旅行をする際、どこを観光して、何を食べるかも大切ですが、どの宿に泊まるかも重要です。宿選びによってその旅に対する印象が大きく変わってきます。そこで自分にぴったりな宿を見つける秘訣をご紹介。
旅先で誰と過ごしたいかを考える
友達や家族と旅をする場合は、あまり悩む必要はありませんが、ひとり旅の場合、誰と過ごしたいかを考えてから宿選びをすることが大事。一人で自由にのんびりと過ごしたいのなら、ホテルを選ぶことでプライバシーをしっかりと守ることができます。また、旅先でたくさんの人と交流を持ちたいようなら、民宿やゲストハウスなどに宿泊して、他の旅行者とコミュニケーションを取るのもいいでしょう。
旅の一番の目的は何なのかを考える
観光が一番の目的であれば、観光地に近い、もしくは観光地へのアクセスが良い宿を予約するに越したことはありません。移動時間の短縮につながります。しかし、観光はあくまでおまけ程度、のんびりと休むことが一番の目的なら、観光地から離れた場所にある宿への宿泊も視野に入れることができます。友達や仲間との交流を最優先したのなら、1棟貸切の宿に宿泊するのもいいかもしれませんね。
宿泊先の施設や設備に注目する
“ただ寝るだけだからどんな宿でもいい”という人もいるかもしれませんが、宿泊先の寝具などが自分に合わないと、睡眠の質が下がり、疲れが取れないことがあります。そのため、事前に宿泊候補にあがった宿の施設や設備はチェックしておきましょう。今は便利な世の中。インターネットで宿名を検索すれば、大抵のことはわかります。気になることをチェックしたうえで、自分にぴったりな宿を見つけたいものですね。
食事がついているかどうか確認する
宿が街の中心部から離れた場所にあったりすると、外に朝食はおろか夕食も食べに行けないことがあります。場所によっては徒歩圏内にコンビニすらないところも! 宿に予約を入れる前に朝食や夕食はついているのか、忘れずに確認しておきましょう。
さらに朝から外に行ってご飯を食べる気力がなさそう・・・と思うようなら、朝食がついている宿を予約しておいた方が安心です。
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宿泊代にいくら出せるのか計算する
今回の旅で宿代にいくら出せるのか旅の総予算から交通費や観光費、飲食代などを引いて考えてみると、必然的に宿泊できる宿の候補がいくつかあがってきます。そのうえで、あなたが絶対に譲れないことをクリアしている宿を選べば、宿選びを間違えることはほぼないでしょう。
ただ予算内で求めている条件をすべて満たしてくれる宿というのは、いざ探してみるとあまりないものです。ですから、事前に絶対に譲れない条件を3つ程度あげておき、それらをクリアしているのならオッケーといった前向きな妥協をすることも宿選びにおいては大事なことのひとつとなります。
語学力に応じて宿泊先を選ぶ
海外に行く時、気をつけたいのが語学の壁。著者も過去にイギリスに旅行した際、ホテルのチェックインでさまざまな質問を英語で矢継ぎ早にされて困ったことがありました。この時は、偶然その場に居合わせた英語がペラペラな日本人女性に助けてもらいことなきを得たのですが・・・そうはいかない場合も多々あります。
英語圏ならまだしも普段触れる機会の少ない言語の国に行くのなら、日本人スタッフがいるホテルやドミトリー、日本人経営の宿に予約を入れた方が言葉の壁の心配もなく、安心感があります。オプショナルツアーに関しても同じで、日本語ツアーだと割高な傾向がありますが、その分、言葉の壁に悩まされません。
どのような旅を実現したいのか考える
自分の未来を想像して、過去を振り返った時に“素敵な旅だった”と思える旅にするには、どのような宿を選ぶ必要があるのか考えるといいでしょう。そうすれば、おのずと今回の旅で宿泊すべき宿が絞られていきます。
たとえば、リッチで癒される旅の思い出を作りたいのなら、サービスが良く、エステなどが受けられ、気分が華やぐ内装のホテルや旅館を予約するといいでしょう。また、文明と離れてとことん自然を満喫したいのなら、少し前に流行った圏外旅行のようにスマホの電波が届かない人里離れた山奥の宿を予約するのもいいかもしれません。
「恋の出会いだけじゃない!旅先で素晴らしい出会いを体験する方法7選」も素敵な旅の参考にぜひ。
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Ayami ライター
フリーライター。劇団員、OL、WEB編集ライターを経て、フリーランスになる。辛い食べ物、東南アジアが大好き。旅するように生きるのが人生の目標。
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