ご当地の魅力が詰まった「界」とは?
「界 伊東」©Hoshino Resorts Inc.
北は北海道から南は九州まで、全国22カ所にて運営されている、星野リゾート温泉旅館ブランド「界」。「王道なのに、あたらしい。」をコンセプトに、食・温泉・体験などを通して、その土地の魅力にどっぷり浸かれるような和のおもてなしを提供しています。
「界 アルプス」©Ayami
20,000円〜36,000円と利用しやすい価格帯ながら、星野リゾートならではの高いホスピタリティが受けられるのも特徴の一つ。美しい景色とともにゆったり味わう温泉や、伝統文化を表現したモダンな客室など、その地域の特色を活かしたこだわりが随所に設えてあります。また、名物食材を郷土料理や伝統の調理法で仕立てた和食コース「日本旅会席」は、ご当地の魅力を満喫するのにぴったり! 「界」でのステイならではの食の楽しみも見逃せないというわけなのです。
1200年続く名湯に浸る「界 箱根」【神奈川県箱根町】
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神奈川県・箱根湯本駅より車で約10分。「界 箱根」は、豊かな自然に囲まれた閑静な奥湯本に佇んでいます。32室ある客室にはモダンで美しい箱根寄木細工で仕立てられ、湯坂山と須雲川の四季折々の自然を感じながら、1,200年の歴史を誇る箱根湯本のナトリウム塩化物泉による温泉を満喫することができます。
©Nao
特別会席「明治の牛鍋」では、市松模様の皿に盛り付けられたお造りや小柱の旨煮、胡麻豆腐の香煎揚げなど、見た目も美しい滋味深い品々が並びます。メインには「明治の牛鍋 あわせ味噌仕立て」が登場。醤油ではなくあわせ味噌で煮込むことで肉の旨みと野菜の甘みを引き出し、絶妙なバランスの味わいを届けてくれます。すき焼き=醤油ベースの割り下という既成概念が覆るかも。
温泉で心と身体を調える湯治体験「うるはし現代湯治」の一つ「温泉いろは」では、温泉の泉質や特徴、効果的な湯治のコツなどが指南されます。温泉効果を高め、快適な睡眠をサポートしてくれますよ。
住所:神奈川県足柄下郡箱根町湯本茶屋230
電話:界予約センター050-3134-8092(9:30~18:00)
公式サイト:https://hoshinoresorts.com/ja/hotels/kaihakone/
アートを表現したアトリエ温泉旅館「界 仙石原」【神奈川県箱根町】
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神奈川県・強羅駅より車で約15分。標高約700mの仙石原高原に佇むのが「界 仙石原」です。幾多の文人にも愛されてきたこの地にはミュージアムが多く集まっており、「界 仙石原」はそんな仙石原らしい「アトリエ温泉旅館」として親しまれています。
客室は16室とほどよく落ち着いた規模感で、全室露天風呂付き。お湯を満喫しながらゆったりと滞在できるのもうれしいところですよね。大涌谷から引いた温泉の泉質はPH2.0の酸性の硫酸塩・塩化物温泉。白濁した湯の花が美しく舞います。
©Nao
同館の会席料理のテーマは「器と食のアート」。口だけでなく視覚も楽しませてくれる料理が次々と登場します。メインは山海(さんかい)石焼。約200℃に熱した石を溶岩に見立て、山と海の食材を焼いて味わうというものです。生食でも楽しめる新鮮な鮑と海老は、表面をさっと焼いて仕上げましょう。特製の醤油ダレでどうぞ。
「界 仙石原」の各客室には、絵画やガラス細工など、さまざまなアーティストの作品が展示されています。宿泊する部屋によって作品が異なるので、何度訪れても楽しめそうですよね。
住所:神奈川県足柄下郡箱根町仙石原817-359
電話:界予約センター050-3134-8092(9:30~18:00)
公式サイト:https://hoshinoresorts.com/ja/hotels/kaisengokuhara/
