何かと忙しい現代社会。リラックスすることが大切だとわかっていても「いざリラックスしようとしても、思うようにできない」という方も多いのではないでしょうか。
ストレスと言ってもいろいろありますが、今回は「漠然とした焦燥感に追われ心が休まらない」「悪いところはないのになんとなく疲れる」そんな方に一度「断って」みてもらいたい5つのことをピックアップしてみました。
SNS断ち
スキマ時間ついついSNSを見てばかりいませんか? 自分の投稿に対してのコメントや「いいね!」の数がひどく気になったり、数時間置きにツイートしないと気が済まなかったり、行く先々でSNSにアップするためだけの写真を撮ったり、他の人の楽しそうな様子の投稿に心がざわついたり・・・。
そんなあなたはSNSストレスを抱え込んでしまっている可能性大。いろんな情報を集めたり、世界中のどこにいてもたくさんの人と気軽に繋がることができるSNSはメリットも大きいですが、気を付けないとストレスの原因になってしまいます。完全に断つ必要はありませんが「最近なんだか疲れたな・・・」そう感じたときは、週末の2日間だけでもSNS断ちをしてみては?
ジャンクフード断ち
ストレスが溜まると、ついジャンクフードをむしゃむしゃ食べたくなってしまいますよね。でも、食べている最中は気分をアップしてくれますが、体に決して良くないジャンクフードは、食べてしまった後の罪悪感から気分が落ち込み、それが更なるストレスの素となり悪循環に。「食べるのを我慢するなんて、余計ストレスが溜まる!」という声が聞こえてきそうですが、長い目で見るとここはぐっと我慢してジャンクフード断ちをするのが得策だと言えそうです。食べること自体を我慢するのではなく、代わりに好きなフルーツやナッツを食べて、上手にジャンクフード断ちをはじめましょう。
“ながら作業” 断ち
忙しい毎日の時間を少しでも有効活用しようと、ついつい「ながら作業」をしていませんか? 歩きながらスマホをチェックしたり、テレビを観ながらメールチェックをしたり、日々の行動を振り返ってみると、きっと多くの “ながら作業” をしていたことに気が付くでしょう。はじめのうちは「時間がもったいない」と感じるかもしれませんが、ひとつひとつ、目の前の作業に丁寧に取り組んでみると、不思議と心が落ち着いてくるのを感じることができます。
歩くことに集中する、食べることに集中する、掃除することに集中する。四六時中目の前の作業だけに意識を集中させることは現実的に難しいかもしれませんが、少しずつでもいいので「ながら作業断ち」を増やしてゆくことができれば、きっと心に良い変化が起きるはずです。
テレビ・ネット断ち
お家でのリラックスタイムの定番といえばテレビ鑑賞やネットサーフィンという方も多いのではないでしょうか。でも、本当に心からリラックスしたいときは、思い切ってテレビもPCも電源を入れずに過ごしてみて。テレビ、ネット、雑誌、町で目や耳に飛び込んでくる広告や音楽・・・情報過多だと言われる現代社会で生きる私たちは、知らず知らずのうちにたくさんの情報を頭に詰め込んでいます。ほんの一晩、1日だけでもいいので試してみると、頭の中がずいぶんスッキリした気分になりますよ。
「~しなければという気持ち」断ち
最後に「ストレス解消したいのに、リラックスの方法がわからない」「リラックスタイムにも仕事のことをつい考えてしまう」そんなあなたは、かなり真面目な頑張り屋さんなのだと思います。
そんな方は「~しなければ!」という気持ちをまずは断ってみて。どうか、この記事をお読みになって「SNS断ちしなければ」「ながら作業断ちをしなければ」という気持ちに追われないでくださいね。「リラックスしなければ!」という気持ちをまずは断って。リラックスタイムに集中して、自分の呼吸や感覚、周囲の音、香り、景色に心を注ぐことからはじめてみてください。
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