石畳と坂道の美しい街、「函館」で異国情緒を感じる旅

Posted by: 今井明子

掲載日: Nov 27th, 2013

石畳の坂道をぐんぐん登る

神戸や長崎のように、洋館や教会が立ち並ぶ港町・函館。
幕末、日米和親条約によって開港され、早くから西洋文化が根付いた街です。
もっとも異国情緒を感じられる元町エリアを訪れてみました。

石畳と坂道の美しい街、「函館」で異国情緒を感じる旅

JR函館駅から市電に乗り、元町付近の駅で降りると、石畳の坂道がたくさんあります。
どれも景観がすばらしいので、坂道を登りながら、ついシャッターをたくさん切ってしまいます。

石畳と坂道の美しい街、「函館」で異国情緒を感じる旅

坂の上からふもとを眺めてみる景色もすばらしい。
特に、この「八幡坂」は、坂の向こうに海まで見えるという絶景ポイント。さまざまなドラマや映画のロケ地になりましたし、ここからふもとにむかって記念写真を撮る人もたくさんいます。

明治の香り漂う洋風建築の数々

坂道を登ると、たくさんの洋風建築のオンパレード!
石畳の道と相まって、とてもロマンチックな街並みです。

石畳と坂道の美しい街、「函館」で異国情緒を感じる旅

坂の上にある、一番目を引く建物が、「旧函館区公会堂」。バルコニーからの海の眺めは抜群です。
中でドレスのレンタルをしていて、ドレスを着ながら館内で記念撮影を行うこともできます。

石畳と坂道の美しい街、「函館」で異国情緒を感じる旅

こちらは函館ハリストス正教会。
ロシア正教の教会で、全国で2番目に国の重要文化財に指定されました。
このほか、元町にはカトリック教会もあります。

石畳と坂道の美しい街、「函館」で異国情緒を感じる旅

ほどよく運動したら、ランチの時間。坂の中腹にある、レストラン五島軒に入ってみました。
明治12年に創業した老舗の洋食店で、カレーが有名です。こちらの内装もとてもレトロ。おいしい料理と素敵な空間で、しばし日常を忘れてしまいました。

[All Photos by Akiko Imai]

PROFILE

今井明子

Akiko Imai ライター・気象予報士

「団子より花」をモットーに、グルメよりは生き物や絶景を求めて旅するフリーライター。普段は医療系記事・育児&教育系記事・子ども向け科学本などを執筆する傍ら、気象予報士としてお天気教室の講師も務める。共著書に『気象の図鑑 (まなびのずかん)』(技術評論社)がある。

「団子より花」をモットーに、グルメよりは生き物や絶景を求めて旅するフリーライター。普段は医療系記事・育児&教育系記事・子ども向け科学本などを執筆する傍ら、気象予報士としてお天気教室の講師も務める。共著書に『気象の図鑑 (まなびのずかん)』(技術評論社)がある。

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