伝統菓子の進化系!黒糖蜜に漬け込んだ「沖縄ぬれアンダギー」が話題!発売半年で100万個を販売┃沖縄土産

Posted by: kurisencho

掲載日: May 2nd, 2025

現代風に生まれ変わり、改めてその存在感を放っている津々浦々の伝統菓子。沖縄風ドーナツとしてお土産でも人気の「サーターアンダギー」が、黒糖蜜に浸された新食感の「沖縄ぬれアンダギー」となりじわじわ注目を集めています。「アンダギーがぬれた?!」とインパクト大で、ハマる人も続出している沖縄土産を紹介します!

沖縄県・「沖縄ぬれアンダギー」

令和に進化したサーターアンダギー

沖縄県・「沖縄ぬれアンダギー」(画像提供:株式会社MIZUTOMI)
(画像提供:株式会社MIZUTOMI)

家庭のおやつや行事でも振る舞われる沖縄の伝統菓子「サーターアンダギー」。小麦粉・卵・砂糖を合わせてこねて油で揚げたスタイルがポピュラーですが、そんなサーターアンダギーを黒糖蜜にじっくり漬け込んだ「沖縄ぬれアンダギー」が令和に誕生しました!

沖縄の観光土産などの開発や飛行機の機内食を製造している株式会社MIZUTOMI(ミズトミ)が、地元を盛り上げたいという気持ちで開発した「沖縄ぬれアンダギー」。2023年に販売され、6ヵ月で100万個を販売し、2024年「第77回JAPANフードセレクション」ではグランプリを受賞。一度食べて、ハマる人が続出しています!

こだわりポイント

新しさと沖縄らしさを重視して開発されており、使用する材料や作り方にもこだわりが見られます。

沖縄県・「沖縄ぬれアンダギー」2(画像提供:株式会社MIZUTOMI)
(画像提供:株式会社MIZUTOMI)

通常のアンダギーは時間が経つと油っぽくなりがちですが、黒糖蜜に漬け込むことでしっとり食感でおいしく食べられるように工夫がされています。2度揚げしたアンダギーを、甘みが強い沖縄県多良間島産の黒糖を使った自家製黒糖蜜にじっくり漬け込むことで、独特の“ぬれ感”を実現しているのだそう。

製造の様子はこちら。
https://www.instagram.com/reel/C_u33IhP6RJ/?igsh=c2FzcWUyMnJuNzVk
(参考動画:沖縄お土産工房MIZUTOMI公式インスタグラムより)

沖縄県・「35COFFEEぬれアンダギー」1個分

味は「黒糖蜜味・黒糖コーヒー風味」の2種類あり!

沖縄県・「沖縄ぬれアンダギー」「35COFFEEぬれアンダギー」(BOX)
2025年4月現在、(左)黒糖蜜味の「沖縄ぬれアンダギー」と(右)黒糖コーヒー風味の「35COFFEEぬれアンダギー」の2種が登場しています。

沖縄県・「沖縄ぬれアンダギー」14個入り、7個入り(BOX)
各種、(左)「14個入り(7個入り×2パック)」と(右)「7個入り(7個入り×1パック)」の2サイズで展開。賞味期限は製造から60日間(未開封)。

沖縄県・「沖縄ぬれアンダギー」14個入り、7個入り
1パックに7個のぬれアンダギーがコロコロと入っていて、ピチッと密閉されています。開封後は賞味期限に関わらず、当日中にお召し上がりください。

沖縄県・「沖縄ぬれアンダギー」7個入り(開封)
パックの端っこからペリペリっと剥がした瞬間に、ふわぁっと黒糖の甘い香りが広がります。1個3〜4cmほどの1口サイズで、少しずつ食べられるのも好ポイント!

定番・沖縄ぬれアンダギー

沖縄県・「沖縄ぬれアンダギー」7個入り(開封後)
こちらは定番の「沖縄ぬれアンダギー」。直につまむと指にしとっと付くほど、黒糖蜜がたっぷり染みています!

沖縄県・「沖縄ぬれアンダギー」1個分
お箸かフォークでいただくとよいでしょう。アンダギーのゴツゴツとした見た目は健在ですが、しっとり食感には一口目からびっくり!

沖縄県・「沖縄ぬれアンダギー」断面
内側から外側に向かうほど“ぬれ感”がアップ! 最初は黒糖のコクのある強い甘みが広がって、最後はまろやかに。黒糖の甘みの変化を味わえます。

沖縄県・「沖縄ぬれアンダギー」3
1個は2口ほどで完食できるので、疲れた時のおやつや少し食べたい時にぴったり。つい、もう1個とおかわりの手も伸びやすいです!

