令和に進化したサーターアンダギー
(画像提供:株式会社MIZUTOMI)
家庭のおやつや行事でも振る舞われる沖縄の伝統菓子「サーターアンダギー」。小麦粉・卵・砂糖を合わせてこねて油で揚げたスタイルがポピュラーですが、そんなサーターアンダギーを黒糖蜜にじっくり漬け込んだ「沖縄ぬれアンダギー」が令和に誕生しました!
沖縄の観光土産などの開発や飛行機の機内食を製造している株式会社MIZUTOMI(ミズトミ)が、地元を盛り上げたいという気持ちで開発した「沖縄ぬれアンダギー」。2023年に販売され、6ヵ月で100万個を販売し、2024年「第77回JAPANフードセレクション」ではグランプリを受賞。一度食べて、ハマる人が続出しています!
こだわりポイント
新しさと沖縄らしさを重視して開発されており、使用する材料や作り方にもこだわりが見られます。
(画像提供:株式会社MIZUTOMI)
通常のアンダギーは時間が経つと油っぽくなりがちですが、黒糖蜜に漬け込むことでしっとり食感でおいしく食べられるように工夫がされています。2度揚げしたアンダギーを、甘みが強い沖縄県多良間島産の黒糖を使った自家製黒糖蜜にじっくり漬け込むことで、独特の“ぬれ感”を実現しているのだそう。
https://www.instagram.com/reel/C_u33IhP6RJ/?igsh=c2FzcWUyMnJuNzVk
(参考動画:沖縄お土産工房MIZUTOMI公式インスタグラムより)
味は「黒糖蜜味・黒糖コーヒー風味」の2種類あり!
2025年4月現在、(左)黒糖蜜味の「沖縄ぬれアンダギー」と(右)黒糖コーヒー風味の「35COFFEEぬれアンダギー」の2種が登場しています。
各種、(左)「14個入り(7個入り×2パック)」と(右)「7個入り(7個入り×1パック)」の2サイズで展開。賞味期限は製造から60日間(未開封)。
1パックに7個のぬれアンダギーがコロコロと入っていて、ピチッと密閉されています。開封後は賞味期限に関わらず、当日中にお召し上がりください。
パックの端っこからペリペリっと剥がした瞬間に、ふわぁっと黒糖の甘い香りが広がります。1個3〜4cmほどの1口サイズで、少しずつ食べられるのも好ポイント!
定番・沖縄ぬれアンダギー
こちらは定番の「沖縄ぬれアンダギー」。直につまむと指にしとっと付くほど、黒糖蜜がたっぷり染みています!
お箸かフォークでいただくとよいでしょう。アンダギーのゴツゴツとした見た目は健在ですが、しっとり食感には一口目からびっくり!
内側から外側に向かうほど“ぬれ感”がアップ! 最初は黒糖のコクのある強い甘みが広がって、最後はまろやかに。黒糖の甘みの変化を味わえます。
1個は2口ほどで完食できるので、疲れた時のおやつや少し食べたい時にぴったり。つい、もう1個とおかわりの手も伸びやすいです!
第2弾・35COFFEぬれアンダギー
風化したサンゴを利用して生豆を焙煎している沖縄のコーヒーショップ「ソーエイドー35(サンゴ)コーヒー」の“35COFFEEコーヒー”を使った第2弾「35COFFEぬれアンダギー」。沖縄観光や海の保護に貢献したいという熱い思いが一致して、株式会社MIZUTOMIとコラボした商品です。
サーターアンダギーの生地にコーヒーの粉末を練り込み、揚げた後は黒糖とコーヒーをブレンドした自家製シロップに漬け込んでいます。黒く光って、キリッとしたコーヒーの香りに頭が冴えます!
たっぷりシロップが染みこんでいて、まるでコーヒーを飲んでいるかのようなビターな味わい。一口目からコーヒーの力強い苦味がガツンと届きます! 黒糖のマイルドな風味が余韻をひく、甘さ控えめの大人味。濃厚な味わいなので、通常のサーターアンダギーよりも小ぶりのサイズでも満足感があります。
ちなみに、ソーエイドー35コーヒーは、地球や沖縄の海を守る活動「サンゴ再生プロジェクト」に取り組んでいて、本商品の売上の一部を「ベビーサンゴの移植活動」に活用されています。おいしく、間接的に、私たちも環境保護に参加できますね。
アレンジメニューの紹介
2種ともそのまま食べてもおいしいですが、アレンジも楽しめるので少しご紹介!
冷蔵庫で冷やすとカリッと感が増して軽やかに。電子レンジで10〜20秒ほど温めるとシロップが一段と生地に染みて、ホカホカでヒタヒタ食感のアンダギーに大変化!
バニラアイス、抹茶アイスと黒蜜を添えてパフェ風に、きな粉をトッピングして和風テイストにしてみたり。ヨーグルトやはちみつと合わせたりとアレンジしやすいのも特徴。 「35COFFEEぬれアンダギー」は、シナモンパウダーを振りかけたり、ラム酒などのリキュールとペアにしたりと大人な楽しみ方も。ビターなので甘いバニラアイスとは相性抜群! 公式Instagramではアレンジレシピを公開しているのでチェックしてみるとよいでしょう!
どこで買える?
2025年4月現在、那覇空港をメインに、沖縄県内のホテルのお土産売り場、各オンラインショップで購入可能。また、全国にある沖縄県のアンテナショップ「わしたショップ」でも販売されていることもあります。私も、東京・有楽町にある「銀座わしたショップ」で見つけました。
コロンとした丸いフォルムと素朴な味わいが懐かしい伝統菓子のよさを残し、地産地消にこだわって新食感で現代風に進化した「沖縄ぬれアンダギー」。品薄の状態が続いているようなので、見つけたらゲットしておくとよいでしょう。この“ぬれ感”は体験してほしいものです!
*販売価格は各販売店舗、各オンラインショップにて異なります。価格は各店舗にてご確認ください。
問い合わせ:098₋987₋8470(受付時間10:00〜17:00/土日祝除く)
公式サイト:https://www.mizutomi.jp/
・沖縄お土産工房MIZUTOMI
公式Instagram:@okinawa_omiyage_mizutomi
[photos by kurisencho]