【クルミッ子工場見学!】体験予約からカフェメニュー・限定グッズ情報まで!「クルミッ子ファクトリー」横浜ハンマーヘッド

Posted by: 西門香央里

掲載日: Nov 28th, 2024

「鎌倉紅谷」が製造販売するクルミがぎっしり詰まった人気焼き菓子「クルミッ子」。その「クルミッ子」ができあがるまでの工程を見学できる「Kurumicco Factory(以下クルミッ子ファクトリー)」が、2019年に横浜ハンマーヘッドにオープンしました! 今回は併設した工場の様子や体験予約方法、クルミッ子切り落とし購入方法、クルミッ子ファクトリー限定のカフェメニュー&グッズなどを紹介します。

テーブルに並んだ「Kurumicco Factory」のカフェメニュー

工場を併設した「クルミッ子ファクトリー」

「Kurumicco Factory」の外観

「Kurumicco Factory(クルミッ子ファクトリー)」は、店内に工場「The Factory(以下ザ・ファクトリー)」を併設した店舗。神奈川県横浜市にある複合商業施設「横浜ハンマーヘッド」内に2019年にオープンしました。

工場は全面ガラス張りになっていて、外から見学することができます。週末になると親子連れが多く訪れて盛り上がるそうですよ。お店の外にまで焼きたての甘い香りが漂ってきます。

「クルミッ子」ができるまでを見学しよう

「Kurumicco Factory」の外観

では、さっそく「ザ・ファクトリー」の中を「クルミッ子」ができるまでの工程と一緒に紹介して行きましょう。

 1. キャラメルづくり

「ザ・ファクトリー」のキャラメルを作る様子

まずは「クルミッ子」の“キモ”になるキャラメルから。工場の中ほどにずらっと鍋が並んでいて、ここでキャラメルが作られています。

キャラメルは煮詰め加減がポイント。煮詰まってきたキャラメルの色や香りから仕上がりをチェックしています。

2. キャラメルのし

「クルミッ子ライブファクトリー」のキャラメルを伸ばす様子
「クルミッ子ライブファクトリー」のキャラメルを伸ばす様子

できあがったキャラメルは、熱いうちにトレーに伸ばしていきます。時間が経つと冷めて固まってきてしまうのでスピードが大事。手際よくささっと平たく伸ばしていく様子は、さすがです!

3. 生地のし・仕上げ

下生地を天板に敷き、キャラメルシートをのせ、上生地をかぶせた後に牛乳を塗っていきます。

「ザ・ファクトリー」ののキャラメルシートをのせる様子
「ザ・ファクトリー」の上生地をかぶせる様子
「ザ・ファクトリー」のの生地に牛乳を塗る様子
「ザ・ファクトリー」の上生地に穴を開ける様子

仕上げに空気抜くための穴を開けていきます。ツヤだしに卵ではなく牛乳を使うのもポイント。

4. 焼成&保管庫への運搬

「クルミッ子ライブファクトリー」の自動搬送装置「クルミッ子運ぶくん」

生地ができあがった「クルミッ子」は、オーブンで焼き上げたあと、保管庫まで運んでいきます。

重たいホールの「クルミッ子」を運んでいくのは自動搬送装置「クルミッ子運ぶくん」。残念ながら動いているところは見れませんでしたが、大活躍だそうですよ。

5. カット

「クルミッ子ライブファクトリー」のカットする様子
「クルミッ子ライブファクトリー」のカットされた「クルミッ子」

保管庫で一晩寝かせた1枚の大きなホール「クルミッ子」を超音波カッターでカットしていきます。1枚のホールから、135個の「クルミッ子」ができるそう。

6. 個包装

「クルミッ子ライブファクトリー」の個包装をする様子
「クルミッ子ライブファクトリー」の個包装をする様子

カットされた「クルミッ子」を、リスくんの絵柄がついたフィルムで一個ずつ包装したら完成です!

ちなみに、「クルミッ子をカットする際にできる切れ端を「クルミッ子切り落とし」として販売していますが、あっという間に完売してしまう人気商品。「クルミッ子ファクトリー」の「The Shop(以下ザ・ショプ)」では、開店前に整理券を配布していますが、開店前に並んでも購入できない場合があるそうです。

「クルミッ子ファクトリー」限定のカフェメニューをチェック!

「Kurumicco Factory」のカフェ内観

「クルミッ子ファクトリー」には、海が見える「The Cafe(以下ザ・カフェ)」も併設。窓越しからはハンマーヘッドやベイブリッジなど、横浜港町の風景を眺めることができ、天気のいい日はテラスでも楽しむことができます。

「Kurumicco Factory」のカフェメニュー

カフェでは、「クルミッ子ファクトリー」でしか食べられないメニューなどを用意。ここでしか出会えないスイーツやフードを紹介します!

