都心から1時間の海外！？海までわずか10mのオーシャンリゾート誕生【ラビスタ観音崎テラス】

海外リゾートを思わせるゆったりした時の流れ

2023年8月4日にプレオープンした「ラビスタ観音埼テラス」。実は地元で愛され続けた「観音崎京急ホテル」を共立リゾートが「ラビスタ」ブランドとしてリニューアルしたホテルなんです。青空に映える装飾を抑えた低層造りのアプローチは海外リゾートの雰囲気。

ロビーの向こう側には、開放感たっぷりに広い海が広がっているのですが……

水平線まで見渡すテラスには、東京湾にダイブするような遊び心あるブランコも！

海沿いには大きなラウンドプールが設けられ、パームツリーが揺れるその景色は非日常感たっぷり。都心からわずか1時間ほどの観音埼で、こんな美しい景観に出会えるとはビックリ。時の流れが遅くなったようなゆったりした空気感に包まれます。

25×8mのプールは、9月中旬までの営業予定。プールサイドにはキャノピーやサマーベッドが配され、すぐそこに広がる海を感じながらのんびりと過ごせます。

自然豊かな東京湾を一望する絶景海温泉

プールに負けないくらい、素晴らしい景観を楽しめるのは男女別に設けられた大浴場「SPASSO」。

緑の芝とキラキラした海が眩しすぎるほど！　しかも露天風呂は温泉なんです!!　油壷温泉から毎日運ばれる湯は、さらりとした浴感の塩化物泉。

内湯と露天風呂からなる浴場は男女ともほぼ同じような造りですが、女性用には陶器でできたひとり用の露天風呂カメ湯やシェイプアップバス、ミストサウナ。男性用には、ジャグジーやドライサウナが備わっています。

それにしても気持ちいいこと。海風を感じながら寝湯で横になれば、時の流れを忘れしまうほどの爽快感。

しかも、予約不要で24時間利用できる貸切風呂まであるんです！　宿泊者はもちろん無料で利用でき、好きな時間にプライベートで楽しめるなんてうれしい限り。

さらに貸切風呂は全部で5つ！　檜造りや石造り、丸風呂や四角風呂など、すべて趣の異なる造り。各貸切風呂の脱衣場も広々していて、プライベートなバスタイムを存分に楽しめます。

専用着で男女一緒に楽しめる岩盤浴まで備わっているのでお忘れなく。

もちろん、湯上りアイスキャンディー（朝は乳酸菌飲料）も用意さています！

ぬくもりがあってクラシカルな居心地

低層3階建てのホテル棟の客室は全60室。全室海に面してはいますが、1階の客室はパーシャルになり海が見えにくいことも。2階以上の客室からだとよりダイナミックに海の景観を楽しめるのでおすすめ。

アメリカ西海岸のサーフホテルやオールドホテルを思わせるような、クラシカルでぬくもりある内装やインテリアも素敵。

リラックスチェアが配されたラナイを思わす広々したベランダ。のんびりと海辺の休日を楽しむには絶好のシチュエーションです。

太陽の傾きと共に表情を変える海を感じながら、お部屋でおこもりするのもいいですよ！　明治から大正時代に東京防衛のために築かれた島のような第一海堡や第二海堡をほぼ正面に、左に横浜方面、右に富津方面を望み、空気が澄んでいれば東京タワーやスカイツリーの景観も望めます。

夕食は、宿泊プランによって異なりますが、神奈川県産の魚介類や三浦の野菜などを食材にした洋食のコース料理。オードブルやパスタ、メインの魚と肉料理などからなる7品前後の構成。

メインの後に、お腹に余裕があればごはんやカレーがふるまわれる珍しいメニュー構成で、新ショウガとタコのご飯を選んだのですが、赤だしとの相性がよく、これがなかなかイケたのです！　旅館料理の締め的な位置付けで楽しめます。

朝食は、約80種類からなる和洋バイキング。もちろんライブキッチンも設けられ、地元の食材を使用したできたての味をプール越しに海を眺めながら楽しめます。

海辺のリゾートはグランピングも楽しめる！

全60室のホテル棟の客室に加えて、ツインルームをメインにした15棟のグランピング施設も。

ホテルの中でも1番海に近いところにレイアウトされた、トレーラーハウスを使ったグランピング施設は、17平方メートル以上の広さがあり、専用テラスにはハンモックやBBQグリルなども設置。

エアコンやトイレはもちろんのこと、10室にはシャワーブースもあり、アウトドア気分を楽しみながら快適なステイを楽しめます。もちろんグランピング施設に宿泊しても、大浴場などは自由に使うことができるので安心。ベッドに横になると、海が見える位置に窓が設けられている客室も。

コーヒー豆やコーヒーミルなども用意されています！

グランピングの夕食はセルフBBQで。サラダやブイヤベース、お肉、デザートなどと、海辺の景観を楽しみながらの料理は一段とおいしさが増します！

 
［Photos by ©︎tawawa］
 

PROFILE

わたなべ たい

TAI WATANABE ライター・エディター・ディレクター

10代のころ、自転車でメキシコ・グアテマラを縦断し多くのことを学ぶ。それをきっかけに情報誌・旅行誌の取材を通じて、中南米・カリブ海を中心に世界各国で豊富な取材を経験。海外を見てきたからこそ日本は大好き！ 紙とWEB、ふたつの媒体特性に精通した複眼的視点を持っている。
https://taijin.mystrikingly.com

10代のころ、自転車でメキシコ・グアテマラを縦断し多くのことを学ぶ。それをきっかけに情報誌・旅行誌の取材を通じて、中南米・カリブ海を中心に世界各国で豊富な取材を経験。海外を見てきたからこそ日本は大好き！ 紙とWEB、ふたつの媒体特性に精通した複眼的視点を持っている。
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