山形の味「玉こん」をおうちでも楽しめる
「しみっだ うま玉こん」は、こんにゃくや豆腐などを製造する平野屋と、しょうゆや味噌などを製造する丸十大屋、そして東北芸術工科大学が共同開発した商品です。パッケージデザインは、ふたつの老舗ののれんを表現しているそう。
パッケージの裏面を見てみると、食べ方が書いてあります。
温めて食べる場合は、湯せんで約4分。封を切らずに袋のまま沸騰したお湯の中に入れ、温めます。
または、電子レンジ500Wで約2分30秒。耐熱皿に移し、ラップをかけて温めます。加熱時間は機種や器により異なるので、様子を見ながら温めてくださいね。
そのほか、そのままでも、冷やしても、おいしく食べられるそう。そのまま、冷やし、温め、3つの食べ方を試してみました!
だし醤油の深い旨みしっかり「常温」
まずは、一番お手軽に、そのまま常温でいただいてみましょう。商品名の「しみっだ」は味がよく染み込んだという山形の方言なのだそうですが、まさにその通り。出汁をしっかりと感じられる、深い味わいです。
味付けには丸十大屋の代名詞「味マルジュウ」が使用されており、ほんのり甘みも感じられます。「味マルジュウ」とは、かつお節・宗田節・鯖節・煮干しの4種の一番出汁のみを使用するという厳選素材のだし醤油。山形県内のスーパーマーケットの売り場ではお馴染みの調味料です。
「しみっだ うま玉こん」は、そんな山形県民から愛され続ける味「味マルジュウ」に、さらにイカの風味もプラス。コク深い旨みを楽しめます。
じゅわっと広がるやさしい味わい「温め」
続いて、温めた「しみっだ うま玉こん」もいただきます。こちらは電子レンジで温めました。立ち昇る湯気とともに、出汁のよい香りが漂い、なんとも食欲がそそられます。
噛めば、じゅわっと広がる出汁の旨み。ほんのりとした甘さとともに、口の中で温かく広がっていく、やさしい味わいです。
さっぱりつるんと旨い「冷やし」
最後に、冷蔵庫で冷やした「しみっだ うま玉こん」。ひんやりとして、味が少し引き締まった印象。つるんとしたこんにゃくの食感もより際立ちます。さっぱりした味ながら、味わい深い出汁のおいしさもしっかりと感じられ、筆者はこの食べ方が一番好きでした。
どこで買える?
「しみっだ うま玉こん」は、スーパーマーケットや道の駅などで販売されています。筆者は、山形県・宮城県・秋田県で展開しているスーパーマーケット「ヤマザワ」で購入。価格は218円(税込)でした。
山形でのお土産選びの参考にしてみてくださいね。
[Photos by Sayaka Miyata]
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