ニュージーランド北島、ピハビーチ
日本から約7時間ほど離れたオセアニアにある、ニュージーランド。これからの11月〜2月、心踊るような夏が訪れます。アクティビティが盛んなニュージーランドでは、夏は多くのKIWI(ニュージーランド人)がバカンスのためビーチへくり出します。
ニュージーランドを代表する有名な「ピハビーチ」も多くのKIWIで賑わうビーチの一つ。オークランドから一番近いと言われるサーフビーチでもあります。
タスマン海に面したピハは、パワフルで良質な波が立つ
「ピハビーチ」へは、ニュージーランド北島の中心地・オークランドから車で山道を抜けて約1時間ほど。ピハを目指して閉ざされた山道をぬけると、眼下に壮大な海が広がります。 そして、海にむかってそびえ立つ、ライオンの姿に似た「ライオンロック」が「ピハビーチ」の目印。
(ピハビーチのシンボル、ライオンロック)
ニュージーランドでは、夏は小さな子どもから老人までがサーフィンを楽しみます。初心者とか上級者とか関係ないのです。みんな、あたたかい笑顔で、「日本からきたの?ようこそ!」「日本はスゴい国だよね、僕は日本車が好きだよ」とフレンドリー。そこには、心の国境はありません。
ニュージーランドの海は日本と違い、ほとんどが自然のままの姿を残しています。防波堤などがあまりないので、海が荒れる日もたびたび。そのため、観光でサーフィンを楽しむ場合は、現地で「ニュージーランド サーフィン・スノー ツアーズ」などのツアーに申し込むのがおすすめ。海のコンディションもプロがチェックし、レベルにあわせて教えてくれます。もちろん、用具も全部揃います。 また、KIWIだけでなく色々な国のひとがツアーに参加しているので、一期一会も楽しいところ。
KIWI自慢の人気カフェ
さて、ピハビーチの近くには、KIWIが集う人気のカフェがあります。それが「ピハ・カフェ」。週末の晴れた日にはたくさんの人で賑わいます。
(店内はウッド調で親しみやすい雰囲気。Photo by Loco Yoneda)
まず、海上がりのオススメはフラットホワイト。日本で言うカフェオレのうえに繊細なミルクの泡が注がれているのがフラットホワイトです。
(海上がりの体と心を癒す、温かなフラットホワイト。 Photo by Loco Yoneda)
食事は、オーガニックを意識したメニューを中心に野菜、魚、お肉と充実しています。
(クマラ(さつまいも)入りのハンバーガー。肉厚でジューシー。Photo by Loco Yoneda)
(ニュージーランドといえばサーモン。レモンの風味が脂ののったサーモンとマッチ、ヘルシー志向のひとに人気。 Photo by Loco Yoneda)
(テイクアウェイして、ピハビーチを眺めながら美味しいコーヒーを飲むのも贅沢のひとつ。 Photo by Loco Yoneda)
日本ではできないアクティビティに気軽にトライし、大自然を感じて、のんびりとした旅をしたいなら夏のニュージーランドはおすすめです。人々の笑顔と壮大な自然、あとはちょっとした不便さにも(笑)、日常の雑踏では見過ごしてしまっていたような、大切なことに気づくかもしれません。
Adress:20 Seaview Rd, Piha, New Zealand 0772
Tel:+64 9-812 8808
Hours:Mon – Thurs 8:30am – 4pm/Fri – Sun 8:30am – 7pm
[取材:米田ロコ]
[画像:米田ロコ、shutterstock.com]