中禅寺湖の絶景に出会う「界 日光」【栃木県日光市】
©TABIZINE編集部
栃木県・中禅寺温泉バス停から徒歩約10分。いろは坂を上りトンネルを抜けた先の静かな場所に「界 日光」はあります。館内には、日光東照宮が造られた際に全国から集まった木工職人によって伝え生まれたという「鹿沼組子」が至るところにあしらわれ、日光ならではの素敵な空間が演出されています。
客室は33室。目の前には中禅寺湖が広がり、雄大な男体山の姿も。700m下方にある「日光和の代温泉」から運ばれた温泉は、身体に優しいアルカリ単純温泉です。
©TABIZINE編集部
特別会席ではウニをふんだんに使った料理や宝楽盛りが用意され、メインには和牛と湯波の柳川仕立て鍋も。中央には生ゆばと乾燥ゆばが添えられ、食感の違いも楽しめます。牛肉と湯葉が織りなす極上のハーモニーに、身も心も癒されますよ。
夜には400年の歴史がある伝統工芸「日光下駄」を用いたご当地楽「日光下駄談義」が開催されます。自由に観覧可能なので、趣がある能舞台をぜひ。
住所:栃木県日光市中宮祠2482-1
電話番号:界予約センター050-3134-8092(9:30~18:00)
公式サイト:https://hoshinoresorts.com/ja/hotels/kainikko/
関東屈指の名湯を贅沢に「界 鬼怒川」【栃木県日光市】
©Sakiko Kubo
栃木県・鬼怒川温泉駅から車で約5分。鬼怒川に沿う小高い丘の上に建つ「界 鬼怒川」は、美術館を思わせるモダンデザインの外観が特徴の宿です。
館内には栃木を代表する民藝「益子焼」や「黒羽藍染」などが随所にあしらわれています。48の客室にもそれらの作品が数多く設置されているので、滞在中は伝統工芸や文化を身近に感じられるはず。
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同館では、関東を代表する名湯・鬼怒川温泉の泉質はアルカリ性単純温泉を満喫することができます。十和田石で造られた露天風呂からは桜並木を望むことも。新緑や紅葉など、四季折々の風景を眺めながら入浴してみてくださいね。
益子焼をはじめとした個性的な約300枚の豆皿がずらりと並ぶ「豆皿ギャラリー」は特に圧巻。厚みや重みもあってぽってりとした益子焼は、日常使いに取り入れやすいと人気の焼き物です。
住所:栃木県日光市鬼怒川温泉滝308
電話番号:界予約センター050-3134-8092(9:30~18:00)
公式サイト:https://hoshinoresorts.com/ja/hotels/kaikinugawa/
里山暮らしに触れられる「界 川治」【栃木県日光市】
©Sakiko Kubo
栃木県・川治湯元駅より車で5分ほど走ると見える「界 川治」。男鹿川と鬼怒川が合流する自然豊かな渓流沿いに佇む同館は、武家屋敷を思わせるような風情ある外観が特徴です。
館内は至るところにひょうたんをモチーフにしたデザインがちりばめられており、幻想的な空間を演出。54室ある客室は、伝統工芸「野州麻紙(やしゅうまし)」を生かしたモダンなデザイン。古くから湯治場として親しまれてきた川治温泉の泉質はアルカリ性単純温泉で、敏感肌の人でも心地良く浸かれますよ。
©Sakiko Kubo
障子に囲まれた半個室の食事処でのんびりと食事を楽しむことができるのもうれしいところ。メインの「和牛と山くじらの里山鍋会席」は、柔らかな肉質の和牛、弾力と甘みのある脂身が特徴的な猪肉、種類豊富なきのこを使った、里山の恵みを存分に味わえる特別会席。コクのある味噌だれと、さっぱりとしたたまり醬油酢だれの2種類のタレで楽しめます。
人気のご当地楽の一つが「きな粉づくり体験」です。大豆を挽く音や独特の感触は不思議な心地良さをもたらしてくれますよ。粉末になった大豆の香ばしい香りをぜひ。
住所:栃木県日光市川治温泉川治22
電話番号:界予約センター050-3134-8092(9:30~18:00)
