126年続いた歴史ある保田小学校をリノベした道の駅
1888年(なんと明治31年!)に保田高等小学校として設立された、町立保田小学校。2014年に廃校となり、翌年の2015年に道の駅として生まれ変わりました。名前も校舎も残したまま、「都市交流施設・道の駅 保田小学校」としてスタート。右側が体育館を利用したマルシェ「きょなん楽市」、正面が校舎をリノベした宿泊施設「学びの宿」や食堂・レストラン、まちのコンシェルジュ(観光案内所)、まちの縁側(休憩所)などになります。
入り口に表彰台を発見! レトロ映えするフォトスポットが満載の予感。右手に見える「3年B組」と書かれた看板は、実は中華料理店なんですよ。鋸南町勝山にある大盛で有名な「住吉飯店」の3店舗目です。理科室を利用した店内は、黒板をメニューとしてそのまま残したり、旧保田小学校のトロフィーや絵画を展示したり、懐かしさいっぱいの雰囲気。
給食メニューを楽しめるのは「里山食堂」と「cafe 金次郎」
元小学校、と聞いて期待するのは、そう! 給食メニュー。「里山食堂」での人気No.1は「房州アジフライ定食 1,200円」。生のアジをお店で仕込むので、ふわふわサクサクの食感が人気の理由。
ハムカツ、くじらの唐揚げ、赤ウィンナーなど懐かしい給食の食材を使用し、懐かしの給食を再現した「保田小給食 1,200円」や、「校長のカツカレー 1,100円」、「あげぱん 250円」なども。
こちらは、オリジナルソフトクリームやパン、給食などが気軽に楽しめる「cafe 金次郎」。ソフトめん(400円)、あげパン(各250円)、牛乳(200円)などを教室の机でいただきましょう。
このほかにも、房州石の石窯で焼く薪窯ピッツァ専門店「廃校ピッツェリア Da Pe GONZO」、スイーツ&ブレッドのセレクトショップ「風土職人A’ma~ne」などがあります。
宿泊施設「学びの宿」&温浴施設「里の小湯」
校舎の中に入ると、校歌が書かれた掲示板や、保田小オリジナル巾着袋のガチャがお出迎えしてくれます。
2階にあがると、温浴施設「里の小湯」の暖簾が見えます。日帰り入浴OK。入浴料金は、大人(町外の中学生以上)500円です。
案内図を見ると、宿泊できる教室がずらり。廊下側は宿泊者のみ通れるようになっていました。ぐるりとまわって「まちの縁側」へ行くと、宿泊していない部屋は窓からのぞけるようです。
6年1組はお泊まり中。静かに通り過ぎましょう。
「まちの縁側」からのぞくと、確かに教室に布団が敷いてある(笑)! これは……ちょっと楽しそうかも! 畳台があるので背中も痛くならなそうだし、泊まってみたい! 大人は1人4,200円で素泊まりできるそうですが、1名では宿泊できず、2名から宿泊OK。食事は持ち込みもしくは外食で、お弁当を予約することもできます。
https://hotasho.jp/stay/yado/
宿泊予約 専用電話 : 0470-29-5531
受付時間 9:00〜17:00
宿泊料金
個室(2〜4名)
大人(中学生以上)4,200円
子ども(小学生)3,200円
幼児(3歳〜未就学児)2,000円
3歳未満 無料
※お得な大部屋(5〜15名)もあります。
「まちの縁側」はフォトスポットの宝庫!
