キュラソー島とは?
キュラソーは、カリブ海にあるABC諸島と呼ばれる島のうちの1つ。種子島と同じぐらいの大きさの島です。オランダ領で、住んでいる人も少ないので、治安は悪くありません。
1番有名なのは、「ブルーキュラソー」の産地であること。青いカクテルには大体入っているオレンジのリキュールです。青い海に、青いカクテル……そんなバカンスは、なんて夢のよう。中心地から歩いてビーチに行けたり、リゾートホテルも数多くあるので、ゆっくりカクテルを片手に、カリブ海の美しい海を臨めるのはステキ!!!
ベストシーズンは?
ハリケーンのコースから外れているので、年中暖かく、落ち着いて海を楽しむことができます。気温が24°Cを下回ることはほとんどなく、どの時期に訪れても最高気温は32°C前後。どの時期も安定した気候ですが、10月から12月は雨が多い時期と言われています。
カラフルタウンは首都にあり!
キュラソーには海だけでなく、世界遺産である首都・ウィレムスタットがあり、その街並みが超絶可愛くおとぎの国のようなのです。街の中にパステルカラーの家がひしめくように並んでいます。こんな景色、なかなか見たことない!!
実は世界遺産になった理由の1つは、このカラフルな街並み。オランダの植民地ゆえに、当初はオランダの首都・アムステルダムのように切妻屋根の設計を建築物に施していたそうです。しかし、18世紀になると、アフリカからの移民が増え、カラフルなパステルカラーを主にした建築物が並ぶように。このようにオランダ文化とアフリカ文化が混じり合っているため、世界遺産にも登録されたのだそう。
ウィレムスタットは、観光の中心地であるプンダと、「反対側」の意味を持つオトロバンダの2つの地区で構成。プンダには買い物、カフェ、観光地など、観光に最適な場所がそろっています。オトロパンダは、キュラソー島の地元の方の生活を垣間見ることができますよ。
ともに小さな地域なので、徒歩で周れますが散策するのにおすすめなのはプンダ地区! お気に入りのお家を見つけてぜひ記念撮影を。家以外にもおしゃれなウォールアートがたくさんあって、フォトジェニックな写真が撮り放題です!
カラフルタウン以外の見所は?
プンダ地区には、街のシンボル的なクィーン・エマ橋があります。こちらはフェリーが通ると橋が90度動いて開き、その瞬間は圧巻! こちらも見ておきたいイベントです。
所在地 Kon. Emmabrug, Willemstad, キュラソー
ウミガメに必ず会えるビーチ!?
キュラソーがあるABC諸島は、屈指のダイビングスポットとも言われています。ダイビング好きな方にも天国ですが、私が驚いたのは、ウミガメに99.9%出会えるビーチがあるということ。しかも無料で!
それは、Playa Grandi(という名のビーチ)。島の中心地から西寄りに車で30分ほど行ったところにあります。シュノーケルセットを付け、さぁ潜ったら……いきなり3匹もそばにいた! 早い! と感じるほどウミガメにすぐ会えます。
それもそのはず。こちらのビーチでは、ウミガメを餌付けしているらしく、ウミガメにしょっちゅう会えるのです。こんなに大接近できるのは本当にレア! 1dayツアーでもこちらのビーチに行けるのですが、75USドルほどの費用がかかります。一方で海への入場料はかからないので、レンタカーやタクシーで行って楽しむのがいいかなと思います。ちなみに、キュラソーではイグアナも有名で、自然のイグアナがたまにビーチを歩いているのを見られるかも!
所在地 キュラソー ウェストプント
キュラソーへのアクセスは?
日本からキュラソーに行くには2パターン。
1つはオランダを経由するルート(オランダ領ゆえに便があります)。2つ目はアメリカを経由すること。マイアミやニューヨークからフライトが飛んでいます。乗り継ぎ時間を含めるとおよそ27時間ほどかかりますが、羽田夜発に乗れば当日中に着くことも……!
島は小さいので、レンタカーを借りるのがおすすめです。そこまで車が走っていないので、運転が苦手な方でも大丈夫。筆者も不安だったのですが、車があると世界遺産の景色を上から臨む絶景スポットなどにも行きやすいので、借りてよかったと思っています。
所要日数は、満2日あれば、海も街歩きも満喫できます! わざわざ遠くまで来て、キュラソーだけじゃ……と思う方は、他のABC諸島を回るのもおすすめ。飛行機で20分ほどの距離なのですぐ他の島に着くことができます。
アルバ(A)はフラミンゴに出会える天国、ボネール(B)は、ピンク色の塩湖がある……!? など見どころ満載!キュラソー(C)→ボネール(B)→アルバ(A)とアイランドホッピング(島を転々とすること)ルートを組めば無駄もありません。憧れのカリブ海に行くならハリケーンもない、見どころ満載のキュラソーへ。あなたも行ってみませんか??