行列に並んでも食べたい「カムジャパン」とは?
今回入手した「カムジャパン」は、韓国・春川(チュンチョン)にあるベーカリーカフェ「Gamza Batt(カムジャバッ=じゃがいも畑)」で販売されているパン。はるばる韓国から冷凍便で我が家にやってきました。
ソウルのデパートでポップアップを行った時は、1週間で1万個を販売するほどの人気だったとか。今もあちこちでポップアップを行うたびに大盛況で、多くの人がSNSにアップして話題になっています。
10個入りはダンボール箱入り。サイドには「カムジャパン」のトレードマークであるじゃがいものキャラクターのイラストと、韓国語で「カムジャパン」と書かれています。この本物のじゃがいもを出荷する箱に入っているというビジュアルも人気なんですよ。
賞味期限は冷凍保存の状態で約1年とかなり長持ち。解凍後はその日のうちに食べるようにしてくださいね。
見た目は本物のじゃがいもみたい!
筆者は「カムジャパン」を自然解凍しましたが、商品に同封されている説明書によると、レンジでも解凍が可能とのこと。その場合は1分間加熱した後、裏返して1分間加熱すると簡単に解凍できます。
袋から開けると、本物のじゃがいもそっくりな「カムジャパン」が登場! 周りについた“土”も掘り起こしたばかりのじゃがいもみたいでじゃがいもへの愛を感じます。
それもそのはず、カフェのオーナーは実はじゃがいも農家の夫婦なんです。「父が守ってきたジャガイモを守りたい」という思いから、2年という長い月日をかけ、試行錯誤しながら「カムジャパン」を開発したのだそう。
「カムジャパン」の周りにまぶされた“土”は、韓国産きな粉と黒ごま粉。そして生地には江原道産のじゃがいも澱粉と米粉だけを使用していて、素材にもこだわっています。
「カムジャパン」にナイフを入れる様子も本物のじゃがいもみたい! 実はパンだと言わないと騙されてしまいそうです(笑)。
半分に切ってみると、中にはじゃがいもを使ったフィリングがたっぷり詰まっています。
さまざまな品種の韓国産じゃがいもを丸ごとつぶして入れていて、本当にじゃがいもづくしのパンなんですよ。
さっそくいただいてみましょう!
もちもち生地と甘いじゃがいもフィリングが◎
持ち上げるとずっしりとした重みを感じます。ひと口食べてみると、口の中にじゃがいも特有の甘みと香りが広がっていきます。じゃがいもが元々持っている風味を存分に生かしているので、しっかりじゃがいも感が残っているのがおいしさのポイントになっています。
1分ほどレンジで温めると、外側の生地はもっちもちに! 米粉が入っているのでまるでお餅を食べているような食感です。もちろん温めずに食べてもおいしいので、好みで食べわけてみたいところですね。
一個でもかなりお腹に溜まる感じで、おやつというよりは朝ごはんや軽いランチにぴったりのボリューム感でした。
「カムジャパン」をぜひ韓国で!
現時点では、残念ながら日本で「カムジャパン」を入手するのは難しいという状況。たまに通信販売などで見つけることができるので、韓国食材を扱うお店をチェックしてみるのもおすすめです。
韓国では元祖の春川の「Gamza Batt」の店舗のほか、通信販売でも入手が可能。そのほかポップアップショップや催事で販売することもあるので、詳細は「Gamza Batt」の公式SNSでチェックしてみてくださいね。
https://smartstore.naver.com/farmersbakeshop
価格:10個入 29,700ウォン(韓国内)
賞味期限:製造日より約1年(冷凍保存時)
Gamza Batt(カムジャバッ)
江原特別自治道 春川市 新北邑 新セムパッ路 674
営業時間:売り場 10:00~22:00
カフェ 10:00~19:00
公式Instagram:https://www.instagram.com/gamzabatt
[All Photos By Kaori Simon]
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