公式サイト:https://hoshinoresorts.com/ja/hotels/kaikawaji/
全室オーシャンビュー相模湾の絶景を「界 アンジン」【静岡県伊東市】
©TABIZINE編集部
静岡県・伊東駅から車で約5分。英国人航海士・三浦按針(あんじん)ゆかりの地に建つ「界 アンジン」は、圧倒的オーシャンビューが魅力のモダンな温泉旅館です。45室の客室すべてが相模湾に面していて、室内には船の古材を使ったアート作品の数々も。大航海時代の船旅気分を感じながら、ゆったりステイできる宿なのです。
最上階にある大浴場からも、アルカリ性単純温泉のお湯に浸かりながら青く広がる海を一望できます。
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「界 アンジン」といえば、なんといっても最上階の「サンブエナデッキ」。ここから望む大海原はまさに圧巻です。時間帯によって異なる表情を見せる風景に、滞在中は何度でも足を運びたくなりますよ。
全国にある「界」の中で唯一、生ビールサーバーを使って自分でグラスに注ぐことができます。生ビールを片手に、サンブエナデッキの美しい景色を楽しんで。
住所:静岡県伊東市渚町5-12
電話番号:界予約センター050-3134-8092(9:30~18:00)
公式サイト:https://hoshinoresorts.com/ja/hotels/kaianjin/
4本の源泉からなる贅沢な湯浴み「界 伊東」【静岡県伊東市】
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こちらも静岡県・伊東駅から車で約5分とアクセス良好な「界 伊東」。伊東はその温暖な気候で一年中花が咲くことから、30室の客室を始め、館内の至る所に花の美しさを表現したデザインが施されているのが特徴です。
同館は、4本の源泉を持っているのも見逃せないポイント。大浴場はもちろん、客室の風呂や屋外プールまで、すべてが源泉かけ流しという贅沢なおもてなし! 泉質はカルシウム・ナトリウムー塩化物・硫酸塩温泉で、美肌の湯としても親しまれていますよ。
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夕食の特別会席では、伊勢海老・鮑・金目鯛という、三大美味を満喫できます。金目鯛の椿蒸しは、金目鯛の鮮やかな色味はそのままに、コクのある味わいに。食べる直前にかける椿油と隠し味のオイスターソースが味の決め手です。
日本庭園を望む足湯も、もちろん源泉かけ流しの温泉。湯治茶やアイスキャンディなどを味わいながら、ゆったりと温まることができます。22時まで利用できるので、夜に楽しむのもまた情緒満点ですよね。
住所:静岡県伊東市岡広町2-21
電話番号:界予約センター050-3134-8092(9:30~18:00)
公式サイト:https://hoshinoresorts.com/ja/hotels/kaiito/
お茶の世界を五感で体感「界 遠州」【静岡県浜松市】
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静岡県・浜松駅からは車で約40~50分、東名高速道路・舘山寺スマートI.C.から車で約5分の浜名湖湖畔に構える「界 遠州」は、日本有数のお茶処ならではの、煎茶の奥深さが満喫できる温泉旅館です。
中庭にはチャノキとツツジを植えた「つむぎ茶畑」が広がり、おいしい煎茶の淹れ方や飲み方などを学べる特別な催しも。33の客室と「界」お馴染みのトラベルライブラリーからは、浜名湖を望む壮大な景色が広がります。
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同館では、舘山寺温泉の塩化物強塩温泉(ナトリウム+カルシウム)に浸かることが可能です。大きな桶型の露天風呂「華の湯」では、静岡茶の一大産地である牧之原台地で採れた深蒸し茶を包んだ「お茶玉」と一緒に入浴できます。お茶の恵みを五感で感じながら、ゆったり過ごしてみてください。
