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超絶美味しい!知る人ぞ知るニュージーランドのオリーブオイル【お土産にも】

Posted by: 米田ロコ
掲載日: Jun 16th, 2019.

ニュージーランドのオリーブオイルは知る人ぞ知る逸品。その品質の高さは世界各国で催される品評会でも受賞を果たすほど。今回は、現地のスーパーマーケットで入手したオリーブオイルについてリポートしたいと思います。

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(C)shutterstock.com

日本人の食生活に欠かなくなりつつあるオリーブオイル。世界中で生産されるオリーブオイルは、オリーブの産地や収穫時期、製法によって異なった味わいを持ちます。

先日巡ったニュージーランドでは、スーパーマーケットに自国産のオリーブオイルが豊富に並んでいました。日本ではあまり見かけない“Made in New Zealand”のオリーブオイル。これはどんな味か、とても気になる!


知る人ぞ知る、ニュージーランドのオリーブオイル


(C)shutterstock.com

じつは、ニュージーランドのオリーブオイルは、国内外の品評会でも受賞を果たす銘柄もあるほど、高品質。日本で催されるオリーブオイルの品評会、国際エキストラバージンオリーブオイルコンテスト(http://olivejapan.com/contest)でも、「D’Arc Grove」や「TELEGRAPH HILL」などのニュージーランドの銘柄が受賞をしています。

しかし、ニュージーランド全体を通しても、オリーブオイルの生産量は多くなく、日本の身近なお店で簡単に手に入るものではありません。

お土産にも◎ 現地のスーパーマーケットで買えるオリーブオイル

そんな数少ないニュージーランド産のオリーブオイルが、現地のスーパーマーケットで手に入る!これは、もう買わずにはいられません。

訪れたスーパーマーケットCountdown(カウントダウン)で目を引いたのは、「MATAPIRO(マタピロ)」と「The Village Press(ザ・ヴィレッジプレス)」というニュージーランド産オリーブオイルです。

ニュージーランド オリーブオイル

ニュージーランド オリーブオイル

「MATAPIRO」「The Village Press」ともに、Hawke’s Bay(ホークスベイ)という温暖で自然豊かな地域で栽培されたオリーブを100%使用しており、いずれもエクストラヴォージンのオリーブオイルです。


ニュージーランドのオリーブオイルの産地 Hawke’s Bay (C)shutterstock.com

「MATAPIRO」のオリーブオイルはシンプルな一品の展開。27度未満の低温で圧搾されている、非加熱のオイルです。

ニュージーランド マタピロ オリーブオイル

一方、「The Village Press」のオリーブオイルは同じコールドプレス製法(低温圧搾)ならがも、何を選ぶか迷ってしまうほど、複数のオリーブオイルを展開しています。

まるでワイン! 種類が豊富な「The Village Press」のオリーブオイル

「The Village Press」には、複数のオリーブをブレンドしたブレンドオイルと、単一品種のオリーブから搾られるシングルオイルがあります。

ニュージーランド オリーブオイル ヴィレッジプレス
「The Village Press」のブレンドオリーブオイル。

ブレンドオイルのラベルには、First Press(一番搾り)、製法、数量、収穫時期が記載されています。ブランドのWEBサイトによると、どんな料理法にも適していて、幅広い食材とマッチする万能なオリーブオイルなのだとか。

ちなみに、現地で活躍する栄養士のキッチンには、このオイルが置いてありました。

ニュージーランド オリーブオイル ヴィレッジプレス

単一品種のオリーブから搾られたオリーブオイルは、「Barnea (バルネア)」「 Leccino(レッチーノ)」「 Frantoio (フラントイオ)」と3種類あり、品種によって相性の良い食材や、素材の楽しみ方が異なるそうです。ラベルには、味の強度(INTENSITY)も記載されています。

ひとくちにオリーブオイルと言っても種類が多く、その奥が深さは、まるでワインのよう!

