圧倒的な迫力を感じる絶景や、悠久の時を感じる雄大な景色を目にすると、小さな悩みなんてどうでもよくなる。そんな経験、ありませんか?
GW明け、気力が湧かない、何となく憂鬱、そんなもやもやを吹き飛ばしてくれそうな絶景を集めてみました!
フライガイザー(アメリカ)
ネバダ州のブラック・ロック砂漠の近くには、温泉が噴き出すなんとも不思議な自然の塔があります。想像を超えすぎて笑いさえ誘うようなこのオブジェ、温泉に含まれる炭酸カルシウムが積み重なったもので、今も成長し続けているそう。
地獄の門(トルクメニスタン)
40年以上も燃え続けているというクレーター「地獄の門」。普段何気なく暮らしている地球も、ひとつの生き物なのだということを教えてくれます。燃えているのは噴出する天然ガス。いつ消えるのかは、誰もわからないようです。
イグアスの滝(ブラジル・アルゼンチン)
ナイアガラの滝、ビクトリアの滝と並ぶ世界三大瀑布のひとつ。大地を震わせる轟音、毎秒6万5000トンというその水量、そのダイナミックさにおいて世界一ともいわれます。瑣末なすべてを流し去ってくれそうな迫力です。
ウルル(オーストラリア)
エアーズロックとも呼ばれる巨大な一枚岩。元は水平な地層だったものが、地殻変動によりねじ曲げられて地上に現れたのだそう。これほど大きな隆起を生み出す大地の力を目の当たりにすると、狭まっていた視点がふっと広がるのを感じます。
エベレスト(ネパール・中国)
日本テレビ「世界の果てまでイッテQ!」の企画でイモトさんが登頂を断念したことでも話題のエベレスト。公式には8,848 mとされていますが、実は年々高くなっていると言われています。世界最高峰でありながらもとどまらないその姿には、心を奮い立たせる何かを感じます。
ペリト・モレノ氷河(アルゼンチン)
美しさとスケールの両方で見る者を圧倒する生きた氷河。夏場のクルーズ船観光では、地響きを立てて崩壊する氷河を見ることもできるそうです。崩壊と再生を繰り返す青い氷河、まさに“諸行無常”です。
オーロラ(アイスランド)
“オーロラを見ると人生観が変わる”と言われます。今まで知らなかった世界、気づかなかった価値観、忘れていた宇宙のスケール・・・それらが威圧感ではなく優しい光の揺らぎによって感じられるからかもしれません。
いつかこの目で見てみたい。そう思った瞬間から、ひっそりと旅は始まっているのだと思います。行きたい気持ちが強まるにつれ、きっと心も軽やかになっているはず。
[All Photos by shutterstock.com]