させる「Barrel Aged Beer(バレル エイジド ビール)」の製造もしてきたのだといいます。
そんな熟成ビールをテイスティングできるラウンジが利用でき、気に入れば購入も可能。製造量が限られているので、一般販売されない予定の熟成ビールを試飲&購入できる特別な体験です。
2022年4⽉30⽇(土)まで⽀援募集︕
今回紹介した、静岡県用宗のWBC直営ホテル開業プロジェクトの応援募集期限は、2022年4⽉30⽇(土)までです。クラフトビール好きにとって特別な体験が叶う、新しいコンセプトの宿泊施設に興味を持った人は、クラウドファンディングサイト「CAMPFIRE(キャンプファイヤー)」でチェックしてみてください。
・⽀援⾦額︓税込1,500〜30,000円
・リターン:醸造所のビール、オリジナルグラスなどのグッズのほか、ブルワリー見学、支援者パーティなど、金額によってさまざまなリターンが用意されています。
詳細はこちらから︓https://camp-fire.jp/projects/view/548679
クラウドファンディングとは︖
「群衆(クラウド)」と「資⾦調達(ファンディング)」、2つの⾔葉を組み合わた「クラウドファンディング」という新しい仕組み。発案者がウェブサイト上でプロジェクトを発信し、それを応援したいと思ったら⽀援者となって応援購入できます。
新しい事業を始めようとしたり、個⼈的に考えたプロジェクトを実現させるために、⾦融機関からの融資や投資家からの出資に頼っていた時代から、スピーディに資⾦調達できる⼿段へと進化した現代の新しいツール。⽀援者にとっては、今まで知らなかったような新しい製品に出合えるきっかけにもなりますよね。
取材協⼒︓CAMPFIRE