【タイ・バンコクから日帰りで!】ビーチリゾート・パタヤを楽しむモデルコース完全版

Posted by: もろたけいこ

掲載日: May 13th, 2025

バンコクから気軽に行けるビーチリゾート、パタヤ。海岸沿いの美しい景色、歴史ある寺院、そしておいしいシーフードが楽しめるこの街は、日帰り旅行にもぴったりです。今回は、バンコクからの日帰り旅行で訪れたいパタヤの見どころを、実際に訪れてわかった効率よく回るモデルコースプランと合わせてご紹介します。

タイ パタヤ 日帰り バンコクから

8:00 バンコク出発(移動手段:車またはバス)

タイ パタヤ 日帰り バンコクから アクセス
バンコクからパタヤまでは片道約2時間。早朝に出発すると、現地での時間を有効に使えます。車があれば便利ですが、エカマイのバスターミナルから出るバスや、BTSと接続するバンコク発のミニバンを利用するのもおすすめです。筆者の場合、値段がかかりますが車をチャーターしてパタヤへ。(お値段は15,000円ほどでした)

バンコク東バスターミナル(エカマイ)
所在地 928 Sukhumvit Rd, Phra Khanong, Khlong Toei, Bangkok 10110 タイ

10:00  サンクチュアリー・オブ・トゥルース(The Sanctuary of Truth)

タイ パタヤ 日帰り バンコクから サンクチュアリー・オブ・トゥルース
パタヤに到着したら、まずは「サンクチュアリー・オブ・トゥルース」を訪れましょう。「タイのサグラダ・ファミリア」とも呼ばれ、40年以上建築が続けられている寺院です。タイの伝統的な建築技術を駆使している木造建築で、細かい彫刻が施された壮大な寺院。海辺に佇む荘厳な姿はまさに圧巻です。

The Sanctuary of Truthの見どころ

「サンクチュアリー・オブ・トゥルース」は、タイの伝統建築の美しさと哲学的なメッセージが融合した壮大な木造建築です。とても広いのですが、以下が注目のポイント!

1.精巧すぎる木彫りの彫刻

タイ パタヤ 日帰り バンコクから サンクチュアリー・オブ・トゥルース 木彫り
建物はすべて木造で、金属の釘を一切使わずに建築されています。壁や柱にはヒンドゥー教や仏教の神々、天女、神話の動物などが彫刻されており、それぞれが「人間の知恵」「生命の起源」「宇宙の調和」といった哲学的なテーマを象徴しています。

2.タイ・カンボジア・インド・中国の文化融合

タイ パタヤ 日帰り バンコクから サンクチュアリー・オブ・トゥルース 見どころ
建物にはタイ、カンボジア(アンコールワット風)、インド(ヒンドゥー教の神話)、中国(道教の影響)の要素が取り入れられており、東アジアと東南アジアの宗教・文化の共存が感じられます。

3.海に面した絶景ロケーション

タイ パタヤ 日帰り バンコクから サンクチュアリー・オブ・トゥルース ビーチ
サンクチュアリー・オブ・トゥルースはパタヤの海岸沿いにあり、建物の中からも美しい海が望めます。特に、朝や夕方の光に照らされると、木の色合いが変わり、幻想的な雰囲気になります。

4.伝統工芸の実演

タイ パタヤ 日帰り バンコクから サンクチュアリー・オブ・トゥルース 木彫り
敷地内では、職人たちが実際に木彫りの作業を行っている様子を見学できます。観光客向けのデモンストレーションではなく、本当に建物を完成させるための作業なので、細部にこだわる伝統技術の継承を間近で体感できます。

このように、サンクチュアリー・オブ・トゥルースは観光だけでなく、タイの歴史や宗教観を学ぶ貴重な場所でもあります。時間をかけてじっくり訪れるのがおすすめです!

入場の流れ

タイ パタヤ 日帰り バンコクから サンクチュアリー・オブ・トゥルース ポーズ 写真
受付でチケットを購入・提示。事前にKlookなどで購入する方がお安く、また並ばなくて済みます。筆者は、行く道すがらオンラインで予約しました。到着したら、安全のためヘルメットを受け取ります。未だ建設中なのでヘルメットが念のため必要となります。

チケットに書かれた時間に合わせてガイドツアーに参加し、ガイドさんに導かれて約1時間ほど説明を聞いたら、あとはフリータイム。各々で好きなところで写真を撮るなどして楽しめます。個人的なおすすめは海を臨む撮影と、木彫りの像と似せたポーズで写真を撮ること。カッコよく記念写真を収めることができます。

サンクチュアリー・オブ・トゥルース
所在地 206, 2 Pattaya-Na Kluea Rd, Muang Pattaya, Bang Lamung District, Chon Buri 20150 タイ
営業時間 8:00-18:00、18:20-20:30
https://sanctuaryoftruthmuseum.com/?lang=th

12:00 ランチ(海鮮料理)

