(C) facebook/Waitomo Glowworm Caves
映画に登場していくる場所や建物で、これは絶対に作り物だろう、と思うものがあります。しかし、そんな場所や建物でも実在することがあるのです。これから“一度は行ってみたい!”と思ったあの有名映画に登場した実在する場所をご紹介していきます。どれも映画鑑賞時に“あったらいいな”と思っていた場所ばかりでしょう。
ニュージーランドにある「ロードオブザリング」のホビット村
(C) facebook/Hobbiton Movie Set
ロードオブザリングに登場するホビット族が済むホビット村は、独特な造りの建物が印象的でした。あの村が実在するのなら行ってホビット族と一緒にパーティーをしたい、なんて思ったものです。じつは、そのホビット村は実在します。残念ながらホビット族はいませんが、こんな村を訪れたら、ロードオブザリングの世界の中に入り込んでしまいそうです。
(C) facebook/Hobbiton Movie Set
(C) facebook/Hobbiton Movie Set
映画のセットがそのまま残っていて、観光ツアーまであります。映画ファンのみならず、ファンタジーな世界にトリップしたいのなら、ぜひ行ってみたいものですね。
「天空の城ラピュタ」の飛行石が埋まっている洞窟、ワイトモ洞窟
(C) facebook/Waitomo Glowworm Caves
天空の城ラピュタの中の印象的なシーンのひとつに、灯りを消した途端、洞窟の中にある飛行石がキラキラとまるで星のように輝き始めるシーンがあります。あの洞窟のモデルとなった場所はあるのか? とずっと気になっている人も多いのではないでしょうか。
(C) facebook/Waitomo Glowworm Caves
飛行石の埋まった洞窟のモデルになったかどうかは定かではありませんが、ニュージーランド北島には、ヒカリキノコバエの幼虫「土ボタル」が生息するワイトモ洞窟は、飛行石の埋まったあの洞窟にそっくり。実在するといっても過言ではないくらいです。
(C) facebook/Waitomo Glowworm Caves
ヒカリキノコバエは、オーストラリア東海岸やニュージーランドに生息する昆虫で、幼虫は青白い光を発するため「土ボタル」として知られているそう。この「土ボタル」が放つ光が飛行石の光と似ています。いずれにしても、この洞窟にいけば、ラピュタの世界観を堪能できそうですね。
「トゥモローランド」のモデルになったスペインの芸術科学都市
映画「トゥモローランド」で近未来を彷彿させるアートな建物として気になっていた人もいることでしょう。この建物はスペインのバレンシアに実在していて、スペインの新しい顔としても注目を集めています。芸術、科学、自然に触れられる複合文化センターだそうです。
世界的に有名なバレンシア出身の建築家、サンティアゴ・カラトラバが設計しただけあり、まるでアートのような建造物。見ているだけで、未来都市にタイムスリップしたかのような錯覚に陥っていきます。
日常を離れて映画の世界にトリップしたいとき、実在する映画のロケーションや建造物を訪れてみるのもいいでしょう。映画の世界をより身近に感じることができるはずですよ。