冬の風物詩といえば雪だるま。
雪だるまを作る文化は世界中どこでもあるようですが、今回はギネスに登録された「世界一身長の高い雪だるま」を紹介します。
それは、アメリカのメイン州べテルに存在します。
で、でかい!
2008年に作られた、世界一背の高い雪だるまの「オリンピア」。身長37.21メートルで、ギネス世界記録にも登録されています。こちらスノーマンというより、どうやらスノーウーマンのようですよ。
長いまつげがチャーミング ©Tourism on the edge
このまつげ、スキー板で表現されているそうです。アートしてますね。唇は、赤く塗られたタイヤ5個。規模が違います!ちなみに腕となっている木は、なんと9mもの長さだそうです。
クレーンを使ったり、ボランティアがシャベルでせっせと手伝ったりと、作るのにはやはり大変な作業だったようです。実は、これより前にも1999年にも、同じメイン州べテルで、「アンガス」という名の背の高い雪だるまが作られています。こちらは男の子。オリンピアはいわゆる2作目だったのです。
ちなみに、このアンガスやオリンピアが世界記録を更新するまでは、なんと日本の山形県の雪だるまがトップを走っていたそうですよ。
平成7年にギネス登録されて以来、毎年のように作られ続けています。
平成25年のおおくら君 ©大蔵村
巨大な鏡餅のよう!
日本とアメリカの価値観の違いが、雪だるまの形にも出ているように感じます。
10日間かけて作られるというおおくら君は、高さ29.43メートル。雪深い大蔵村ならではの冬の風物詩となっているそうです。