タイ パタヤ 日帰り バンコクから ランチ

昼食は、パタヤのビーチサイドに佇む人気レストラン「The Glass House Beachfront Restaurant and Bar」へ。自然光が差し込む開放的な空間と、白を基調にしたボヘミアンスタイルのインテリアが印象的で、リゾート気分をさらに盛り上げてくれます。オーシャンビューのテラス席では、波音をBGMにゆったりと食事が楽しめるのも魅力です。

タイ パタヤ 日帰り バンコクから ランチ BOHO

パタヤは新鮮なシーフードが名物。ビーチ沿いのレストランで、エビやカニの料理を楽しむのがおすすめです。筆者は生牡蠣をいただきましたが、プリプリで最高でした。他にも海鮮がたっぷり入ったトムヤムクンもぜひオーダーしてみるとタイらしさを感じられます。

お店の他のおすすめは名物のソフトシェルクラブのガーリック炒めだそう。サンセットタイムでも、オレンジ色に染まる海を眺めながらロマンティックな時間が過ごせます。レストランはビーチハウスのようになっているので、写真もぜひ撮って楽しみましょう。

タイ パタヤ 日帰り バンコクから ランチ BOHO ビーチハウス

The Glass House Beachfront Restaurant and Bar
所在地 5 22 ถนนเอื้ออาทร นาจอมเทียน Na Chom Thian, Sattahip District, Chon Buri 20250 タイ
営業時間 11:00-24:00
http://www.glasshouse-pattaya.com/

13:30 ワット・プラヤイ(Big Buddha Temple)

ワット・プラヤイ(Big Buddha Temple)

食後は、パタヤのシンボルとも言える「ワット・プラヤイ」へ。ここには高さ18メートルの巨大な黄金の仏像があり、パタヤの街と海を一望できる絶景スポットです。石段を上がる途中には、七頭のナーガ像(蛇神)など、仏教美術の装飾も見どころ。
仏像にお参りをしながら景色を楽しみましょう。

ワット・プラヤイ
所在地 384 Regent Soi 2, Pattaya City, Bang Lamung District, Chon Buri 20150 タイ

14:30 パタヤビーチでリラックス

タイ パタヤ 日帰り バンコクから パタヤビーチ

午後は、パタヤビーチでゆっくりと過ごしましょう。きらめく青い海と砂浜が広がるこのビーチは、都会の喧騒を忘れさせてくれる癒しの空間。ビーチチェアをレンタルしてのんびりと読書を楽しんだり、足元をくすぐる波に身を委ねながら、心地よい海風に包まれる時間はまさに至福のひとときです。

アクティブなことが好きな方には、ジェットスキーやパラセーリング、バナナボートといったマリンアクティビティも充実。海の上から眺めるパタヤの景色は、また違った魅力を見せてくれます。

タイ パタヤ 日帰り バンコクから パタヤビーチ 空撮

また、ビーチ沿いにはローカルフードの屋台やおしゃれなカフェが点在しており、冷たいココナッツジュースやスムージー、新鮮なフルーツを使ったスイーツなど、タイならではの味も気軽に楽しめます。特に午後の強い日差しの中で味わうフレッシュなマンゴーやスイカのシェイクは格別です。

日差しが和らぐ頃には、少し浜辺を散歩しながらサンセットを待つのもおすすめ。空が茜色に染まり、海面にオレンジの光が揺らめく景色は、まるで映画のワンシーンのような美しさだそう。時間に余裕があったらぜひ見たいですね。

Phattaya Beach

17:30 バンコクへ出発

夕方にはパタヤを出発し、バンコクへ戻ります。バンコクのひどい渋滞を避けるため早めに出発するのがおすすめです。

タイ パタヤ 日帰り バンコクから パタヤビーチ ドローン 空撮

バンコクから日帰りで訪れるパタヤは、観光スポットやグルメ、ビーチがコンパクトにまとまっていて、充実した一日を過ごせます。自然、文化、食がバランスよく楽しめるこの旅程で、タイの魅力を再発見してみては?

PROFILE

もろたけいこ

Keiko Morota ライター/テレビプロデューサー

某キー局勤務・ドラマプロデューサー。多忙な仕事のスキマ時間で旅をするスキマトラベラー。世界一周も2回経験し、81カ国渡航・行っていない大陸は南極だけ。女性誌の読者モデルを務め、旅とファッションも諦めず、時にはバックパックも背負う冒険家スタイル。最近はマイルハックも勉強中でお得に旅する方法を追求中。

某キー局勤務・ドラマプロデューサー。多忙な仕事のスキマ時間で旅をするスキマトラベラー。世界一周も2回経験し、81カ国渡航・行っていない大陸は南極だけ。女性誌の読者モデルを務め、旅とファッションも諦めず、時にはバックパックも背負う冒険家スタイル。最近はマイルハックも勉強中でお得に旅する方法を追求中。

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