旅をありきたりにしてしまう、今すぐ捨てたい8つの考え方

Posted by: 小坂井 真美

掲載日: Oct 30th, 2015

「せっかくの旅行、賢く効率的に楽しみたい!」きっと誰もがそう思って、旅行前にいろんな情報を集めたり、旅先でいろんな行動をとっていると思います。ですが“最高の旅”にするためにしている行動が、実はより素敵な旅の思い出作りのチャンスからあなたを遠ざけているかもしれません。そこで今回は、最高の旅を楽しむために今すぐ見直したい8つの考え方をお伝えします。

おすすめ店はガイドブックでチェック

 
最高の旅を楽しむために今すぐ捨てたい8つの考え方

「おすすめの観光スポットやレストランはガイドブックをチェックすれば間違いない!」そう思い込んでいませんか? その町の観光案内オフィスを訪ねたり、ネットで最新の情報を集めたり、可能であればその町に住んでいる人に聞いてみると、ガイドブックには載っていない素敵な情報が得られるかもしれませんよ。

朝は優雅に、ゆっくりと朝食をとってからホテルを出よう

最高の旅を楽しむために今すぐ捨てたい8つの考え方

元気いっぱいに1日を過ごすためには朝ごはんを食べることは大切ですよね。ですが、朝ごはんをゆっくり食べてから町に出るのはちょっともったいないかもしれません。特にたくさんの旅行者で賑わうシーズンの観光地はまだ人が少ない早朝こそ、その町本来の姿や魅力が垣間見れる時間。頑張って早起きして朝の街歩きを少し楽しんだ後、朝食をとりませんか。

誰かシャッターを押してくれないかな

最高の旅を楽しむために今すぐ捨てたい8つの考え方

旅先で地元の人たちに「写真を撮ってもらえますか?」とお願いすることはあっても「一緒に写真を撮ってもらえますか?」と尋ねる方は少ないのではないでしょうか。風景や自分たちを映したものなど、いつも通りの写真も素敵ですが、たまには地元の人たちと一緒に思い出の1枚を撮ってみませんか? 市場の優しい野菜売りのおばさん、気さくで楽しいレストランのウェイターさん、街角で道を教えてくれた親切なおじさん・・・旅先で出会った人々と一緒にパチリ。あとで写真を見返した時、きっと旅の楽しい記憶が鮮明に蘇ることでしょう。

ガイドブックがあれば街歩きは完璧!

最高の旅を楽しむために今すぐ捨てたい8つの考え方

ガイドブックでしっかりと下調べをしたり、地図を持って歩けば初めて訪れた町でも自分たちの力で観光を楽しむことはもちろん可能です。ですが「効率よく観光したい」「せっかく訪れるのだから、余すところなく町中を回りたい」「ガイドブックに載っていない穴場スポットが大好き!」という方は、ぜひその町に住むガイドさんとの街歩きを検討してみて。プロと街歩きすると、きっと自力では知り得ることのなかった様々な発見や素敵な経験ができることでしょう。

海外では英語が通じる

最高の旅を楽しむために今すぐ捨てたい8つの考え方

英語圏以外の国を訪れた時、つい「ハロー!」と挨拶していませんか?「こんにちは」「ありがとう」「さようなら」たったこの3つだけでもいいので、挨拶を現地語で覚えて行きましょう。それだけで現地の人との距離がぐっと縮まるはず。ぜひ今度の旅行で試してみてください!

節約したいし、やっぱりやめておこう

 
最高の旅を楽しむために今すぐ捨てたい8つの考え方

「中に入ってみたいけれど、入場料が高い・・・。やっぱりいいか」「オプショナルツアーに興味はあるけれど、少し料金が高いからあきらめよう」。旅行中こう自分に言い聞かせて、後になってから「やっぱりあの時やっていればよかった」と後悔した経験はありませんか? 遥々遠く離れたその異国の地に、また戻ってくる機会は二度とないかもしれません。またその町に来ようと思うと、たくさんの旅費がかかってしまいます。そう思えば、本当にそのお金を節約する必要はありますか? もし少しでも気になるようであれば、経験しておくべきです!

地元民におすすめ店を聞こう

最高の旅を楽しむために今すぐ捨てたい8つの考え方

「おすすめのレストランを探すには、地元の人に聞くのが一番!」。とても良いアイデアですね。ですが、つい“Do you have any recommendations for good restaurants? (おすすめのレストランは?)”と尋ねていませんか?

確かに、その町の穴場レストラン、本当においしいレストランを探すには、地元の人に尋ねるのが一番です。ですが、聞き方にちょっとしたポイントがあるので、ぜひ覚えていてください。本当にその土地の人が通っているおすすめレストランを尋ねるには“Where do you eat ?”、つまり「あなたはどこで食べますか?」「あなたはいつもどんなレストランに通っていますか?」と尋ねましょう。こう尋ねることにより、“観光客にとって”おすすめのレストランではなく、本当に“地元の人”にとってお気に入りのおすすめレストランを教えてもらうことができます。

寝るだけだから、ホテルにはこだわらない

 
最高の旅を楽しむために今すぐ捨てたい8つの考え方

「どうせ夜寝るだけだから、どんな所でもいい。旅費を節約したいし・・・」と宿を値段だけで選んでいませんか? 宿は旅行全体のイメージを左右する重要な要素のひとつでもあります。「バスルームが汚くて、シャワーを浴びるのも気持ち悪く、おかげで1日の疲れが取れなかった」「薄暗いホテルで、気味が悪くてゆっくり眠れなかった」という風に、宿が悪いと旅行全体の質が低下してしまいます。それぞれ旅の予算があるので、いつも5つ星ホテルに泊まるわけにもいかないと思いますが、値段だけではなく宿の質もしっかりと見極めることが大切です。

ここでお伝えしたことは、海外旅行のみならず国内旅行にも共通することもあります。より楽しい旅のためのヒントになりますように。それでは良い旅を!

[All photos by Shutterstock.com]

PROFILE

小坂井 真美

小坂井 真美 ライター

クロアチアの首都ザグレブ在住。現地での色々な仕事の傍ら、フリーライターとしてクロアチアを中心とした南東欧諸国について執筆。趣味は街歩き、食べ歩き、寺歩き、そぞろ歩き。仲間、明るい太陽とおいしいごはんがあれば幸せ。人生は旅。たくさんのモノ・人・土地と出逢いをエネルギーに、日々心の赴くままに邁進中。

クロアチアの首都ザグレブ在住。現地での色々な仕事の傍ら、フリーライターとしてクロアチアを中心とした南東欧諸国について執筆。趣味は街歩き、食べ歩き、寺歩き、そぞろ歩き。仲間、明るい太陽とおいしいごはんがあれば幸せ。人生は旅。たくさんのモノ・人・土地と出逢いをエネルギーに、日々心の赴くままに邁進中。

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