3種類用意されたお茶から同じ新茶を当てるという、ゲーム的な体験も用意されています。知っているようで詳しく知らない、おいしいお茶の淹れ方も教えてもらえますよ。
住所:静岡県浜松市西区舘山寺町399-1
電話番号:界予約センター050-3134-8092(9:30~18:00)
公式サイト:https://hoshinoresorts.com/ja/hotels/kaienshu/
8種類の浴場を持つ大人の隠れ家「界 松本」【長野県松本市】
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長野県・松本駅から車で15分程度の場所に位置する「界 松本」。閑静なエリアに佇む和モダンな建物は、有名建築家・羽深隆雄氏によって造られたもので、大人の隠れ家という表現がぴったりな空間です。
迷路のような館内を抜けると、そこには信州・松本の街を一望できる開放的な客室が。客室は全部で26室と小規模なので、ゆったりおこもりステイが叶えられるというわけですね。松本城主の御殿湯も設けられていたという名湯・浅間温泉はアルカリ性単純温泉とされ、なめらかな肌触りに仕上げてくれますよ。
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また、浮力を楽しむ寝湯や音を楽しむ大風呂、香りを楽しむ檜おがくず風呂、岩盤浴気分を楽しむラディアントバスなどと、8種類の浴場が用意されているのも特徴の一つ。13通りの湯浴みが楽しめるので、好みのスタイルを見つけてみてくださいね。
夕食の後は、高さ13mもある開放感のあるロビーでコンサート鑑賞を。予約は不要なので、ふらっと立ち寄り楽器の演奏に耳を傾けてみてもいいかもしれません。素敵な音楽とともに、ワインも楽しめますよ。
住所:長野県松本市浅間温泉1-31-1
電話番号:界予約センター050-3134-8092(9:30~18:00)
公式サイト:https://hoshinoresorts.com/ja/hotels/kaimatsumoto/
冬に行きたくなる田舎宿「界 アルプス」【長野県大町市】
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長野県・信濃大町駅から車で約15分の地にある「界 アルプス」は、雪国のアーケード「雁木(がんぎ)」に沿って両側に客室や温泉棟が並ぶ造りが象徴的な温泉宿です。
冬には美しい銀世界が広がり、夏には爽やかなアルプスの空気が味わえる、素敵な場所。客室は全部で48室が用意され、室内には地元の切り絵作家・柳沢京子氏によるアートワークの設えも。かつての信州での暮らしには欠かせなかった囲炉裏も用意。北アルプスの麓に湧く葛温泉から引いた湯はアルカリ性単純温泉とされ、肌を優しく包み込んでくれますよ。
©TABIZINE編集部
夕食では、わたあめでできた名物の雪鍋を満喫することができます。初めて目の前にすると、「おお~!」と声をあげてしまうほどのインパクト。割り下を注ぐとわたあめが溶ける様子は、まさに「雪解け」ですよ。
冬になると、露天風呂では雪化粧した山々が見える雪見風呂が楽しめます。敷地内にも雪が美しく積もり、軒先にはつららも。冬にこそ行きたくなるのも「界 アルプス」の魅力です。
住所:長野県大町市平2884-26
電話番号:界予約センター050-3134-8092(9:30~18:00)
公式サイト:https://hoshinoresorts.com/ja/hotels/kaialps/
伝統とモダンの美しき融合「界 加賀」【石川県加賀市】
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石川県・加賀温泉駅から車で約10分の場所に建つ「界 加賀」。国の有形文化財にも登録されている老舗旅館「白銀屋(しろがねや)」の建物に「界 加賀」独自のエッセンスを加えた和モダンな温泉旅館です。
