【加茂水族館のクラゲ愛がすごい】2026年4月にリニューアル!約100種類のクラゲとスタッフの愛情に触れる旅|山形「東北エプソンアクアリウムかもすい」

Posted by: fumi

掲載日: Oct 13th, 2026

山形県鶴岡市にある、クラゲの展示で有名な加茂水族館が、2026年4月1日にリニューアルオープン。ネーミングライツにより、通称も「東北エプソンアクアリウムかもすい」(以下、かもすい)となりました。約100種類のクラゲが見られる展示エリアに加え、新たに研究施設も整備されています。車がないとアクセスは少し大変ですが、一度は足を運んでほしい水族館です。リニューアル後のかもすいを現地ルポ!

T-JERI

下調べが大切!かもすいへのアクセス

日本海に面したかもすいは、駅から歩いて行ける場所ではないので事前にアクセスを確認しておきましょう。

車やタクシーに乗ると、JR鶴岡駅からは約30分。車を使わない場合は庄内交通の路線バスを利用します。「湯野浜温泉行き」のうち、加茂経由の便に乗車すると、約40分で「加茂水族館」バス停に到着します。本数が多くはないので、帰りのバスの時間も含めて、事前に確認しておくと安心です。

かもすい

筆者は車なしの一人旅だったため、前日にSHONAI HOTEL SUIDEN TERRASSE(スイデンテラス)へ向かい、宿泊。翌朝チェックアウト後に、ホテルから直接かもすいへ。タクシーで15〜20分ほど、料金は5,000円弱でした。路線バスの時間を気にせず移動できる一方、一人で利用すると少し贅沢な移動になります。

また、訪れた際にタクシーの運転手さんから聞いたところ、ゴールデンウィークやシルバーウィークなどの連休には、駐車場の混雑や周辺道路の渋滞が起きることもあるそうです。車で行く場合も、時間には余裕を持っておきたいところです。

約100種のクラゲが暮らす新しい展示エリア

到着してまず目に入ったのは、建物のきれいさでした。館内に入る前からリニューアル後の新しさを感じます。

かもすいのリニューアルステッカー
ワクワクしながら館内へ入ると、チケット売り場でリニューアル記念のステッカーをいただきました。銀色のステッカーにはクラゲがデザインされていて、とてもおしゃれ。

かもすいといえば、やはりクラゲ。2000年には日本一、2005年には世界一の展示種類数となり、クラゲに特化した水族館として知られるようになりました。リニューアルによって展示種類数は約80種類から約100種類へ増えました。

クラゲドリームシアター
特に直径5メートルの大水槽「クラゲドリームシアター」は水族館の名物。研究所で飼育された1万匹ものミズクラゲが暗闇で漂う姿は、なんとも幻想的です。

今回のリニューアルでは、既存の展示に加えて直径2mの大型水槽が6基新設されました。大きな水槽が並ぶ展示エリアは迫力がありながら、クラゲの動きをじっくり眺められる落ち着いた雰囲気です。そして、展示だけでなく、クラゲの飼育や研究を行う新研究所棟「T-JERI(ティージェリー)」も誕生しました。

新研究所棟T-JERIでクラゲの裏側を知る

T-JERIのマップ
3階建てのT-JERIには、1階にレクチャールーム、2階にマイクロアクアリウム、3階にクラゲ研究所や繁殖室が設けられています。展示を見るだけではなく、クラゲがどのように飼育・研究されているのかにも触れられる施設です。

マイクロアクアリウム
マイクロアクアリウムでは、小さなクラゲを中心に、ルーペや顕微鏡を使って観察できます。さらに、バックヤードの一部も公開されていて、飼育員がどのようにクラゲを育てているのか想像が膨らみます。

筆者が訪れたときには、ボランティアスタッフの方が展示スペースで、来館者にクラゲについて説明していました。クラゲへの愛情はもちろん、スタッフの方の人柄も伝わってきます。解説を読むだけでなく、実際にクラゲを好きな人の言葉を聞けるなんて特別な気分。

かもすいの解説ボード
また、壁面にはスタッフ手書きのボードがびっしりと飾られています。クラゲの生態や飼育に関する情報、水族館の裏側などがイラスト付きで紹介されていて、読み進めるうちに時間を忘れてしまうほどです。

かもすいの解説ボード
これだけの情報を、丁寧かつわかりやすく伝えるスタッフの知識とクラゲへの愛情は、かもすいならではでしょう。

クラゲ以外の生き物や絶景も楽しめる

かもすいのアシカ

このようにクラゲの印象が強いかもすいですが、館内にはクラゲ以外の生き物も展示されています。庄内の海に暮らす多数の魚をはじめ、アシカやアザラシなどのひれあし類も見ることができ、クラゲとは違った動きや表情に癒やされます。

