世界の空港・定時出発率ランキングTOP10
世界中の空港の中で時間通りに運行された便の割合が最も高い空港を示す「世界の空港・定時出発率ランキングTOP10」は、航空機が出発予定時刻から15分以内に出発したかどうかを示す「定時出発率」をもとに順位付けされています。このランキングによって、空港の効率性や信頼性、顧客サービスの質がわかるので、旅行者にとって重要な指標となります。
1位 ミネアポリス・セントポール空港(アメリカ)
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アメリカ中西部ミネソタ州のミネアポリスとセントポールの間に位置する「ミネアポリス・セントポール空港」が1位。定時出発率は84.44%、フライト総数は28万9,817でした。北米で重要なハブ空港のひとつで、2つの主要ターミナルがあり、モダンなデザインと効率的なレイアウトを特徴としています。
2位 ラジーヴ・ガンディー空港(インド)
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2位はインドのハイデラバードに位置する「ラジーヴ・ガンディー空港」です。急成長するインド航空市場において中心的な役割を果たしています。緑豊かなランドスケープと持続可能な建築が融合したデザインが特徴です。
3位 ケンペゴウダ空港(インド)
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インドのバンガロール近郊にある「ケンペゴウダ空港」が3位でした。テクノロジーの都としての地位を反映し、最新の施設を備えています。「庭の中のターミナル」として設計された第2ターミナルは、竹を用いた庭園のようなデザインが特徴的です。
4位 エルドラド空港(コロンビア)
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コロンビアのボゴタに位置し、ラテンアメリカの主要なハブとして機能する「エルドラド空港」が4位。ボゴタの主要なゲートウェイで、先進的な技術とコロンビアの文化を反映したアートワークが際立っています。
5位 ソルトレイクシティ空港(アメリカ)
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5位は、アメリカ西部ユタ州ソルトレイクシティの「ソルトレイクシティ空港」です。広大な国内線ネットワークを持ち、最新の大規模改修では、持続可能性と効率性を追求したデザインを採用しています。
6位 デトロイト・メトロポリタン・ウェイン・カウンティ空港(アメリカ)
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6位の「デトロイト・メトロポリタン・ウェイン・カウンティ空港」は、アメリカ中西部デトロイト近郊に位置しています。主要な交通の結節点で、国際線のフライト数も多数。独特な空中トラムシステムを有し、芸術作品で飾られたターミナルが特徴です。
7位 シアトル・タコマ空港(アメリカ)
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アメリカ・ワシントン州シアトル近郊の「シアトル・タコマ空港」が7位。西海岸の重要なゲートウェイで、アジア行きの便が多数。高さ約26mの空中歩廊からは、シアトルのスカイラインや近隣の山々を望むことができます。
8位 フィラデルフィア空港(アメリカ)
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8位はペンシルバニア州フィラデルフィアにある「フィラデルフィア空港」。東海岸の主要な空港のひとつで、国内外へのアクセスが良いのが特徴です。歴史的な都市にふさわしい、伝統と現代性が融合したデザイン。
9位 ドーハ・ハマド空港(カタール)
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カタールのドーハにある「ドーハ・ハマド空港」が9位でした。中東の主要なハブ空港で、最先端の設備と豪華なサービスで知られています。独特な波打つ屋根や、空港内の各所に設置されたアート作品が象徴的です。
10位 羽田空港(日本)
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日本の「羽田空港」が10位に入りました。2022年の1位からランクダウンしましたが、フライト総数は45万便を超えており、上位10空港で最も忙しい空港となっています。東京の中心部に近く、国内外の多くの都市へのアクセスが良いことでも知られ、最新の技術を取り入れた運営や顧客サービスの質の高さ、清潔で快適な施設も評価されています。
[出典]
定時運航レポート|Cirium(シリウム)
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