館内には加賀友禅や加賀水引、九谷焼などの伝統工芸に彩られた素敵な空間が広がります。客室は48室用意されており、室内の至る所に加賀の伝統文化を表現。温泉は高僧・行基が霊峰白山へ向かう途中で発見したとされる山代温泉が引かれ、泉質はナトリウム、カルシウム-硫酸塩、塩化物泉(低張性弱アルカリ性高温泉)です。
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加賀文化に浸れる大浴場「九谷の湯」の壁面には、4枚の九谷焼のアートパネルが組み込まれているのも特徴の一つ。露天風呂との仕切りガラスには金沢箔で描かれた白山のアートは、金箔ならではの繊細な表現力が美しく、こちらも思わず見入ってしまいますよ。
「界 加賀」から徒歩約1分の場所にある共同浴場「古総湯」では、「湯あみ」という当時の入浴方法も体験できます。「界 加賀」の宿泊者は無料で楽しめます。
住所:石川県加賀市山代温泉18-47
電話番号:界予約センター050-3134-8092(9:30~18:00)
公式サイト:https://hoshinoresorts.com/ja/hotels/kaikaga/
眼前に広がる海を満喫「界 別府」【大分県別府市】
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世界に誇る温泉地・大分県別府市にある「界 別府」。「ドラマティック温泉街」をコンセプトに、建築家・隈研吾さんがデザインに携わっています。建物全体を一つの温泉街として設え、昔の風情を表現しているのも大きなポイント。提灯が照らす石畳の路地や夜店などをイメージした空間が広がっているのです。
©TABIZINE編集部
「界 別府」では、肌を滑らかにする効果が期待できる美人の湯(重曹成分を含む炭酸水素塩泉)が満喫できます。露天風呂と内風呂があり、源泉かけ流しの「あつ湯」と温泉成分を身体に浸透させるために加水した「ぬる湯」を楽しめますよ。
客室は、全室オーシャンビューで言葉を失う絶景が楽しめるのが一番の魅力です。ただただ「海を眺める人」になりたくなるような宿。快晴の海、薄曇りの海、朝焼けの海……季節や時間によって変わるさまざまな海の眺めが楽しめます。
住所:大分県別府市北浜2-14-29
電話:界予約センター050-3134-8092(9:30~18:00)
公式サイト:https://hoshinoresorts.com/ja/hotels/kaibeppu/
由布院の原風景を感じる棚田ビュー「界 由布院」【大分県由布市】
©TABIZINE編集部
大分県・JR由布院駅から車で約10分の場所にある「界 由布院」。「界 別府」と同様に、建築家・隈研吾さんが設計とデザインを担当されました。宿の中心には棚田が広がり、由布院の原風景と四季の移ろいが感じられる温泉旅館です。
全45室ある客室のなかには、棚田に面した独立した建物「蛍かごの間(棚田離れ)」とくぬぎ林に面した「蛍かごの間(くぬぎ離れ)」の2タイプの離れがあり、よりプライベート感のあるおこもり滞在が漫喫できます。温泉は、全国2位の湧出量と源泉数を誇る由布院温泉で、柔らかな泉質の弱アルカリ性単純温泉です。
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棚田を囲むようにテラスや客室、離れのお部屋が配置されていて、宿の中心には棚田を一望できる「棚田テラス」があります。眼前に広がる棚田や林、山の風景からは四季が感じられ、自然の美しさに癒されます。
棚田に面した離れの客室「「蛍かごの間(棚田離れ)」からは、まるで自分のためだけにあるような棚田のある風景が楽しめます。里山の雰囲気を味わいながら、のんびりと過ごせます。
住所:大分県由布市湯布院町川上398
電話番号:界予約センター050-3134-8092(9:30~18:00)