このほかに、同ブランドからは5種のインフューズドオイルも発売されています。

ニュージーランド オリーブオイル ヴィレッジプレス
インフューズドオイルは抽出油と呼ばれ、オイルにハーブなどを浸して、それらの成分を抽出したもの。フレーバーが香るオイル。

美味しい食べ方、試してみました

さて、ニュージーランドのオリーブオイルを手に入れてところで、キウイの食卓に倣って、オリーブオイルを色々な方法で食してみました。

今回使ったのは 「The Village Press 」のエクストラ・ヴァージンオリーブオイル。一番搾りのブレンドオイルです。

ニュージーランド オリーブオイル ヴィレッジプレス

【その1:サラダ】
ニュージーランドでよく見かけたのが、サラダにオリーブオイルをかけて食べるシーン。生野菜サラダに、オリーブオイル適量と塩をひとつまみかけ、お好みで黒こしょうをプラス。


(C)shutterstock.com

すっきりとした爽やかな味わい。どんな生野菜によくもマッチします。ドレッシング替わりにオリーブオイルを使うほうが、体にも良さそうです。

【その2:パン】
焼いたパンに、オリーブオイルと塩を少々。シンプルなだけに、オリーブオイルの味がわかりやすい食べ方です。


(C)shutterstock.com

フレッシュでありながらも、コクのあるオリーブの風味がしっかりと伝わります。正直、めちゃくちゃ美味しいです。これは、しばらく病みつきになりそう… ハード系のパンが相性抜群!

【その3:豆腐】
豆腐にオリーブオイル(と塩胡椒を好みで少々)をかけるのは、最近よく日本でも見かける食べ方です。


(C)shutterstock.com

木綿豆腐と絹ごし豆腐、どちらにかけても、豆腐とオリーブオイルがマッチしています。ただ、選ぶ豆腐によって味わいが変わるかも?!普段慣れ親しんだ豆腐と醤油のコンビネーションに飽きたのなら、変化球としてオリーブオイルを使うのが良さそうです。

一通り試して感じたのは、オリーブオイルは単に料理用のオイルではなく、調味料のような存在だということ。調味料として捉えると、オリーブオイルの使い方は、さらに広がりそう!

高品質なオリーブオイルはどこで購入できる?

ところで、ニュージーランドでは、大抵のスーパーマーケットで自国産のオリーブオイルを取り扱っています。しかし、格安スーパーマーケットよりも、中級〜高級スーパーマーケットのほうがオリーブオイルの品揃えは豊富な模様。ちなみに、筆者はcountdownでオリーブオイルを見つけました。

ニュージーランド  スーパーマーケット
(C)Antony Gray

さらに、贈答用など高品質にこだわるなら、キウイの友人いわく『オリーブ農園を訪ねるのがベスト』とのこと。その際には、ニュージーランド国内のオリーブオイル審査会( New Zealand Extra Virgin Olive Oil Awards )の情報が役立つかもしれません。 ただし、スーパーマーケットで並ぶオリーブオイルよりはだいぶ値が張りますので、そのつもりで。


ニュージーランドのオリーブ農園(C)shutterstock.com

オリーブ農園によっては、農園で搾られたオリーブオイル使ったランチを食べられたり、テイスティングができたりと、観光にはもってこい。ニュージーランドのオリーブの魅力が一層楽しめそうです。

『【特集】ニュージーランドの食に隠された魅力を新発見!』では、グルメなおすすめ土産や、名産でもあるキウイフルーツの秘密を現地ルポ。お見逃しなく!

参考
[http://olivejapan.com/ ]
[https://matapiro-olives.com/ ]
[https://thevillagepress.co.nz/ ]
[https://www.olivesnz.org.nz/awards/ ]

米田ロコ

LOCO Yoneda ライター・編集者。
自由と自然を愛し、Vanlifeにて日本を旅する。

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