海外旅行へ出かけると、時々びっくりするような寿司ネタに出会いませんか? 本格的な鮨が食べられるはずのシアトルにも、ヘンテコなネタがたっぷり。特に回転寿司店の巻き寿司にはその傾向が見られます。
ちょっと吹き出してしまうような名前の巻き寿司を5種類ご紹介します。
クモ巻き(Spider Roll)
(C) Blue C Sushi
まるでクモの足のように、カニの天ぷらがニョキッと突き出ている巻き寿司です。カニ天の他に巻かれているのは、アボカドやきゅうり、マヨネーズなど。名前と裏腹にお味は上々です。
イモムシ巻き(Caterpillar Roll)
思わずお皿を遠ざけてしまいそうなビジュアルのイモムシ巻きです。ウナギとカニを巻き、たっぷりのアボカドで覆った贅沢な巻き寿司なんですが。
フランケンシュタイン(Frankenstein)
なぜフランケンシュタインなのかは誰にもわかりませんが、豆腐やアスパラガスの天ぷら、春タマネギなどが使われたユニークな巻き寿司です。味つけはポン酢でさっぱり。バラード地区にあるもしもし寿司店の期間限定商品です。
ベーグル巻き(Bagel Roll)
アメリカ人は、NY生まれのベーグルが大好きです。大好きすぎて、寿司を食べに来た時もベーグルと名のつくものに手が伸びてしまうのでしょうか。
名前の由来は、ベーグルの定番トッピングであるスモークサーモン、アボカド、スイートオニオン、クリームチーズを巻いているからだそうです。
シアトル巻き(Seattle Roll)
(C) Blue C Sushi
カリフォルニアロールやフィラデルフィアロールはすっかり定番になりましたが、その他にもアメリカ各地にご当地ロールが存在します。シアトルロールはサーモン、アボカド、きゅうり、マサゴ(カラフトシシャモの卵)を巻いているそうです。
以上、妙ちきりんな巻き寿司を5種類ご紹介しました。いまやsushiは世界各地で独自の発展を遂げ、日本人の目には奇異に映るネタが多々生み出されています。皆さんも話のタネに一貫いかがですか?