公式サイト:https://hoshinoresorts.com/ja/hotels/kaiyufuin/
灯台と海を望む絶景宿「界 出雲」【島根県出雲市】
©TABIZINE編集部
島根県出雲市日御碕(ひのみさき)に佇む「界 出雲」。出雲大社へも車で20分でアクセスできます。出雲日御碕灯台と海のすぐそば、美しい夕日も眺められる絶好の立地にある温泉旅館です。
客室は、灯台側と出雲松島を望む海側にあり、灯台側のお部屋からは灯台をバックにドラマチックな夕日を、海側のお部屋からは朝日に染まる海の風景が楽しめます。温泉の泉質は、塩分濃度が高い塩化物強塩泉。露天風呂には寝湯もあるので、波の音を聴きながらリラックスした時間を過ごせます。
©TABIZINE編集部
夕食では、出雲蕎麦やしじみなど地元食材を使った料理が味わえます。出雲大社の縁結びをイメージを宝楽盛りをはじめとして、縁起のよさを感じさせる素敵な器の数々も必見です。
朝の日の出の時間「かわたれ時」の風景が美しいことから、その名がついた「かわたれテラス」。日本海に佇む出雲松島や水平線を眺められ、海をすぐ近くに感じられます。時間によって変わる海の景色が楽しめるのが魅力です。
住所:島根県出雲市大社町日御碕604
電話番号:界予約センター050-3134-8092(9:30~18:00)
公式サイト:https://hoshinoresorts.com/ja/hotels/kaiizumo/
極み タグ付き活松葉蟹づくし会席が神!「界 玉造」【島根県松江市】
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島根県・玉造温泉に佇む「界 玉造」は、全室露天風呂付きの温泉旅館。日本庭園や太鼓橋、お茶室にも見られる風流な建物を残しつつ、2022年11月16日に、全客室を一新しリニューアルオープンしました。
日本最古の美肌温泉で、天然の化粧水と称される玉造温泉。出雲国風土記にも、「二度浴すればどんな病も治癒してしまうことから人々が神の湯と呼んでいる」と残されています。温泉に浸かりながら、源泉や日本酒にパックを浸して楽しむこともできます。
©TABIZINE編集部
島根県の伝統芸能「石見神楽」。界 玉造のスタッフによる、出雲にちなんだ演目「大蛇(オロチ)」を毎夜鑑賞することができます。また、島根の地酒をお得に楽しめる「日本酒BAR」も魅力。県内ほぼすべての蔵の日本酒がそろうなかから、好みで3種+おつまみ1種を選んでセットにできるんです(税込1000円~)。
昼まで生きていたという松葉蟹を午後にさばくプリップリの刺身から始まる夕食は、そのおいしさからあっという間に蟹沼へ。焼き蟹、揚げ物、蒸した蟹、蟹すき鍋と、松葉蟹1.5杯分を味わい尽くす会席は最高です。
住所:島根県松江市玉湯町玉造1237
電話番号:界予約センター050-3134-8092(9:30~18:00)
公式サイト:https://hoshinoresorts.com/ja/hotels/kaitamatsukuri/
さわやかな香りが楽しめるりんご風呂「界 津軽」【青森県南津軽郡】
©TABIZINE編集部
青森県・大鰐(おおわに)温泉にある「界 津軽」。ロビーにある加山又造の壁画「春秋波濤(しゅんじゅうはとう)」や、木漏れ日のように青森の伝統工芸「こぎん刺し」模様が降り注ぐ幻想的な廊下、宿のさまざまな場所に置かれた美しい調度品の数々も目を惹きます。
フレッシュなりんごが浮かぶりんご風呂は、内湯と2022年11月に誕生した「かまくら露天風呂」で楽しめます(※夏には青森ひばをりんごに見立てた、ひばりんごを浮かべています。時期により、りんごとひばりんごが混在することがあります)。「界 津軽」の温泉の泉質はナトリウム‐塩化物・硫酸塩泉。また、冬には、雪国の青森だからこそ楽しめる、雪に包まれた銀世界が見られるのも魅力です。
©TABIZINE編集部