第2弾・35COFFEぬれアンダギー

沖縄県・「35COFFEEぬれアンダギー」14個入り、7個入り(BOX)
風化したサンゴを利用して生豆を焙煎している沖縄のコーヒーショップ「ソーエイドー35(サンゴ)コーヒー」の“35COFFEEコーヒー”を使った第2弾「35COFFEぬれアンダギー」。沖縄観光や海の保護に貢献したいという熱い思いが一致して、株式会社MIZUTOMIとコラボした商品です。 

沖縄県・「35COFFEEぬれアンダギー」7個入り(開封後) 
サーターアンダギーの生地にコーヒーの粉末を練り込み、揚げた後は黒糖とコーヒーをブレンドした自家製シロップに漬け込んでいます。黒く光って、キリッとしたコーヒーの香りに頭が冴えます! 

沖縄県・「35COFFEEぬれアンダギー」
たっぷりシロップが染みこんでいて、まるでコーヒーを飲んでいるかのようなビターな味わい。一口目からコーヒーの力強い苦味がガツンと届きます! 黒糖のマイルドな風味が余韻をひく、甘さ控えめの大人味。濃厚な味わいなので、通常のサーターアンダギーよりも小ぶりのサイズでも満足感があります。

沖縄県・「35COFFEEぬれアンダギー」BOX裏 
ちなみに、ソーエイドー35コーヒーは、地球や沖縄の海を守る活動「サンゴ再生プロジェクト」に取り組んでいて、本商品の売上の一部を「ベビーサンゴの移植活動」に活用されています。おいしく、間接的に、私たちも環境保護に参加できますね。 

アレンジメニューの紹介

 

2種ともそのまま食べてもおいしいですが、アレンジも楽しめるので少しご紹介! 

沖縄県・「沖縄ぬれアンダギー」「35COFFEEぬれアンダギー」色味の違い 
冷蔵庫で冷やすとカリッと感が増して軽やかに。電子レンジで10〜20秒ほど温めるとシロップが一段と生地に染みて、ホカホカでヒタヒタ食感のアンダギーに大変化! 

沖縄県・「沖縄ぬれアンダギー」アレンジメニュー 
バニラアイス、抹茶アイスと黒蜜を添えてパフェ風に、きな粉をトッピングして和風テイストにしてみたり。ヨーグルトやはちみつと合わせたりとアレンジしやすいのも特徴。 「35COFFEEぬれアンダギー」は、シナモンパウダーを振りかけたり、ラム酒などのリキュールとペアにしたりと大人な楽しみ方も。ビターなので甘いバニラアイスとは相性抜群! 公式Instagramではアレンジレシピを公開しているのでチェックしてみるとよいでしょう! 

どこで買える?

 

沖縄県・「沖縄ぬれアンダギー」「35COFFEEぬれアンダギー」(BOX)2 
2025年4月現在、那覇空港をメインに、沖縄県内のホテルのお土産売り場、各オンラインショップで購入可能。また、全国にある沖縄県のアンテナショップ「わしたショップ」でも販売されていることもあります。私も、東京・有楽町にある「銀座わしたショップ」で見つけました。 

沖縄県・「35COFFEEぬれアンダギー」4 
コロンとした丸いフォルムと素朴な味わいが懐かしい伝統菓子のよさを残し、地産地消にこだわって新食感で現代風に進化した「沖縄ぬれアンダギー」。品薄の状態が続いているようなので、見つけたらゲットしておくとよいでしょう。この“ぬれ感”は体験してほしいものです! 

*販売価格は各販売店舗、各オンラインショップにて異なります。価格は各店舗にてご確認ください。

株式会社MIZUTOMI 
問い合わせ:098₋987₋8470(受付時間10:00〜17:00/土日祝除く) 
公式サイト:https://www.mizutomi.jp/ 
・沖縄お土産工房MIZUTOMI 
公式Instagram:@okinawa_omiyage_mizutomi

 
[photos by kurisencho]

PROFILE

kurisencho

kurisencho ライター

熊本県天草の凪いだ海と潮の香りの中で育ちました。東京に住むことで、新しいもの、昔からあるものの良さを再発見し、今まで見てきた世界が広がりました。デジタル化の中で生きるアナログの力を確信し、儚いけど美しい、人と風景の一瞬をとらえたいと思い写真を撮っています。

熊本県天草の凪いだ海と潮の香りの中で育ちました。東京に住むことで、新しいもの、昔からあるものの良さを再発見し、今まで見てきた世界が広がりました。デジタル化の中で生きるアナログの力を確信し、儚いけど美しい、人と風景の一瞬をとらえたいと思い写真を撮っています。

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