庄内の海
また、屋上テラスからは水族館の目の前に広がる日本海を望むこともできます。館内の幻想的なクラゲ展示だけでなく、庄内の海や自然を感じられる場所があるのも、かもすいの魅力です。

庄内の海に関するボード
クラゲに特化した水族館でありながら、クラゲだけを見て終わらない。庄内の海に暮らす生き物や、目の前に広がる日本海まで含めて、この土地そのものを満喫することができます。

お土産グッズやアイスもクラゲ尽くし!

かもすいのお土産
展示を見終えた後は、館内のショップ「海月灯り」へ。

かもすいのお土産 加茂水族館 アクリルクリア御守:660円

加茂水族館 アクリルクリア御守:660円

店内には、クラゲのぬいぐるみや文具、コップなど、さまざまなオリジナルグッズが並んでいます。クラゲのキャラクターをデザインした可愛らしい商品や、おしゃれなクリアお守りなど、眺めているだけでも楽しくなる品ぞろえです。

ネクタイ シロクラゲネクタイ(左2本) 4,780円 オワンクラゲネクタイ(左から3本目) 3,880円 ベニクラゲネクタイ(右3本) 3,880円

シロクラゲネクタイ(左2本)4,780円、オワンクラゲネクタイ(左から3本目)3,880円 ベニクラゲネクタイ(右3本)3,880円

なかには、傘の内側にクラゲがプリントされていたり、ネクタイに小さなクラゲがあしらわれていたりする商品も。さりげなくクラゲを取り入れたデザインは、普段使いしやすく、思わず手に取りたくなります。

かもすいの缶バッジ
お土産はショップだけでなく、展示の途中に設置されたガチャガチャでも購入できます。特に印象に残ったのが、T-JERIにあったクラゲの缶バッジ。購入がクラゲの餌代につながるそうで、買い物を通して水族館を応援できるのもうれしいところです。

かもすいのアイス クラゲアイス:1個300円、クラゲソフトクリーム:450円

クラゲアイス:1個300円、クラゲソフトクリーム:450円

さらに、エントランスの軽食売店では、クラゲアイスやクラゲソフトも販売されています。クラゲをかたどったクッキーなどがのっているのかと思いきや、使われているのは実際のクラゲ。クラゲソフトにはトッピングとして、クラゲアイスにはアイスの中に混ぜ込む形で入っています。

アイスのフレーバーも豊富で、クラゲのカリカリとした食感がアクセントになり、意外にもアイスとよく合っていました。

クラゲを眺め、クラゲのグッズを選び、最後はクラゲを味わう。館内を出るまで、クラゲを楽しみ尽くせます。

1匹のクラゲから始まった水族館の再生

館内では、水族館がクラゲに特化していった経緯も紹介されています。

1997年、入館者の減少によって存続の危機を迎えた当時の加茂水族館。その頃、サンゴ水槽に偶然現れた小さなクラゲに注目したことが、クラゲ展示の始まりだったそうです。

クラネタリウム
今回のリニューアルでは、展示種類数の増加だけでなく、新研究棟や飼育・研究を行う繁殖室なども整備されています。長年続けてきたクラゲの飼育・繁殖・研究を支える設備が充実し、その舞台裏にも触れられるようになりました。

かもすいのクラゲ
かもすいを訪れた際には、クラゲの美しさだけでなく、展示の背景にある研究や歴史にも注目してみてください。世界一のクラゲ展示を生み出した水族館の歩みと、クラゲに向き合ってきたスタッフの愛情をきっと感じられるはずです。

東北エプソンアクアリウムかもすい(鶴岡市立加茂水族館)
住所:山形県鶴岡市今泉字大久保657-1
電話番号:0235-33-3036
営業時間:9:00〜17:00(最終入館16:00)
定休日:公式サイトをご確認ください
入館料:一般1,500円、小・中学生500円、幼児無料
公式サイト:東北エプソンアクアリウムかもすい
アクセス:公式サイトのアクセス情報

※価格はすべて税込です。
※時期により商品の仕様や品揃え、価格が変わる可能性がありますので、ご注意ください。
※営業については最新情報をご確認ください。
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fumi ライター・マーケター

マーケター兼ライターとして個人で活動中。新しいもの・面白いものがとにかく大好き。島旅と長野県をこよなく愛しています。

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