夕食は、青森県ならでは「大間のまぐろづくし会席」。まぐろのお刺身や握り、まぐろ香煎揚げ、まぐろのねぎま鍋と、まさにまぐろづくし! 毎晩ロビーで無料開催されている「津軽三味線生演奏」は、津軽三味線の生の音色が聴ける貴重な機会です。
青森ヒバの湯船にぷかぷかと浮かぶりんご風呂が魅力のひとつ。りんごは毎日新しいものが用意されるので、チェックインしたらまず、お風呂に直行してりんご風呂を満喫するのがおすすめです。
住所:青森県南津軽郡大鰐町大鰐字上牡丹森36-1
電話番号:050-3134-8092(界予約センター9:30~18:00 )
公式サイト:https://hoshinoresorts.com/ja/hotels/kaitsugaru/
北海道遺産のひとつであるモール温泉を満喫「界 ポロト」【北海道白老郡】
©Reico WATANABE
北海道白老町のポロト湖畔にある「界 ポロト」。全客室がポロト湖に面しており、施設内の随所にアイヌ民族の文化や暮らしから着想を得た建築様式やアートが散りばめられています。
大浴場は、とんがり湯小屋の「△湯(さんかくのゆ)」とドーム型の「〇湯(まるのゆ)」の2つです。北海道遺産のひとつでもある「モール温泉」と呼ばれる珍しい泉質は、太古の植物由来の有機物を含んだ茶褐色のお湯が特長。アルカリ性のため、古い角質を落として肌の新陳代謝を促してくれる効果もあります。
©Reico WATANABE
夕食の特別会席のメインである「毛蟹と帆立貝の醍醐鍋(だいごなべ)」は、濃厚なブイヤベーススープに、毛蟹や帆立貝、鮭など北海道を代表する食材がたっぷり。毎週土日には、「アイヌ伝統歌『ウポポ』を奏でるひととき」が開催され、アイヌ文化を肌で感じることができます。
珍しい泉質であるモール温泉が楽しめる大浴場。まるでポロト湖上にいるかのように感じる開放的な露天風呂は、野鳥のさえずりと化粧水のようにしっとりしたお湯に身も心も癒されます。
住所:北海道白老郡白老町若草町1-1018-94
電話番号:050-3134-8092(界予約センター9:30~18:00 )
公式サイト:https://hoshinoresorts.com/ja/hotels/kaiporoto/
とろりとした泉質が魅力「界 長門」【山口県長門市】
©界 長門
山口県最古の温泉・長門湯本温泉にある「界 長門」は、温泉街再生に向けた取り組み「長門湯本温泉観光まちづくりプロジェクト」の一環。長門湯本駅から同宿へ向かう道も、音信川の両端に旅館やお店が並び、旅情を盛り上げてくれます。
温泉はとろりとした泉質が魅力。大浴場は、内風呂に湯舟が2つあり、小さいほうは、ぬるめの源泉がかけ流しになっています。夏はぬるめの源泉にゆっくり浸かるもよし、冬は加温した熱めの湯舟と交互に楽しむもよし。露天風呂も併設されています。
©Kelly
夕食は、山口県の郷土料理「瓦そば」から着想を得た瓦焼きや、特注の桶で供される美しい「宝楽盛り」も楽しめます。国内漁獲高第2位を誇るケンサキイカをはじめ、三方を海に囲まれた山口県は魚介類の宝庫。季節によってさまざまな海の幸が楽しめます。
宿のすぐそばの自然豊かな温泉街では、川床テラスでどら焼きを食べたり、行燈や和傘を手に夜の幻想的な灯かりの中をそぞろ歩いたりと、温泉街ならではのゆったりとした時間を楽しめます。
住所:山口県長門市深川湯本2229-1
電話番号:050-3134-8092(界予約センター9:30~18:00 )
公式サイト:https://hoshinoresorts.com/ja/hotels/kainagato/
緑の美しさに心打たれる「界 阿蘇」【大分県玖珠郡】
©TABIZINE編集部
大分県・瀬の本温泉にある「界 阿蘇」。約8000坪の敷地にたった12棟の客室という贅沢な造り。全室温泉露天風呂付きなので、朝、昼、晩と好きな時間に好きなだけ温泉が楽しめるのも最高です。
天井が高く、開放感ある客室からも見える美しい緑が印象的。リピーターが多く憧れの宿と言われるのも納得です。ロビーの先には、美しい阿蘇五岳を望める「絶景テラス」があり、阿蘇のおいしい空気を全身で感じられます。
