ベルサイユ宮殿
パリ近郊で1番有名なお城といえばベルサイユ宮殿。ルイ14世の悲願だった「有史以来、最も大きく、最も豪華な宮殿」は50年間という歳月をかけ建設されました。工事にはフランス中の建築家、画家、彫刻家がかり出されたのだそうです。
フランスが最も華麗だった時代の残り香が感じられる場所。ここでは、毎晩貴族たちとのパーティーが行なわれていたという伝説が今も残っていますね。そして宮殿での贅沢な生活がフランス革命に繋がったというのは有名な話です。
最も美しい空間といわれる「鏡の回廊」やイギリス式の庭園があるマリー・アントワネットの離宮など、かなり見応えがあります。1日かけてゆっくりと見てまわるのがおすすめです。
フォンテーヌブロー宮殿
パリ近郊の宮殿で、歴史のあるお城といえば、フォンテーヌブロー宮殿。中世封建時代のカペー王朝からナポレオン三世まで、歴代の王がこの宮殿を利用してきました。各時代の特色が入り交じったお城。 フォンテーヌブロー宮殿はフランスの歴史の流れが感じられる場所なのです。
またこの宮殿は、緑囲まれた静かな場所にあるので、パリという都会の喧噪から少し離れたい時などに最適な行き先です。
シャンティイ城
シャンティイ城はルネッサンス様式の城。お城の前に湖が広がり、水面に映る城が美しいことで有名です。
16世紀に建設。フランス革命で破壊されてしまいましたが、その後修築されました。シャンティ城の見所は、なんといっても名画コレクション。城内にコンデ美術館として公開されています。城内には、有料ですが庭園もあり、十分見応えのある城です。
またシャンティイ城の近くに、、シャトー・ド・モンィラルジェンヌという シャトーホテルもあります。高級感溢れるホテルだそう。日帰りでもシャンティイ城にはいけますが、シャトーホテルでフランスのお城をゆったりと体験してみるのもいいかもしれませんね。
ヴォー・ル・ヴィコント城
ルイ14世の財務卿を勤めたニコラ・フーケの城。17世紀の芸術家たちによって造られたバロック様式の宮殿です。しかし、この城はあまりに豪華だったため、フーケはルイ14世の怒りを買い、牢獄されてしまったそうです。その後、ルイ14世はこの城をモデルにして、ベルサイユ宮殿を建てました。
メゾン・ラフィット城
ベルサイユ宮殿と同時期に建てられた城。サン・ジェルマンの森近くにあって、狩猟を楽しんだ王のために建てられたのだそうです。静けさに包まれたお城です。
パリの近郊にこれだけのお城が現在もあるのは意外だったのではないでしょうか。これらのお城では豪華絢爛だった頃のフランスを体験することができます。フランスの歴史を垣間みることのできる旅になりますよ。
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