まるで焼きたて!「クルミッ子プレート」

お皿に盛られた「クルミッ子プレート」

「クルミッ子切り落とし」を200度のオーブンで温めて仕上げた「クルミッ子プレート」は、「クルミッ子ファクトリー」の「ザ・カフェ」にしかない限定メニュー。

手に持った「クルミッ子プレート」

できたての「クルミッ子」を再現したということで、香ばしく甘い香りがしてきます。食べてみると外側の生地がサクサク。そして中のキャラメルもとろ〜っと溶け出してきて、言葉にならないおいしさなんです!

手に持ってミルクアイスをのせた「クルミッ子プレート」

添えられた冷たいミルクアイスで味の変化も楽しめますよ。熱々の「クルミッ子」との相性は抜群なのでぜひお試しを♪

クルミッ子プレート
価格:635円(税込)

端っこを詰め合わせた「クルミミカップ クルミッ子キャラメルソース付」

テーブルに置かれた「クルミミカップ クルミッ子キャラメルソース付き」

「クルミミカップ クルミッ子キャラメルソース付」は、「ザ・ファクトリー」で製造している「クルミッ子」の“端っこ”「クルミミ」をカップに詰め込んだ商品。カフェでしか買えないので、ショップの方の「クルミッ子切り落とし」が購入できなかった場合もカフェで「クルミミ」を楽しむことができます。こちらも午前中には完売してしまうことも

「クルミミカップ クルミッ子キャラメルソース付き」の中身

カップの中には、ぎゅぎゅっと切り落としが詰まっています。大体8個ほど入っているので食べ切るのにちょうどいい感じですね。

特製の「クルミッ子キャラメルソース」が一袋ついてくるので、追いキャラメルもできますよ。

クルミミカップ クルミッ子キャラメルソース付
価格:713円(税込)

秋限定ドリンク「林檎が香るミルクティーフラッペ〜紅はるかのモンブランとともに〜」

テーブルに置かれた「林檎が香るミルクティーフラッペ〜紅はるかのモンブランとともに〜」

季節ごとに内容が変わる限定オリジナルドリンクも販売していますよ。秋のドリンクは「林檎が香るミルクティーフラッペ〜紅はるかのモンブランとともに〜」(※ 2024年11月末までの販売)。

すっきりした味わいのミルクティーのフラッペに、白ごまペーストとクリームチーズでコクと旨みをプラスした”紅はるかのモンブラン”と、角切りにした“りんご”と”お芋”をトッピングしました。

「林檎が香るミルクティーフラッペ〜紅はるかのモンブランとともに〜」のアップ

一見、重たそうに見えるのですが、飲んでみるとさっぱりとした風味。モンブランは濃厚な味わいですが、りんごとあわせるとすっきりした後味になります。ふんわり秋っぽさを感じるフラッペでした。

林檎が香るミルクティーフラッペ〜紅はるかのモンブランとともに〜
価格:823円(税込)
※ 2024年11月末まで。12月から新しいメニューが登場します

軽いランチにぴったり「The Factory’s ホットサンドセット」

テーブルに置かれた「The Factory’s ホットサンドセット」

「ザ・カフェ」では11時〜14時限定でフードメニューとして、2種類の「The Factory’s ホットサンドセット」を販売しています。セットには、メインのホットサンドのほか、「クルミッ子切り落とし」とドリンクがついてきますよ。軽いランチにぴったりのメニューです。

甘しょっぱさがたまらない!「チーズ・ハム・トマト」

「The Factory’s ホットサンドセット」チーズ・ハム・トマト

「チーズ・ハム・トマト」は、定番中の定番の具材をサンドしたホットサンドですが、実は鎌倉紅谷らしい仕掛けがあるんです。それは、ホットサンドに「クルミッ子のキャラメルソース」を使っているということ!

「The Factory’s ホットサンドセット」チーズ・ハム・トマトのアップ

このキャラメルソースがいい仕事をしていて、しょっぱいチーズとドライトマト、ハムに合わさると、甘くてしょっぱいやみつきの味になるのです。密かに入っているクルミもいいアクセントになっていて、食べ出したら止まらない、そんな最高のホットサンドでした。

The Factory’s ホットサンド チーズ・ハム・トマト
価格:セット 1,380円/単品 880円(すべて税込)

カレー香る「ベーコンポテトカリー」

「The Factory’s ホットサンドセット」ベーコンポテトカレー

「ベーコンポテトカリー」は、ライ麦パンにマッシュポテトとベーコン、ほうれん草を挟んだホットサンド。トマトをベースにしたカレーソースがたっぷりかかっていて、ほんのりエスニックな味わいに仕上がっています。

「The Factory’s ホットサンドセット」ベーコンポテトカレーのアップ

ベーコンも厚切りで、ボリューム満点なのでお腹いっぱいになりますよ。スパイシーな味が好きな人にはおすすめです! 