©TABIZINE編集部
スタッフが目の前で焼いてくれる「牛フィレ肉の溶岩ステーキ」をはじめ、一品一品が滋味深い味わい。朝食にいただく南関あげのお味噌汁もおいしく、うっとりと幸せな余韻を残してくれます。
客室、ロビー、ダイニングと、宿にいながらにして阿蘇の大自然を満喫できるのが魅力。緑に囲まれたプライベートな空間で、温泉に浸かりながら、ゆっくりと穏やかに流れる時間を過ごせます。
住所:大分県玖珠郡九重町湯坪瀬の本628-6
電話:050-3134-8092(界予約センター9:30~18:00 )
公式サイト:https://hoshinoresorts.com/ja/hotels/kaiaso/
地獄を見下ろし温泉を満喫する「界 雲仙」【長崎県雲仙市】
©Atsushi Ishiguro
長崎県・雲仙温泉にある「界 雲仙」。地面から温泉や蒸気が噴出する温泉地獄と地続きの宿で、客室からも地獄を見下ろせます。湯浴みに特化した「客室付き露天風呂」は、なんとお部屋の約半分が露天風呂スペース。
大浴場の内湯には、源泉かけ流しの白濁した「あつ湯」と、透明な「ぬる湯」の湯舟が並びます。露天風呂は、地獄の湯けむりを眺められる野趣あふれる岩風呂です。
©界 雲仙
夕食は、卓袱料理に欠かせない「豚角煮」をリエットにした先付け、酢の物、八寸、おつくりを盛り合わせた「宝楽盛り」、特別会席のメインには「あご出汁しゃぶしゃぶ」が楽しめます。同宿で体験できる「活版印刷」は、長崎が活版印刷の始まりの地であることが由来しています。
お部屋の約半分が露天風呂スペースという客室は、地獄を見下ろすことができる開放的な露天風呂に、体が濡れたままでも横たわることができる湯上りチェアなど、まさに湯を楽しむための部屋といった作りになっています。
住所:長崎県雲仙市小浜町雲仙321
電話番号:050-3134-8092(界予約センター9:30~18:00 )
公式サイト:https://hoshinoresorts.com/ja/hotels/kaiunzen/
桜島ビューの大パノラマを望む「界 霧島」【鹿児島県霧島市】
©Sakiko Kubo
鹿児島県・霧島温泉にある「界 霧島」。霧島高原や錦江湾、もくもくと煙を上げる桜島を見渡すことができる全室桜島ビューの大パノラマ! 大きな窓から望む景色はまるで絵画のような美しさです。
大浴場・内風呂の奥にある、絶景露天風呂から見えるダイナミックな桜島の景色も必見です。霧島の弱酸性の硫黄泉は、湯上がりの肌に透明感と明るさをもたらしてくれる美肌の湯。熱すぎず、ぬるすぎず、快適な温度で身体の芯まで温まり、上がったあともぽかぽかが続きます。
©Sakiko Kubo
夕食の「黒豚しゃぶしゃぶ」には、削りたてのかつお節をこれでもか!というほど、たっぷりとアゴ出汁の鍋に入っています。鹿児島県の名産品として知られる黒豚を使用。素材の旨みが引き立つ出汁の鍋と、さっぱりとした脂身までおいしい黒豚は、なんとも贅沢な味わいです。
客室や露天風呂から望む桜島ビューは、大迫力で想像以上の美しさ。「霧島錦江湾国立公園」内にあることもあり、時間や天候によって変化する自然の表情を見られるのも滞在の醍醐味です。
住所:鹿児島県霧島市霧島田口2583−21
電話番号:050-3134-8092(界予約センター9:30~18:00 )
公式サイト:https://hoshinoresorts.com/ja/hotels/kaikirishima/
今回は星野リゾートの温泉旅館ブランド「界」の施設21軒の違いやそれぞれの魅力を紹介しました。気になる宿は見つかりましたか? いずれもそのご当地ならではの体験やおもてなしが詰まっていて、記事を見ているだけでもわくわくしてきますよね。この記事では紹介しきれなかった魅力やおすすめポイントもまだまだたくさんあるので、各宿の宿泊レポート記事で詳しくチェックしてみてくださいね。