1位 モナコ 1万9,175人/平方キロメートル
世界で最も人口密度が高い国はモナコでした。1平方キロメートルあたりの人口は1万9,175人。ヨーロッパ南部、地中海に面したモナコは、三方をフランスに囲まれ、面積はバチカンについで世界で2番目に小さい国です。モナコグランプリや豪華なカジノや知られ、狭い国土に多くの人々が暮らしています。
2位 シンガポール 7,485人/平方キロメートル
2位はシンガポールで、人口密度は7,485人/平方キロメートル。マレー半島の南端、ほぼ赤道直下に位置する島国で、面積は東京23区よりやや大きい都市国家。小さな国ながら、豊かな緑と高層ビルが共存しており、人口の約3割を外国人が占めています。
3位 モルディブ 1,895人/平方キロメートル
3位は、人口密度が1,895人/平方キロメートルのモルディブです。インド洋に浮かぶ、約1,200の島々からなる国で、首都マレに人口の3分の1が集中。観光業が盛んで、その美しいビーチは世界中から訪れる人々を魅了しています。
4位 バーレーン 1,891人/平方キロメートル
中東の島国バーレーンが4位。人口密度は1,891人/平方キロメートル(2020年)です。40もの島々からなり、国土の総面積は720平方キロメートルで、奄美大島とほぼ同じ大きさ。石油資源に恵まれており、近代的なビジネスハブとしての顔も持っています。
5位 マルタ 1,638人/平方キロメートル
5位は、地中海に位置する小国マルタで、人口密度は1,638人/平方キロメートルです。3つの有人島と2つの無人島からなり、ヨーロッパの各国のリゾート地として有名。美しい自然の中に歴史的な建造物が多く、首都ヴァレッタは街全体が世界遺産に登録されています。
6位 バングラデシュ 1,133人/平方キロメートル
南アジアに位置するバングラデシュが6位です。人口密度は1,133人/平方キロメートル(2020年)。近年は経済成長が著しい一方、洪水やサイクロンなど自然災害の影響を受けやすく、高い人口密度が社会的課題となっています。
7位 モーリシャス 640人/平方キロメートル
7位はインド洋の島国モーリシャス。人口密度は640人/平方キロメートルです。インド系・アフリカ系・中国系など多民族・多文化が共存する社会。サトウキビ畑や美しいビーチが特徴で、観光地としても人気です。
8位 バルバドス 626人/平方キロメートル
8位は中米カリブ海の東端に浮かぶ小さな島国バルバドスで、人口密度は626人/平方キロメートル。日本の種子島と同じくらいの面積です。サトウキビの生産が盛んで、ラム酒誕生の地とされています。島全体が珊瑚礁でできており、美しいビーチが魅力です。
9位 サンマリノ 571人/平方キロメートル
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イタリアに囲まれた世界最古の共和国サンマリノが9位に入りました。人口密度は571人/平方キロメートル。小さな国土に多くの歴史的建造物があり、首都サンマリノの歴史地区は世界遺産です。2014年に創建された「サンマリノ神社」はヨーロッパで唯一の神社といわれています。
10位 ナウル 562人/平方キロメートル
10位は太平洋の小さな島国ナウルでした。人口密度は562人/平方キロメートル。かつてはリン鉱石の輸出で栄えましたが、今は観光業に力を入れており、ナウル政府観光局は日本語での情報発信も盛んに行っています。
[出典]
人口密度の高い国|外務省
[参考]
インド人口、中国抜き世界最多に 今年半ばに14億2860万人=国連|BBCニュース
サンマリノ神社
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