新幹線の自由席「何分前に並んでおいた方がいい?」座るためのコツや特別に発売される「立席特急券」とは?

Posted by: 土田洋祐

掲載日: Apr 4th, 2025

新幹線の自由席といえば、指定席よりも割安で乗車できるほか、連番で座りやすく、小さな子どもの様子を近くで見やすいなど、さまざまな魅力があります。一方、そのような理由があるが故に、席の競争率が高くなるため、望んだように席を利用できないことも……。そこでこの記事では、自由席を快適に利用するためのコツやなどをご紹介します。

新幹線 行列

並ぶ時間は15~30分前が目安

新幹線 待ち時間1
まず前提として、自由席券で新幹線に乗車する場合、各新幹線の自由席車両(号車)のみしか乗車はできません。車両内の空いている席であればどこでも座ることができますが、競争率が高いため、座席を確保するには15~30分前を目安に並んでおくとよいでしょう。

それよりも前に並んでしまうと、ホームが混雑する原因にもなるので注意が必要です。

空いている時間帯・列車を選択する

新幹線 通勤
新幹線は旅行だけでなく、通勤の手段として使用されていることもあるため、平日は朝の通勤時間帯や夜の帰宅時間帯は避けるのがベター。また、休日の場合は家族連れといったグループが多いお昼辺りの時間は席が埋まりやすい可能性も。

平日で利用する場合は10~15時頃、休日はなるべく早朝の時間帯を選択するのがコツの一つです。

新幹線 空席
また、当日で同じ路線であれば、どの新幹線にも乗車できる自由席券の特性を活かし、自由席が多く確保されている列車を選択するのも一つの手です。

東海道新幹線では、「のぞみ」の自由席が1~2号車のみ(2車両)であるのに対し、「ひかり」は1~5号車(5車両)、「こだま」は1~6、13~16号車(10車両)と、用意されている自由席の数が大きく違います。※通常期

「のぞみ」以外の列車は停車駅が多いため、目的地までの所要時間がかかってしまう、という点もありますが、その点をクリアしているのであれば自由席の多い列車の利用を考えてみましょう。ホーム階段から離れている号車は空いていることもあるのでねらい目です。

始発駅から乗車する

新幹線 東京駅
始発駅に移動して乗車するのも自由席を確保するためのコツの一つ。主要駅の場合は、その駅から乗車する人数が多いため、一気に自由席が埋まってしまう場合があります。もし、当初の段階で乗車を予定していた駅と始発駅の距離が短いのであれば、始発駅を出発地点として考慮するのも◎

旅行先であれば広い範囲で移動することも考えられるので、旅程を確認しながら調整してみましょう。

一方で、指定席と自由席の料金の差額は530円が基本です。始発駅に行くまでにかかる料金をしっかりと計算した上で、本末転倒にならないようにご注意を。ちなみに、品川駅~東京駅間の電車運賃は178円です。

全席指定の新幹線に立ち乗りができる「立席特急券」

新幹線 立ち乗り
「立席特急券」とは、全席が指定席である新幹線にて指定席が売り切れてしまった場合に発売されることがある特急券のこと。その名の通り、立ち乗り利用のみを想定した乗車券で、金額は通常期の指定席料金から530円が割引されています。(ただし、特定特急料金が適用となる区間については、特定特急料金と同額)

立ち乗り利用限定であるため、車両内に空席があっても座るのはご法度。座席利用をする場合は、車掌や乗務員に相談をして差額を払うなどを行いましょう。

立ち乗りをする場合は場所とマナーに注意

新幹線の立ち乗りは混雑の状況により立ち乗りできる範囲が変わります。自由席デッキを基本とし、自由席の通路、指定席デッキ、指定席通路と案内され、それに準ずるのがマナーです。

空いた席をすぐに確保したいからといって、デッキの空きスペースがあるにも関わらず通路に移動するのはやめましょう。また、グリーン車のデッキや通路は立ち乗りでも追加の金額が必要になるので、立ち入りは控えましょう。

工夫をして自由な新幹線旅を!

いかがでしたでしょうか。今回は新幹線の自由席に関する情報をご紹介しました。GWや夏休みといった繁忙期は特に自由席の競争率が高くなり、トラブルが起きやすくなります。快適かつ安全な利用のためにも、ぜひ紹介した情報を参考にしてみてください。それでは素敵な新幹線の旅を!

[Photo by PIXTA]

PROFILE

土田洋祐

Yosuke Tsuchida ライター

「好奇心が示す場所へ」をモットーに国内に旅するライター。各地で出会った人々とお酒を飲み交わす時間がなによりも喜び。好きな場所は寒い地域と端っこ。

【キャッチフレーズ】
日本文化を愛するビール好き

「好奇心が示す場所へ」をモットーに国内に旅するライター。各地で出会った人々とお酒を飲み交わす時間がなによりも喜び。好きな場所は寒い地域と端っこ。

【キャッチフレーズ】
日本文化を愛するビール好き

SHARE

  • Facebook