モネの池とは
関市板取の根道神社境内にある名もなき池。1980年頃に高賀山の伏流水を利用して整備された農業用の人口池です。1999年頃、池の近くの施設であるフラワーパーク板取の経営者が池に睡蓮を植えたり、地元住民がコイを入れたりしたことで現在の姿になったと言われています。
こうしてできた美しい名もなき池は、その後2015年頃にSNSで大きな話題となりました。まるで、フランスの画家であるクロード・モネの名画「睡蓮」にそっくりだ、と。当時は1日3000人以上が訪れるほど人気となり、現在もその美しい池を一目見ようと多くの観光客が訪れています。
見頃の季節は?時間は?
一年中訪れることができるモネの池ですが、見頃は睡蓮の花が咲く5月末頃から10月頃。6月は池の周りの紫陽花が咲き誇り、睡蓮は咲き終わっている11月は紅葉が美しく、また異なる雰囲気のモネの池を見ることができるのでおすすめです。
この記事に掲載している写真は3月に行ったものなので、見頃のシーズンではありませんが、透明度はいつ行っても変わらずに美しいモネの池を見ることができました。
睡蓮の花が咲いている時期に行くのであれば、午前中が狙い目。朝の9時頃から咲き始める睡蓮は、11時頃が一番大きく咲く時間帯だからです。
雨が降ってしまうと、2〜3日は水が濁ってしまうので透明度の高いモネの池を見たい場合は要注意です。
アクセス方法は?駐車場は?
岐阜県関市にあるモネの池へのアクセスは車がおすすめです。モネの池周辺には3つの駐車場があり、合わせて160台停めることができます。
ベストシーズンの土日や祝日、大型連休の際は、混雑するので注意しましょう。特に人気の10時〜12時頃はかなり混雑します。
モネの池第一駐車場とあじさい園駐車場の間にある橋からは板取川というコバルトグリーンの美しい川を眺めることもできるので必見です。
モネの池第一駐車場やあじさい園駐車場からモネの池までは、田んぼの間にある舗装された道を歩き、2分ほどです。
モネの池まで公共交通機関でアクセスすることもできます。岐阜駅から12番のバスに乗り、「ほらどキウイプラザ」で下車。「ほらどキウイプラザ」までは53駅、約1時間ほどです。そこから板取ふれあいバスに乗り継ぎ、約15分で「モネの池前」のバス停に到着します。
モネの池のスマホでの撮影方法
実際に目にするモネの池はとにかく透明度が抜群で、睡蓮の葉や水草の中をカラフルな鯉が泳ぐ姿は本当に圧巻でした。絵画のようなモネの池を見たらやっぱりカメラに収めたいと思いますよね。ですが、そんなモネの池の感動を見たままに写真に残すのは、なかなか難しいんです。
モネの池がある場所は木々に囲まれていて暗いので、スマホのノーマルカメラで撮影すると明るさや彩度が低く、イメージと少し異なる印象になります。
これでも十分綺麗なのですが、モネの池の美しさをより引き立たせるために、少しだけレタッチしましょう!
iPhoneの場合は、編集機能で「自然な彩度」を+25、「暖かみ」を−30、「色合い」を+15にするだけ。必要な場合は明るさや露出も少し調整するといいかもしれません。これだけで、同じ写真でも、モネの池の透明度やカラフルな鯉の美しさが引き立ちますよ。
一眼レフがなくても、綺麗なモネの池の写真を撮ることができるので安心してくださいね。ぜひ、実際のモネの池をご自身の目で見て、心落ち着く感動体験をしてみてください。
住所:岐阜県関市板取448
TEL:0581-57-2111(関市板取事務所)
入場料:無料
営業時間:終日
定休日:なし
アクセス: 岐阜駅から車で約1時間、バスで約1時間30分〜2時間
駐車場:有り(160台)
所要時間目安:約30分
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関市観光協会 / せきてらす(instagram):https://www.instagram.com/sekiterrace/
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