紀州銘菓「かげろう」

今回ご紹介する「かげろう」を作っているのは、和歌山県の老舗菓子店「福菱（ふくびし）」。1933年の創業以来、90年以上お菓子を作り続けています。和歌山県産の柚を使った「柚もなか」や、こしあんを薄いお餅で包み込み、薄焼きの皮ではさんだ「はまゆう」なども代表的です。

そんな老舗菓子店の銘菓「かげろう」は、昭和42（1967）年に誕生し、50年以上愛され続けています。全国菓子大博覧会などで賞を受賞しているほか、和歌山県内で生産・製造され、安全・安心で和歌山らしさのある県産品にのみ認められる「プレミア和歌山」に認証されるなど、県を代表するお菓子でもあります。

パンダだらけなパッケージ

そんな「かげろう」のアドベンチャーワールド限定パッケージを発見！ 右下にいるジャイアントパンダの親子がポイントです。なぜパンダかというと、アドベンチャーワールドはジャイアントパンダが4頭もいる国内有数のパンダスポット。この「かげろう」の他にも数々のパンダグッズが集まっています。

ひっくり返してみると裏でもパンダの子どもがじゃれあっています。右側の乗っかられている子は重たくないのでしょうか。この何を考えているのかわからないお顔がチャーミングですね。

箱を開けてもパンダがずらり。パンダ尽くしですね。

よく見てみると、「かげろう」と書かれた枠に寄りかかっているパンダ。その姿がゆるくて思わずくすっと笑ってしまいます。癒やし効果抜群ですね。

たくさんのパンダに癒やされたところで、和歌山の銘菓を実食していきます！

圧倒的ふわふわ感！まさに「かげろう」

パンダにお別れをして封を開けるとこんがりきつね色が顔を出します。

まず軽さにびっくり。質感も少し力を入れただけで崩れてしまいそうな繊細さです。そっと持ちながらいただきます。

とってもふわふわ！ 表面のぱりっとした焼き目がほろほろと崩れ、中はしっとりしています。卵の味が濃く感じられる、優しい甘さの生地です。

中のクリームもしっとりとしていて、生地のふわふわ感を残しながらミルキーな甘さをプラスしてくれます。

口に入れるとすぐに溶けてなくなってしまいますが、甘さは口の中に広がるため、余韻をしっとりと楽しむことができます。

「かげろう」はどこで買える？

筆者はアドベンチャーワールド内のジョイランドで購入しました。ジャイアントパンダのパッケージはアドベンチャーワールド限定なので、訪れる際はぜひショップで探してみてください。

通常パッケージのかげろうは、和歌山県内のおみやげ街道や、南紀白浜空港などのお土産ショップで購入することができます。取扱店舗は公式サイトをご覧ください。

また、福菱の公式オンラインショップでも購入可能ですので、気になった方はぜひチェックしてみてください！

［All Photo by miri］
※店舗や時期により商品の仕様や品揃え、価格が変わる可能性がありますので、ご注意ください。
※店舗営業については最新情報をご確認ください。
 

miri

miri ライター

休日は推しを連れてカフェ巡り。都内を中心に「かわいい」「おいしそう」なスイーツを求めて探索してます。旅先のスイーツチェックはもちろん必須。最近の目標はアイスを溶かさないうちに写真を撮り終えること。