
金持神社とは?

金持神社は、鳥取県日野郡日野町金持にある地域の氏神様です。「かねもちじんじゃ」ではなく、読み方は「かもちじんじゃ」。かつて、この地は昔の人が「黄金にもまさる」と大切にした鉄の産地でした。鉄山を持つ村と言う意味で「かなもち」と言い、それが略されて「かもち」となったと言われています。

「金持」というその印象的な名前から、宝くじ当選祈願や金運アップ、開運を願う神社として広く知られていますが、訪れる理由は金運だけではありません。国土経営・国造り・開運に関わる神々として伝えられています。
御祭神には天之常立尊(あめのとこたちのみこと)、八束水臣津努命(やつかみずおみずぬのみこと)、淤美豆奴命(おみずぬのみこと)を祀り、国土経営・国造り・開運に関わる神々として伝えられています。鳥取県神社庁によると、出雲国の薗妙見社(長浜神社の旧称)から勧請されたと伝わり、明治元年に「金持社」、明治6年に現在の「金持神社」へ改称されました。

金持神社札所(売店)と駐車場の間にあるのは、金持党発祥之地の碑。姓氏研究家・森岡浩氏の碑文によると、「ここ鳥取県日野郡日野町金持は、全国に広がる金持一族発祥の地である。古代、鉄を産したことにより当地は「かもち」とよばれ「金持」の漢字があてられた。やがてここに藤原姓の金持党が生まれ鎌倉時代初めの元久年間には金持広親公が伯耆守護となるなど、砂鉄を背景として次第にその勢力を拡げた。」とあります。
※伯耆国は現在の鳥取県西部
「金持」は、地名や神社の名前だけでなく、姓としても存在するんですね!
静かな山里に佇む金持神社

金持神社は、鳥取県西部の山あいにあります。派手な観光施設ではなく、自然の中に鳥居と石段、社殿が続く素朴な神社です。

山に抱かれた神社のまわりには田畑が広がり、知る人ぞ知る穴場感があります。

筆者らが訪れたのは、曇り空の平日午前中。霧に霞む山々、すれ違う参拝客は数組で、神秘的な雰囲気です。

階段を一歩一歩進むと、その厳かな空気に、だんだんと心が落ち着いてきます。


途中、樹齢600年~700年余りのチャンチンとサワラの木があります。チャンチンは中国原産で、鳥取県に1本しかない珍しい木なのだそう。先人がタタラ製鉄でやけどをしたり、目を痛めたりしたため、やけどの薬や目薬として使用するために、植えたのではないかと言われています。

森に佇む社殿一帯は、思わず背筋を正してしまうほど、特別な空気に包まれています。心を落ち着けて、二拝二拍手一拝で参拝。


神社への参拝は自由ですが、御朱印・お札・お守などを受けられる授与所の開所時間は、原則として10:00〜16:00です。祈願は完全予約制のため、正式祈願を希望する場合は事前に公式サイトから確認・予約しましょう。
拝殿の中には日野町出身の濱田珠鳳先生によるとても貴重な指画「龍神の図」・三枝美津子先生の日本画「野菊」の絵が奉納展示されている
宝くじ当選報告の絵馬の数がすごい

絵馬は社殿の前に祈願され、しばらくすると札所に下げられるのだそう。その絵馬に書かれた宝くじ当選報告の御礼の額と数が多すぎて衝撃。そもそも筆者自身、友人から「知り合いが金持神社に祈願して6000万円当たった」という話を聞いてぜひ参拝したいと思ったのですが、実際札所では宝くじで何億円も当たったという絵馬を複数目にしました。これはすごい。
御朱印・お札・お守りの種類一覧
左:金持神社オリジナル御朱印帳 2,000円、右:「御大礼記念」特製御朱印帳(中面も金色)5,000円
金持神社では授与所で御朱印、御札、お守りを受けられます。御朱印や授与品が目的なら、時間に余裕を持って午後早めに到着するのがおすすめです。天候や行事などにより対応が変わる可能性もあるため、出発前には公式サイトの最新案内を確認してください。
御朱印(添付用)左 300円、右(金)500円
手書きの御朱印は平日10:00〜12:00(土日・祝日を除く)での対応、左記時間外については写真のような添付用の頒布対応になります。混雑・諸事情により、手書き対応が難しい場合もあるそうです。
絵馬 鳳凰500円、昇龍1,000円
金持神社木札 1,500円、幸福を呼ぶ福石 800円、本水晶パワー御守 1,500円
学童御守(ランドセル型 ピンク・青・黒・赤)、開運梟お守、開運招福御守、目・耳御守、幸福を呼ぶ金のわらじ、商売繁盛御守、金運の福袋 各500円
財布用金運御守 、肌御守(ピンク・水色) 、肌御守(金色) 、交通安全御守 各500円

また、1年間お世話になったお札・お守りを納めるための納札箱も設けられています。以前に受けた授与品がある場合は、感謝の気持ちを込めて返納したいですね。
まねきねこみくじ 200円、金豆小槌みくじ 200円
参拝前に知りたいアクセス
金持神社札所(売店)の前には、「金持・下」の地名標示も。「金持・上」という地名もあるそうです
金持神社への行き方は、車なら米子自動車道「江府IC」から約20分。JR伯備線「根雨駅」からは車で約7分が目安です。根雨駅にタクシーは待機していないため、「日本交通根雨 営業所(0859-72-0219)」への連絡が、金持神社の公式サイトでも推奨されています。
- 金持神社への行き方
- 車:米子道・江府ICから約20分
- 公共交通機関:JR伯備線・根雨駅から町営バスまたはタクシーを利用。
>>町営バス時刻表
タクシー「日本交通根雨 営業所(0859-72-0219)」
筆者らは金持神社の売店で「金持神社の縁起物 黄色いハンカチ」1,200円を購入し、神社から車で5分ほどのところにある複合施設「金持テラスひの」の宝くじ売り場で購入した宝くじを包みました。どうか当たりますように!
〒689-4512 鳥取県日野郡日野町金持74
参拝:自由
授与所開所時間:10:00〜16:00
御朱印:あり。授与所で対応
ご祈願:完全予約制
駐車場:参道入り口横の金持売店に隣接する無料駐車場あり
問い合わせ
金持神社 社務所 0859-75-2591
予約専用携帯 090-4659-5035
※情報は掲載時点のものとなります。最新情報は公式サイトなどでご確認ください。
※価格は税込です。
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