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【オヤのアクセサリーをお土産に】カッパドキアの生活に根付いた伝統工芸

Aug 26th, 2017

【TABIZINE現地特派員による投稿】

カッパドキアは、夏真っ只中。気温は連日30度を超えています。とはいえ、内陸の乾燥した大地のカッパドキアでは湿度は低く、朝晩はしっかりと気温が下がりますから、過ごしやすいです。さらに洞窟や石作りの家は、外気が高温になろうとも、内部は温度も低めで快適に過ごせます。

今年は例年と比較にならないほど、観光客は少ないけれど、それでも7月に入りちらほらと外国人観光客を見かけるようになりました。ギョレメの町中も夕方ころからは、ツアーを終えてお買い物や見学に励む人たちでにぎわっています。

トルコでお買い物をするなら、やっぱりトルコでしか手に入らないものを買いたいですね。旅の記念に、家族や友人、そして自分へのお土産として・・・伝統工芸の「オヤ」がおススメです。

オヤのアクセサリーーカッパドキアの生活に根付いた伝統工芸 細い鍵棒で編むトゥーオヤ

「オヤ」とは、レース編みのことです。最近では、日本でも「オヤ」の知名度が上がり、各地でオヤ作りの教室などが開かれるほどになりました。

イスラム教徒であるトルコの女性たちがかぶるスカーフの縁にレース編みを施したのが、オヤレースの始まりです。オットマン時代に王宮のハーレムで進化し、現在ではネックレスやラリエット、ピアスなど、アクセサリーがたくさん作られています。

アクセサリーならば、荷物の心配をすることなくお土産にできますし、デザインも豊富ですから、贈る相手を思いながら選べるおススメのアイテムです。

「オヤ」と呼ばれるレース編みの中には、たくさんの種類があります。カッパドキアでよく作られるのは鍵編みの「トゥーオヤ」と、同じ鍵編みでもビーズをたくさん使った「ボンジュックオヤ」です。カッパドキアは、オヤの中でもトゥーオヤの作り手が多く、技術力の高いと言われています。

オヤのアクセサリーーカッパドキアの生活に根付いた伝統工芸 かわいいトゥーオヤのブレスレット

一般的なレース編みで使う糸や鍵棒よりも、さらに細いものを使い根気のいる作業が必要なトゥーオヤですが、カッパドキアの女性のほとんどが作ることができるほど浸透しています。
子供のころにお母さんから作り方を習い、結婚して主婦となってからも家事の合間を縫って作品を作るなど、生活の一部になっているからかもしれません。

オヤのアクセサリーーカッパドキアの生活に根付いた伝統工芸
カラーバリエーションの豊富なオヤ糸や、ビーズが処せましと並べられているのは、村の市場での当たり前の光景です。日本のように、洒落たビーズや金具などはありませんが、当たり前の材料でも、デザインを変え、カラーを組み合わせて作ると素敵な作品に仕上がります。

オヤ糸はトルコで生産されたものが、広く販売されてますが、トゥーオヤに使われる鍵は、なんと日本製。チューリップ社の鍵棒が販売されています。他のメーカーの鍵棒を見かけることがほとんどないほど独占市場。日本から遠く離れたトルコで、しかも伝統工芸に使われているのが、日本製とは・・・日本製品の技術力の高さ故ですね。日本人としてうれしい驚きです。

オヤのアクセサリーーカッパドキアの生活に根付いた伝統工芸 メキッキオヤ(タティングレース)のブレスレット

タティングレースとも呼ばれる「メキッキオヤ」は、。専用の船形シャトルを使う難しいオヤのため、メキッキオヤを作れるかたは少なく、年齢が高いおばあ様方のみ。しっかりした作りと、繊細なデザインが素敵ですが、バリエーションは少なめです。日本同様に、トルコでも貴重な伝統技術を受け継ぐものが、減ってきているかもしれません。なんとか、後世に伝わってほしいものです。

知れば知るほど深いオヤの世界。今回はカッパドキアのオヤをご紹介しましたが、次回は、オヤの女王・・・針編みのイーネオヤの芸術的な作品をご紹介したいと思っています。

DAISY

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