勝尾寺とは?
勝尾寺の草創は奈良末期に遡り、創建は神亀四年(727)、善仲、善算の双子兄弟が草庵を構え修業されたことに始まります。六代座主の行巡上人は、清和天皇の玉体安隠を祈って効験があったことから、「王に勝った寺」の意で「勝王寺」 の寺号を 帝より賜りましたが、本寺では「王」を「尾」にひかえ、勝尾寺と号しました。
以後、勝運の寺として源氏や足利氏、豊臣氏ら時代の覇者が戦勝祈願したとされ、勝運信仰が広まりました。現在でも試験・商売・就職・スポーツなど、あらゆる場面での「勝運」を祈る参拝者が数多く来訪し、境内には、勝運を祈る「勝ちダルマ」が奉納されています。
圧巻の「勝ちダルマ」
勝尾寺の「勝ちダルマ」は、現代では受験、厄除け、病気、スポーツ、商売、選挙、芸事など「人生のあらゆる場面で勝つ寺」として信仰され、その歴史は1300年連綿と受け継がれてきたもの。勝尾寺が古くより伝えてきた「勝つ」とは他者を負かすことではなく、転んでも起き、転んでも起き、己に打ち勝つ「七転び八起きの精神」を表しています。
「勝尾寺 真夏の宵詣り2023」は土曜日限定!8月26日(土)まで
「勝尾寺 真夏の宵詣り2023」は、2023年7月15日(土)~8月26日(土)の土曜日限定で、日没~20時30分(最終受付20時)に開催。かねてから秋の紅葉ライトアップを行われてきましたが、2023年は初の新緑期間「夜間ライトアップ」となります。山深い自然の木々と祈りの堂宇が光の中に共存し、いつもとは違う勝尾寺の風景を体感できますよ。
単なる参拝客増を目的としているのではなく、大阪・箕面エリアの地域活性化プロジェクトとして、「インバウンド観光」「ユニークべニュー」「大阪・関西万博」を意識した企画となっているそうです。
境内に隠れている「だるまみくじ」を見つけるとほっこり
だるまみくじは500円。このミニサイズのだるまの表情が可愛くて、ついつい写真を撮りたくなってしまいます。
境内のあちこちで、参拝者がそっと忍ばせただるまみくじに出会うことができます。石灯籠の中、木の枝の上、仲良く寄り添うようなシチュエーションも……見つけるとなんだかほっこり、うれしい気分になってしまうのです。
最も高い場所にある二階堂からの風景
弁財天さま
本堂、諸堂をお参りした後立ち寄りたい「知恵の環」
先に本堂、諸堂をお参りし、そのご加護をいただいてから、この「知恵の環」を歩いてみてください。心は一層穏やかに、晴れやかに湧き出る力や知恵をいただけるかも!? ただし、歩くにはちょっとルールがあります。
- 1 入口よりゆっくり右回りに7周。石柱が3本立つ中心点まで歩く
- 2 中心点より逆周りに7周。入口に戻る
- 3 時間があれば周りの石に座って瞑想するもよし
だるまモチーフのお土産もいろいろあります
勝ちダルマ飴 400円(税込)
勝ちダルマチョコクランチ 680円(税込)
勝ちダルマパイ 1500円(税込)
だるませんべい 690円(税込)
勝ちグミ 118円(税込)
だるまモチーフのお土産は、見た目も可愛く、縁起もいいので喜ばれますよ。
●実施期間:2023年7月15日(土)~8月26日(土)の土曜日
●実施時間:実施日の日没~20時30分(最終受付20時)
>>通常の参拝時間はこちら
●入山料: ◎大人(高校生以上)/500円 ◎中学生・小学生/400円 ◎未就学児/100円 ◎2歳以下/無料
『勝尾寺』公式サイト https://katsuo-ji-temple.or.jp/
■『勝尾寺』公式Instagram:@katsuoji.temple
箕面滝道 ワンウェイ観光周遊バス
2023年7月15日(土)~2023年3月10日(日)の土・日曜日、祝日限定(※一部除外日あり)で、観光周遊バスが運行します。運行時間については箕面市役所HPにてご確認ください。
※一部除外日/11月11日(土)~12月3日(日)、12月30日(土)~2023年1月8日(祝)
https://www.city.minoh.lg.jp/eigyou/kankou/onewaykankousyuuyuubus.html
【運行ルート】
「阪急箕面駅」⇔(約20分)⇔「箕面大滝(大日駐車場)」 ⇔(約15分)⇔「勝尾寺」
【乗車券(1日乗り放題)】
大人2,000円、子ども(3歳~小学生)1,000円
※一区間だけ乗車できる区間乗車券(一律500円も販売。ただし、区間乗車券には特典が付きません)
【特典】
①大人の1日乗車券には、滝道沿いや勝尾寺などのお店で使える「400円分のクーポン券」がセットに!
②1日乗車券の提示で、勝尾寺の入山料100円引き!