日本最大級の子ども専用アトリエも！子連れ旅や三世代旅行にもおすすめ「星野リゾート リゾナーレ大阪」

子どもの創造力を育むヒントがいっぱい

「リゾナーレ大阪」があるのは、なんと「グランドプリンスホテル大阪ベイ」の中。星野リゾート初の“コラボレーションホテル ”となり、「リゾナーレ大阪」は23、24、26階にある全64の客室と、26 階にあるアトリエカフェ、最上階の28階にあるアトリエから構成されています。

「興味」「探索」「表現」と3つのエリアに分かれているアトリエは、地域で生まれた工業製品や木の実、貝殻といった自然物、絵具や筆などの画材、粘土の造形などがあって、さまざまな素材と触れ合うことができるんです。

「レッジョ・エミリア・アプローチ」は、決められたルールや正解があるわけではなく、子どもそれぞれが自由な考えや発想から自分で探究することを大切にしているのだといいます。

芸術の専門家・アトリエリスタがやさしく声がけしてくれたり、アイデアのヒントをくれ興味津々に目を輝かせる姿を見て「わが子はこんなことに興味があったのだ」と親も多くの発見がありました。

実は今回、「リゾナーレ大阪」を訪れるのは2回目だったのですが、季節の展示やテーマが異なっており、前回とは全く違った楽しみ方をできたので、リピーターが多いのも納得です。

表現に出会い、創造力を遊びこむプロジェクト活動

アトリエの奥にあるプロジェクトルームは、海の中に潜り込んだかのような空間が広がっており、プロジェクターに映し出される水面の様子に子どもは興味津々。最初は、紙にお絵描きをしていたのですが「水槽の下に置いたらどんな風に見えるのか？」「絵具を混ぜて海の色を作ってみよう」と子どものひらめきを拾い上げてサポートしてくれるので、どんどん子どもが惹き込まれていくのが伝わってきました。

こちらの「アトリエリスタ」とのプロジェクト活動は、子どものみ参加可能。プロジェクト終了後には、家族と一緒に振り返りを行ってくれるので、どんな活動をしたのか話を聞いているだけでもワクワクしました。

子どもウェルカムなクラブラウンジ

楽しい時間を満喫できるのは、子どもだけではありません。アトリエのすぐ横には「グランドプリンスホテル大阪ベイ」が運営するクラブラウンジがあり、子どもがプロジェクトに参加している間、大人はアフタヌーンティーやカクテルタイムを楽しむことも可能。親も子もそれぞれの時間を過ごせるのもうれしいポイントです。

子どもの利用が制限されているクラブラウンジも多い中、「グランドプリンスホテル大阪ベイ」のクラブラウンジは子どもウェルカム。広々としているので、28階からの眺望を満喫しながらゆったりとくつろぐことができました。

クラブラウンジを利用する前に「どのようにマナーを守るべきか？」と子どもと確認し、その場の雰囲気に合わせてちょっぴり緊張しながらも利用していたのが印象的でした。

お部屋に帰っても楽しい！がいっぱい

今回宿泊したのは、天井にはネットが張り巡らされた「アトリエルーム デラックス」。部屋全体が遊具のようなワクワクする空間になっており、部屋に入った瞬間「わーっ！秘密基地だ」と大喜びで、ネットにのぼったり、寝転んでいました。

客室は大きな窓に囲まれており大阪南港に浮かぶ船や飛行機、真下を走るニュートラムなど、乗り物好きキッズには天国のような空間。

それだけではありません。大きな窓や壁に専用の色鉛筆で自由にお絵描きをすることができ、客室でも創造活動に没頭できるんです。

客室は、全て靴を脱ぐタイプなのも、小さな子ども連れでも安心してくつろぐことができます。

バスルームも驚くほど広く、ラグジュアリーな雰囲気。アメニティは心地よい香りがクセになる「OSAJI（オサジ）」のスキンケア用品もあり、癒されました。

客室は全部で64室、10タイプ。子ども用のソープをはじめ、貸し出し用のアメニティも多数そろえているので、事前にリクエストしておくことをおすすめします。

大人も探究心をくすぐられる「アトリエカフェ」

9月14日に新たに誕生したのは、植物、鉱物、貝類、魚類、昆虫など、厳選した150点の標本を展示する「アトリエカフェ」。″大人だって、創造力を遊びこむ”をコンセプトに、思わず手に取って観察したくなるようなユニークな標本が壁一面にズラリと並びます。

こちらは自由に手に取って触ることができ、その感触をたのしんだり、ライトテーブルの上で光に当てたり、虫眼鏡を使ってじっくり観察したり、思わず大人も探究心をくすぐられます。

アトリエカフェでは、コーヒーや紅茶、お菓子が無料。居心地がよいのでたびたび訪れたくなる空間でした。

子ども向けの本格コースディナーも用意

さらにイタリアン・トラットリアレストラン「Basilico」では、前菜からはじまり、スープ、4種類から選べるメイン、デザートまで、子ども向けのコースメニューもご用意。

普段は食が細く「まだうちの子にはコース料理は早いのでは……？」と思っていたのですが、アトリエでも客室でもたっぷり遊び、お腹が減っていたのか、石窯で焼き上げたピッツァをたくさん食べていました。子どもの料理をスムーズに提供していただけたのも助かりました。

普段とは違うちょっぴり大人な空間で食べるコース料理は、子どもにとっても新鮮な体験となること間違いありません！

朝から贅沢気分を味わえる朝食

朝食は1階「ザ・カフェ」にて利用可能。吹き抜けの大きな窓からは屋外庭園や朝日が差し込み、清々しい空間が広がります。

和食から洋食まで充実の品ぞろえで、旅行の朝を贅沢な気分で過ごすことができました。

離乳食の用意まであり、本当に至れり尽くせり。

子どもの成長を感じる「リゾナーレ大阪」の家族旅行

旅行は子どもが新たな経験を積む絶好の機会。とくに非日常の空間でのさまざまな体験は、達成感や特別な思い出が残ります。「リゾナーレ大阪」は、そんな子どもの好奇心を刺激する多彩な企画が目白押し。季節によって、様々な企画を行っているので、ぜひチェックしてみてください。

子どもだけでなく、大人も満足できる充実のサービスで、友達家族や三世代旅行にもおすすめです！

PROFILE

窪咲子

Kubo Sakiko ライター

芸能雑誌編集部を経て、1年8カ月の世界一周の旅へ。これまでに訪れた国は76カ国。世界各国で出会ったイケメンのストリートスナップを集めた『世界イケメンハンター』を連載。旅の記録を収めた『恋する咲ログ』では、世界一周ブログランキング１位を獲得。現在は2歳児の母として子どもと楽しむ旅を発信。

芸能雑誌編集部を経て、1年8カ月の世界一周の旅へ。これまでに訪れた国は76カ国。世界各国で出会ったイケメンのストリートスナップを集めた『世界イケメンハンター』を連載。旅の記録を収めた『恋する咲ログ』では、世界一周ブログランキング１位を獲得。現在は2歳児の母として子どもと楽しむ旅を発信。