The Factory’s ホットサンドベーコンポテトカリー
価格:セット 1,380円/単品 880円(すべて税込)

「クルミッ子ファクトリー」でしか買えない商品も!

「Kurumicco Factory」のショップ

カフェ限定メニュー以外に、「ザ・ショップ」でも「クルミッ子ファクトリー」限定商品が販売されていますよ。

「Kurumicco Factory」限定商品

「クルミッ子ファクトリー」でしか買えないのは、「Kurumicco Factory トート」と、「クルミッ子5個入(横浜ハンマーヘッド限定パッケージ)」。どちらも横浜らしいイラストがキュートに描かれたここでしか買えないアイテムです。

横浜土産にも!「Kurumicco Factory トート」

「Kurumicco Factory トート」のアップ

「Kurumicco Factory トート」には、リスくんがみなとみらいの風景とともに描かれています。横浜土産としてもよろこばれそうですね!

Kurumicco Factory トート
価格:1,540円(税込)

キャップ姿のリスが可愛い「クルミッ子5個入(横浜ハンマーヘッド限定パッケージ)」

「クルミッ子5個入(横浜ハンマーヘッド限定パッケージ)」のパッケージ

「クルミッ子5個入(横浜ハンマーヘッド限定パッケージ)」は「ザ・ファクトリー」で働くリスくんが表面に描かれている限定パッケージ。一生懸命働く姿が可愛い!

「クルミッ子5個入(横浜ハンマーヘッド限定パッケージ)」の側面

箱の側面には、みなとみらいの風景が描かれています。こちらも横浜土産にしたらよろこばれそうですね。人気商品なので午前中には完売してしまうこともあるので、お早めにどうぞ。

クルミッ子5個入(横浜ハンマーヘッド限定パッケージ)
価格:810円(税込)

大人気!「クルミッ子」を作るワークショップも開催

「クルミッ子つくるっ子!」の様子

実は「クルミッ子ファクトリー」では、「クルミッ子」づくりを体験する「クルミッ子つくるっ子!」を開催しているんですよ! クラフトマンと一緒に、実際に自分で小さな「クルミッ子」のホールを作れるという貴重なワークショップです。

鎌倉の鶴岡八幡宮前の八幡宮前本店の2階でも同じワークショップを実施していますが、「クルミッ子ファクトリー」では工場見学も一緒にできるのがポイントです。

「クルミッ子つくるっ子!」のメモリアルブック

できあがった「クルミッ子」は、メモリアルブックにして渡してくれるので、いい思い出になりますよ。

「クルミッ子つくるっ子!」は、毎月開催予定で、予約は抽選形式になっています。開催日や抽選予約期間については、公式サイトをご確認ください。とても人気なので狭き門ということですが、「クルミッ子」ファンは見逃せませんよ!

クルミッ子つくるっ子!
体験料:お一人様 3,850円(税込)※Kurumicco Factory体験価格
対象年齢:小学生以上(未就学児童の方はご参加・ご入室いただけません。)
開催日時:毎月開催予定
     ※開催日は公式サイトにて案内いたします
所要時間:約90分
予約方法:予約は抽選形式
      鎌倉紅谷 公式オンラインショップ「マイページ」より抽選にお申込みいただけます。

横浜ハンマーヘッド「クルミッ子ファクトリー」で特別な体験を

「Kurumicco Factory」の外観

「クルミッ子」ができあがるまでを目の前で見学できる「クルミッ子ファクトリー」。「クルミッ子」好きだけでなく、工場見学が好きな人にも楽しんでもらえそうな施設です。みなさんも横浜に行ったらぜひ立ち寄ってみてくださいね。

Kurumicco Factory
横浜市中区新港2-14-1 横浜ハンマーヘッド2階
TEL:045-263-9635(受付は営業時間に準じます)
営業時間:工場見学 11:00~18:00
     ※状況により変更する場合がございます
     ショップ:平日11:00~20:00/土日祝:10:00~20:00
     カフェ:11:00~20:00 ※L.O.19:00
定休日:横浜ハンマーヘッドに準ずる
公式サイト:https://beniya-ajisai.co.jp/kf/

[All Photos By Kaori Simon]
Do not use images without permission.

PROFILE

西門香央里

Kaori Simon ライター&フォトグラファー

東京在住のフォトライター。K-POP、旅行、グルメ、カルチャーなどを中心に撮って書いて活動中。好きなことには猪突猛進。小学生の頃からずっと何かの「オタク」。座右の銘は「努力は裏切らない」。

東京在住のフォトライター。K-POP、旅行、グルメ、カルチャーなどを中心に撮って書いて活動中。好きなことには猪突猛進。小学生の頃からずっと何かの「オタク」。座右の銘は「努力は裏切らない」。

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