中国・桂林 驚異の絶景「如意峰」 ©Trip.com
漓江下り・如意峰・『印象劉三姐』は桂林の人気観光スポット!
水墨画のような桂林山水が広がる漓江 ©HayaTaku / PIXTA
桂林の観光ハイライトと言われるほど有名な漓江(りこう)下りは、パッケージツアーに含まれていることが多い大定番のアクティビティ。
野外パフォーマンス『印象劉三姐』
如意峰を空中散歩できる「林中漫歩道」 ©Trip.com
とはいえ、個人旅行の場合や、漓江の水上で開催されるチャン・イーモウ総監督のショー『印象劉三姐』、ここ数年で人気が上がってきた驚異の絶景「如意峰」などは、個人で追加手配しなければならないこともあるでしょう。

そんなとき便利なのが、Trip.com のWebサイトやアプリ。日本語ガイドによる日帰りの現地ツアーも簡単に見つかります。本記事執筆現在、「遊び・体験」を選択してから「桂林 漓江」で検索し、さらに「体験」を選ぶと、フィルターで「日本語」を選択することができます。このときは、11件の現地ツアーが見つかりました。
今回紹介する3つの体験は、いずれも桂林市内から少し距離がありますが、Trip.comの旅のベストランキング「Trip.Best 桂林のおすすめ観光スポット」のTOP10にランクインしています。
Trip.Best 桂林のおすすめ観光スポット
- 5位 漓江三星クルーズ
- 7位 『印象劉三姐』山水を舞台にした野外パフォーマンス
- 10位 陽朔如意峰ロープウェイ
※2026年6月時点のランキングです
※TOP3のスポットについて詳しくは、特集の別記事にて紹介予定
漓江に実際に出かけてみると、あの記憶の山水画のままの景色が目の前に広がりました。
漓江風景区を下る漓江四つ星クルーズで山水画に入り込む!

漓江は南北に流れる川で、河岸に連なる水墨画にも描かれた山々と共に「漓江風景区」として世界中に知られ、その景観に人気があります。1990年代にはウーロン茶飲料のCMのロケ地にもなって、日本からの観光客もたくさん押し寄せたのだとか。
桂林から陽朔(ようさく)エリアまでの83kmのクルーズに参加すれば、水墨画として描かれた絶景を楽しむことができます。川の水量にもよりますが、所要時間は4時間ほどです。

桂林の船着き場にはボートが並んでいました。クラスは5つ星、4つ星、3つ星の3つ。5つ星はゴージャスなシートに豪華な食事、4つ星はゆったりとしたシートにブッフェのランチ。3つ星はまぁまぁなシートにお弁当がつくそう。

船室にはゆったりとした革張りのソファが設置されて、中央にはブッフェのテーブル。こちらが今回搭乗した4つ星クラスです。

大きな窓からは外の景色をかなりしっかりと見ることができて、4時間の川下りを大いに楽しめそう。

ビールやソフトドリンク、ちょっとしたスナックを売る売店もありました。

船が出港するとお茶のセレモニーが。ウーロン茶を目の前で淹れてくれます。

一番上にあるデッキからはもちろんこの迫力。シートでのんびりしつつ、見どころのアナウンスがある度にここに上がります。

こちらが見どころマップ。岩肌に9頭の馬が描かれているように見える山、猫が横になっているように見える山、観音様とそれを拝む人に見える山々などなど、特に中盤に集中しています。

客数が限られているので、デッキもあまり混むことはなく快適です。左手が「九馬画山」。あの九頭の馬が描かれたような岩山です。

特に盛り上がるのがこちら。20元札の裏側に描かれている風景と同じです。

デッキに集まった人たちの大きさと比べると、迫力が伝わるでしょうか。

桂林からは、朝の決まった時間に順に幾層ものボートが出発するので、並走したり追い抜かれたり。それでもスピードは速くはないのでのんびりです。

見どころ満載の中盤の部分だけを短時間で楽しむいかだボートも人気。それにしても絵になります。

4時間のクルーズが終わり、陽朔に接岸。街に入る城門が出迎えてくれます。
Mopanshan Wharf, Lingchuan County, Guilin City, Guangxi
>>「桂林から陽朔への漓江4つ星クルーズ 宿・ホテル送迎+ビュッフェランチ」の詳細・予約
楽そうなのに死にそうになった驚異の如意峰ハイキング
「如意峰索道景区」のマップ。奥がロープウェイ、手前が頂上 ©Trip.com
「如意峰索道景区」では、山水画の世界の山に登ることができます。まずはロープウェイに乗って最初の山へ。そこから吊り橋を渡って如意峰の中腹へ。そこから階段を上がれば頂上に到達します。
ロープウェイで水墨画の山へ!
如意峰ロープウェイは全長2012メートル。桂林市文化観光局の「桂林市年間トップ10観光エリア」にも選ばれた(2020年) ©Trip.com