「まちの縁側」は、縁側という名の通り庭に面した細長いスペースになっています。
校長先生の席は、ぜひ座って記念撮影をしたいところ。
平均台や跳び箱、給食ワゴンなどもあり、懐かしさあふれる空間です。
「道の駅保田小附属ようちえん」にはグルメ&スイーツがいっぱい
さて、次は隣接する「道の駅保田小附属ようちえん」へ。こちらにもグルメ&スイーツがたくさんあるんです。
ぞうさんすむーじー|【土日祝日限定】いちごスムージー600円、こまつなスムージー500円など
ベーカリー&スィーツカフェ front village diner|鋸山餃子ドッグ600円、房総クラムチャウダー クロワッサンセット990円など
海鮮丼と黄金アジフライ 保田食堂|地魚刺となめろうのぶっかけ丼2,178円、黄金アジフライ単品748円など
なのはなぐみ かつ菜 保田店|チーズミルフィーユかつ定食1,199円、3種のミルフィーユかつと大海老フライのワンプレート(数量限定商品)1,529円など
ようちえんショップには、「牛乳せんべい 496円」、「よいこのおやつ ひも飴 232円」などちょっと懐かしいお土産が並んでいました。
ドッグランや無料のプレイカフェスペースもあり! ワンちゃん連れも、ファミリーも、安心してゆっくりできる「道の駅保田小附属ようちえん」なのでした。
きょなん楽市はとっておきのお土産が見つかるマルシェ
お土産といえば、エリアNo.1のアイテム数を誇るマルシェ「きょなん楽市」も見逃せません。
保田小オリジナル人気お土産ランキングTOP3
ここでしか買えない、保田小オリジナル商品の人気第1位は、千葉県産落花生を使った「ピーナッツクリームサンド 540円」。
第2位は、千葉の給食では定番メニューだという「ピーみそ 648円」。市場に出回らない規格外の落花生の活用方法として、農家の人たちが考案したといわれています。いまでも食べきれないほどの量の落花生が手に入ったときには、好みの味付けで「ピーナッツ味噌」を作り、常備菜としている家庭も少なくないそうです。
第3位は、「牛乳ぼうろ 378円」。素朴なやさしい甘みのお菓子です。
まだまだある!「きょなん楽市」気になるお土産
昭和36年頃から千葉で愛されるMAXコーヒーは、練乳と珈琲をあわせた甘さたっぷりのコーヒー。その味わいをいかしたお菓子がさまざまラインナップ。サブレ(918円)、シフォンケーキ(918円)、コーヒーピーナツ(648円)、寒天コーヒー(648円)、クリーミーバター(950円)などなど。
ランドセル型のパッケージが可愛い! 保田小どら焼き(びわあん・いちごクリーム)540円。
ヒルナンデスでも紹介された、懐かしい給食カレー(甘口・激辛・中辛・チーズ)各648円。学校給食をイメージして開発された、道の駅 保田小学校のオリジナル商品です。
「あじおこわ 350円」「海老と地魚天重 900円」「押っぺし寿司 1,000円」などのお弁当や、手作り感あふれるスイーツなども並びます。
ピカピカ白く輝く新玉ねぎ、水菜や春菊、レモン、朝掘りたけのこなど新鮮な野菜がお得価格!
いちごも真っ赤でおいしそう。いちご狩りでしかなかなか見かけない「やよい姫」もありましたよ。
保冷バッグやクーラーボックスを持参して本格的に買い込みたくなる、充実の品揃えでした!
SNSにアップしたくなる道の駅
休憩スポットとしても、ランチスポットとしても、お土産スポットとしても楽しめる道の駅 保田小学校。思わず写真を撮ってSNSにアップしたくなるようなフォトスポットも多くあり、懐かしく童心にかえるひとときを味わえる、スペシャルな道の駅でした。
千葉県安房郡鋸南町保田724
0470-29-5530
開校時間:9:00~17:00 年中開校
※テナント毎に営業時間・定休日が異なります。
都市交流施設・道の駅保田小附属ようちえん
千葉県安房郡鋸南町保田724
0470-50-1238
開園時間:9:00~17:00 年中開園
※テナント毎に営業時間・定休日が異なります。
※価格はすべて税込です。
※店舗や時期により商品の仕様や品揃え、価格が変わる可能性がありますので、ご注意ください。
※店舗営業については最新情報をご確認ください。
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