ロープウェイのゴンドラのうち二つは床が透明で、足元のずっと下に広がる緑も楽しむことができます。
赤い天空の吊り橋「如意策橋」
吊り橋の赤い布は人々が祈願で結んだもの ©Trip.com

圧巻の「如意策橋」、吊り橋を渡って振り返ればこの絶景。山々が遠くまで連なって夢のような世界です。
“陽朔の天空の城”とも称される「如意雲頂」
大パノラマの頂上!「如意雲頂」 ©Trip.com

さらに遊歩道を進み、こちらが360度のパノラマが広がる如意峰の頂上「如意雲頂」です。6月のこの日はかなり蒸し暑くて、ここまで来るだけでもかなりの疲労感。ここから戻ることもできますが、まだまだこの先にガラス橋「林中漫歩道」に、岩壁に張り付く透明なガラス道「玻璃桟道」があります。
龍が体をくねらせているような「林中漫歩道」

頂上付近から見たガラス橋です。龍が体をくねらせている姿にも見えるそう。多分左下が頭だと思います。

ガラス橋の一部は透明。高所恐怖症の方にはちょっと無理かもしれませんね。

もちろん橋は浮かんでいるわけではなく橋脚があるのですが、その細いこと。橋自体もくねくねと曲がっているし、誰でもちょっとは恐怖を感じるかもしれません。
垂直に切り立った岩にへばりつくガラスの道「玻璃桟道」
長さ138m、幅1.8mの「玻璃桟道」 ©Trip.com

ガラス橋から先、こんどは別の階段を上りますが、これが相当きつい。途中で休みながらようやく「玻璃桟道」へ。垂直に切り立った岩にへばりつくガラスの道です。

強化ガラスとはいえやっぱり心もとないのですが、ここまでの疲労感のおかげが、恐怖感一切なし。ただただ帰りのロープウェイ乗り場に向かいます。がしかし、この先にまだまだ上りの階段が続いて、体力の最後の一滴まで搾り取られることになったのでした。
同行した日本人のメディアのみなさんは途中でリタイアしましたが、若い観光客や、多少足に自信がありそうなご年配の方たちは、ひょいひょいと登っていました。そうです。個人差ですね。整備されていて安全なので、初心者でも安心だと思います。
G321 (Guangcheng Line) in Yangshuo County, Guilin City, Guangxi Zhuang Autonomous Region
チャン・イーモウ総監督の野外ショー「印象劉三姐」

川の上で繰り広げられる大スペクタクルショー「印象劉三姐」もこの地域にあります。毎年11カ月の間は毎日開催。秋の国慶節には出演者もスタッフも帰省するので、1カ月はお休みだそうです。

中に入ると舞台はこの風景! これはもう水墨画の世界ですね。このまま夕暮れを待ちます。

ショーが始まると、遠景の山々がいきなりライトアップされました。手前は小舟に乗る人たち。

近隣の少数民族の風習などをイメージした演出です。

ガイドさんによれば、このショーに1カ月出演しても、内容の意味は不明だったとか。さすが、大御所チャン・イーモウですね。
チャン・イーモウは2008年の北京オリンピックの開会式と閉会式の総監督。「紅いコーリャン」などの名作を世に送り出し、世界的なコンペティションでも数々の賞を受賞してきました。このショーはオリンピックよりも前、2004年に初演されています。

河畔で演じられているのは、原住民の村の様子。出演者は総勢650人。これが毎日上演されるとは驚きです。チャン・イーモウ専門学校が設立されて、演技や映画・舞台を学ぶ学生がこの地に集まったそう。彼らのアルバイトなんですね。それに、近隣の船の船頭さんなんかも出演しているということです。

終盤に差し掛かると、三日月でのダンス。川面に映る光もまた美しい。
ものすごい人的パワー。これは社会主義国家でよく見られるマスゲームに似た演出でした。それぞれの演技力ではなく、大勢が統制されて動いて圧倒的なインパクトを見る者に与えるのは、なるほど中国だなという印象でした。
China Minjiang Mountain Water Theater, 1 Tianyuan Road, Yangshuo County, Guilin City
桂林からの1日旅。夜遅いショーでも現地ツアーを利用すれば桂林のホテルに戻ることができます。いろいろなツアーがありますから、自分に合ったものを探すのがいいと思います。
©Atsushi Ishiguro
